ルンバが間取りをパーフェクトに把握!
最新ルンバが実家にやってきて一か月。
左腕を骨折した母に替わって、掃除を全部担ってくれている。
そして賢いルンバは、間取りも家具配置も、さらには床が板なのかカーペットなのかまで把握している。いやすごい。
上の写真を見てもらうとわかるように、長方形の部屋でも実際にルンバが掃除できるスペースは限られている。こたつ領域は入れないし、サイドボードやキャットタワーのある場所もダメだ。ロボット掃除機が動き回れるエリアというのは結構狭く、かつ複雑な形をしている。
ルンバが実際に掃除をしながら作り上げたマップがこちら。
マップ左下にあるホームマークが、ルンバのベースステーションがある洋間。実際は12畳だが、こたつやサイドボードがあり実際に掃除可能なスペースは限られている。
それ以外の部屋も、家具などで入り込めない場所を考えると確かにこのマップの通りだ。
多少ずれている個所もあるがほぼ正確だ。
このマップを元に、もっとルンバを使いやすくするためのカスタマイズをする。
何かというと、部屋の区分けだ。
今もルンバが仮に部屋の境界線を設定してくれているが、それを調整・確定し、特定の部屋の掃除を指示できるようにするのだ。
まずはマップ自体の名称を「1階」に。
もしかして、2階とかも別に作ることができるのかしらん。
次は境界線だ。
緑のラインが、ルンバが仮で設定してくれた境界線なので、それを動かしたり削除したり、あるいは追加したりできるとのこと。
緑のラインは、タップして選択した後、ドラッグで移動できる。
まずはリビングに斜めに敷かれていた境界線を移動させ、リビングと和室の間の境界線にした。
さらにこの斜めの境界線をタップして選択し、リビングとキッチンの間の境界線に。
よっしゃ!
そしてすべての境界線を移動させて、5つの区画を作成した。
どの部屋も妙に細く見えるかもしれないが、実家はダイニングテーブルの下にも寝室ベッド下にもモノびっしりなので、仕方ない。
次に、各部屋に名称を設定する。
部屋名称は用意されているものの中から選ぶ。
唯一、「客間(和室)」に該当する部屋名がなかったので「ラウンジ」とつけた。廊下には洗面所と玄関も含まれるが、そこは掃除する時にまとめてやるで全く問題ないのでいいかなと。
ひと手間かけて部屋設定した理由はこれ。
部屋ごとに清掃できるようになった。
たとえば母がリビングでテレビを見ている時には、リビング以外の廊下や寝室を掃除してもらえるし、寝室で昼寝している時には一番遠いリビングだけを掃除させることもできる。
「廊下に猫の毛が溜まっているなあ」
と思えば、廊下だけの掃除をお願いすることも可能だ。
一気に便利になる。
実家では、こうした機能を持たない別メーカーのロボット掃除機を今まで使っていたので、掃除したい場所に毎回ロボット掃除機を抱えあげて持っていき、さらに他の場所に行かないようにドアを締めるなどして閉じ込めないといけなかったが、もうそんなことしなくていい。
次は進入禁止エリアの設定もしたい。
●j7シリーズ|ロボット掃除機 ルンバ | アイロボット公式サイト
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