人生は手帳で変わる～３週間実践ワークブック

2008年3月13日

最近フランクリン・プランナーを買って、４月から使い始める人へ。

自分がそうだったんだけど、最初今ひとつ「活用法」がわからない。セットの中に活用手引きのようなものがあるんだけど、「刃を研ぐ」とか「大きな石を・・・」とか「重要領域」とか「価値観を考える」とか、それだけ読んでいても、自分の中でしっくり消化できない。

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じゃあ、いまさら「７つの習慣」読むかというと、それもしんどかったりする。
（「７つの習慣」「最優先事項」両方読んだけど、もっと日本人が読みやすいように思い切った意訳してほしい気がする。内容濃いんだけど、文章追うだけですごく疲れるので。・・・って、単に自分の読解力の問題な気もしつつ）

そこでオススメなのが、「フランクリン・プランナー手帳活用」の実践入門書。
本当はきっと「人生は手帳で変わる」を先に読むべきなんだろうけど、

・手っ取り早く
・要点を絞って
・とにかくわかりやすく
・実践的な内容を

ということなら、この「３週間実践ワークブック」だ。

人生は手帳で変わる 3週間実践ワークブック
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だーっと読めば、２時間で読破できる。

ただ途中、いくつか自分で書き込んで作業するところがあるので、やはり少し時間をかけて丁寧に頭から読み進めていったほうがいいだろう。

とーにかく、

わかりやすい！

成功本とか、時間管理法・仕事術＆マネジメントノウハウ系の本を読みなれている人、読むのが好きな人には別に問題ないんだろうけど、自分は、普段そういう本を読みなれていない。

なんで、読むだけでちと疲弊してしまう。
ちゃんと理解すれば、自分が抱える諸問題解決のヒントも得られるんだろうなあと思いつつ、正直、積極的に読もうという気になれない。

この本は、そんな自分みたいなビギナーには非常にとっつきやすい一冊だ。
（ビギナー以外の人にとっては物足りないかも）

↑ね、なんか読みやすいでしょ。
この冒頭の４ページ目から２０ページ目だけでも、ちょっと「ガツン」とやられた感じに自分はなった。

そうだよ。
それってば、まさに自分のことだよ。
時間がないないとかいって、でも今日も24時間あったし、昨日も24時間あったんだよ。。。

ジャック・バウアーを見てみろ。
いや、それは別か。

構成も非常に工夫されたワークブックになっていて、
いきなり「人生には目標が必要だ」とか、最初から最後まで語り続けられて、最後に「さあ、目標を書け」とかいわれたら戸惑うけど、この本だと、ステップを踏んでそこにたどり着く。最初は自分の尊敬する人を書き出して、そのどこをリスペクトしているのかを探す。その中に自分の価値観を探る。

あの人物に、こんな生き方に、この言葉に惹かれる自分の中の価値観はなんなのか。

書き出してみるって重要。
今回このワークブックをやりながらそう思った。

２～３時間くらいの自己啓発セミナー（怪しくない普通のやつ）に参加したくらいの価値はありそうだ。

後半は、フランクリン・プランナー手帳のフォーマットも登場し、具体的にどんなことを、どういう風に書き込んで使ってゆくのかが説明されている。

私は最初の一年、今ひとつ理解しないままフランクリン・プランナーを使っていたけど、昨年、フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社の麹町本社での単発セミナーに参加し、帰りにこの本を買ってきてから、「そっか、そういう意味だったのか！」とやっと意味を理解できた。

まあ、そうは言いつつ、３ヶ月坊主になった気もするけどね。

ってことで、フランクリン・プランナー初心者の方にこの本をオススメします。

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