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最新ルンバは「愛犬のフン」も「ケーブル」も賢く回避!

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アイロボット社のお掃除ロボット「ルンバ」最新モデルが2月10日に発売された。

●j7シリーズ|ロボット掃除機 ルンバ | アイロボット公式サイト

それに先立つ2月4日、オンライン開催された新製品紹介のイベントに参加したので、最新モデル「ルンバj7+」の概要をざっくりご紹介したい。

アイロボット ファンプログラム企画でルンバのイベント・モニターに参加しています。

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2002年に誕生した元祖ロボット掃除機「ルンバ」は、ここ数年で急激に進化している。
比較的初期の量販店実演イメージで止まってしまっている人もいるかと思うけど、今のルンバは壁にぶつかりながら折り返して、えっちらおっちら一部屋を掃除する・・・わけではない。

搭載カメラによって空間認識をし、掃除をしながら家の間取りを自ら把握し、理解し、次からはそのマップを元に効率よく掃除をしてゆく。

私も去年、「ルンバ i3+」のモニターをさせてもらい、シェアハウスの一階ラウンジで利用したが、アプリに正確な部屋の間取りが作りあげられ、しかもテーブルやソファで掃除ができない場所も浮かびあがり、感動した。

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これがその時の間取り図。
「ルンバ、お前仕事できるな!!」と思わず声にだして褒めてしまったほどだ。

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ハードの進化もすごいが、それを支えるアプリの進化も目覚ましい。

ルンバが足で作り上げた間取りにはエリア名も付けることができるようで、さらにそれを元にどの部屋をいつ掃除するといったスケジュールも組めるらしい。

進化の余地はもうさほど残っていないのではと思ってしまうが、実はまだまだだった。

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「ルンバ j7」シリーズの特徴は「散らかった床」でもいけちゃうという点。

ロボット掃除機の導入をためらう人の最大の理由は、ロボット掃除機を稼働するには

「床が散らかりすぎている」

ことだった。

使ったことがある人なら経験あると思うが、机の下に脱ぎ忘れた靴下を飲み込み、そのまま動けなくなったり、充電ケーブルがローラーに巻き付いて瀕死状態になったりする。ロボット掃除機を動かす前には結構神経質になって余計なものを片づけなくてはいけなくて、スケジュールで留守の間に無人お掃除♪なんて具合にはならないのだ。

ところがこの「ルンバ j7」は、そうした物体を見つけて回避することができるのだという。

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その新機能を担うのが、ルンバの目であるカメラ。
i7シリーズでは上部中央あたりにカメラがついており、斜め上を見上げながら空間認識をしていたが、今度は前方についていてかなりの広角。

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このカメラが床上の状況を把握し、これから向かう先に避けるべきものの姿を認識したら、その位置を記憶し、回避行動をとる。

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これが実際にルンバが床上の物体を確認・認識する仕組みを説明するための動画。広角のカメラで前方の靴やケーブルなどがある場所を記憶し、折り返してきた時にはそれを回避する動きをとる。

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現時点でルンバが「回避する障害物」として認識しているのはこの9種類のもの。
ケーブル類に靴、靴下、スリッパ、そして「ペットの排泄物(固形)」。

ペットを飼っている人ならきっと「おおおっ!」とどよめくだろう。
室内飼いの犬が粗相してしまったものを、ロボット掃除機が部屋中にローラーしてしまった大悲劇の話はよくきく。

実は私の実家でもつい最近、猫の嘔吐物をよりによって和室の畳の上に広げまくってくれ、その後始末に長時間従事した。残念ながら現段階では猫の嘔吐物は回避すべき障害物には入っていないのだが、いつか追加されるかもしれないし、あるいは「ペットの排泄物」として回避される可能性もあるんじゃないかとちょっと期待している。

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さらに凄いのはここ。
掃除をしながらケーブルを認識し回避した後、それについて「進入禁止エリアを追加しますか?」と聞いてくる。

もしそのケーブルが常設のものであるのなら、今後も進入禁止エリアとして設定すればいいし、そうではなく一時的なものであれば禁止エリアには設定せず、次回何もなければ通常通り掃除をしてもらうようにすればいい。

こうした情報を継続的に蓄積して、どんどん賢くなってゆくのだという。

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現在アプリ接続して稼働しているルンバの数は全世界で1,250万台。
このルンバたちのフィードバックにより、さらに進化し賢くなってゆく。

例えば今は先程の9種類のモノを回避すべきと認識して動いているが、そのうちにレゴブロックがこれに加わるかもしれないし、猫の吐しゃ物が加わる可能性だってある。

ユーザ参加型AIロボット、恐るべし。

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すっきりしたデザイン。

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クリーンベースはルンバの直径より少し短いだけの横長となり、高さは15センチほど低くなったそう。これにより机下などにも配置できるようになった。

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もちろんルンバが集めたゴミを都度、自動でクリーンベースに吸い上げてくれる機能もついている。なので掃除スケジュールさえ組んでしまえば、後はルンバ本体のゴミ回収すら行わなくていい。

人がやるべきことは、クリーンベースの紙袋が一杯になった時に交換するだけだ。

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テレワークで、家の中でノートパソコンを持ち歩いて仕事する場合も、床を這うケーブルを気にせずルンバを動かすことができる。

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気になるお値段はこちら。
クリーンベース付きで税込129,800円。

床拭きロボット「ブラーバジェット」も3月4日に同デザインのものが発売される。

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ラインアップごとにわかりやすく機能・特徴をまとめた表がこちら。

「高額商品なので、まずは我が家で使えるかどうか確認したい」

ということなら、月額料金でレンタルできるサブスクもある。

●ロボットスマートプラン+ 3ヶ月無料キャンペーン | アイロボット公式サイト

3か月無料キャンペーンもあるが、それだと6か月までは借り続けないといけないので(6か月未満の解約は違約金発生)、お試しなら2週間コースがいいと思う。それなら14泊15日往復送料込みで1,980円なので、実質「送料だけ負担すれば試せる」ようなものだろう。

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他にもアプリにはいろいろな機能が搭載されている。
汚れた場所だけのピンポイント清掃や、スマートスピーカーと連携させての音声操作などなど。

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そして!!!

この新「ルンバ j7+」を5月末までモニターさせてもらえることになった。

前回はシェアハウスで利用したが、今回は実家で試す予定だ。身体が少々不自由な母親が暮らしているので、床には脱ぎ捨てた靴下などが落ちていることも多いが、この賢いルンバなら、そんな「床がカオスな実家」でもいけるんじゃないかと。

そして掃除が思うようにできずストレスも溜めている母の強力なパートナーになってくれるんじゃないかと。

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本当にケーブルがあっても巻き込まずに避けてくれるのか。

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そしてペットのフンによる悲劇は起こらないのか。

週末には開梱できるので、がっつり検証していく予定。

●j7シリーズ|ロボット掃除機 ルンバ | アイロボット公式サイト

駆け足の記事になってしまったが、次回からはルンバ実物とともにレポートしたい。

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