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DX時代のビジネスパーソンの必修知識~最新デジタルマーケを学ぶ第一歩に「デジタルマーケテイング用語図鑑」

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「DIGIFUL」のイベントで、今月発売の書籍「デジタルマーケテイング用語図鑑」を一冊いただいた。著者は、博報堂グループの株式会社アイレップで、DIGIFUL運営事業の責任者でもある竹内哲也氏だ。

これが実に勉強になる一冊で、かつ業界外の人にとっても非常にとっつきやすい構成と内容だったので軽くご紹介したい。

で、先に↑このAmazonの書籍販売ページの書籍画像を見て欲しい。
サンプルとして、中身10ページ分が公開されているので。

まあごく一部なら写真で「内容はこんな感じ」とブログ掲載しても(本当はダメだけど)許される範囲だろうとやっちゃうことが多いが、この本は1ページで1コンテンツ完結している上、非常に大きなイラストもあり写真アップがしにくい。

ただAmazon内に画像があがっていたので、まずはそれを見てもらえば「ああ、こんな感じか」が一発でわかる。

●デジタルマーケティング用語図鑑 施策の企画・分析・管理で使われる厳選キーワード256(Amazon)

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目次だけなら許されるかなと(あとで削除する可能性あり)。

ネット広告、あるいはもっと広くデジタルマーケティング用語なんて、ちょい前だったらインターネット業界にいる人しか関心もニーズもないものだったと思う。
自分がインターネット業界に入ったのは1998年のこと。住友商事が日本で開始しようとしていた検索エンジン「LYCOS(ライコス)」の広告営業部のスターティングメンバ―として採用してもらった。

当時は、クライアント企業はもちろんのこと、広告代理店でもネット広告に詳しい人は少なく、「CPMとは」「リーチといってるのは・・・」とかひとつひとつ解説しながら話を進めていた。そして私自身も、当時インターネット広告業界の人の多くが参考にしていた波乗りペンギン氏のサイトで勉強していた。

あ、これこれ。まだあったよ!!!

●インターネット広告用語(旧・surfpenguin.com)

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・・・と年寄りの昔話になっちゃいかんですね。

いまや、デジタルマーケティングは媒体サイトや広告代理店、ECサイト運営者などだけのものではなく、それこそ街中でカフェを始める予定のオーナーから、BtoBの製品を手掛けるメーカー担当者、観光に携わる民間・行政の人達まで、誰にとっても重要な必修知識。

とはいっても、改めて勉強しようと思うと何やら横文字だらけだったり、アルファベット三文字略語だったりだらけでとっつきにくい。
そんな人におススメなのがこの本だ。

内容は多岐にわたっていて、広告を中心にSNS運用や効果測定、データ分析まで非常に幅広い。
そしてAIやVR、ブロックチェーンなどここ数年ホットなトピックスもたっぷり入っている。

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2~30代やこれから就職活動をする学生はもちろんのこと、自分と同世代の4~50代にもおススメだ。

気付いたら耳慣れない単語も増えている。昔自分たちがインターネット幕開け時期に対峙していた年長者がよく口にしていた「僕はよくわかんないんだよね、こういうの」を、気付けば自分も言っている。取引先との雑談の中にちょいちょい「オンプレイスで構築すれば・・・」なんて耳慣れない単語がでてくるけど、何それ?聞いちゃう?でも「え、そんな単語も知らなかったの?」と驚かれたら恥ずかしいしなあ。なんてことがある。

そんな人はまずはこの本。
1ページ1用語で、「ひとことで言うならこういう内容」という1行、その後に4行のギュッと凝縮した文章で解説があり、イラスト、さらには関連する用語とその解説が各3点。

この本を作るのは、半端なく大変だったろうと思う。
自分なら絶対にやりたくはない、256個の用語ひとつひとつを1行で説明する作業だけで逃亡したくなるなと思いながらありがたく読ませてもらった。

そんなわけで、年末年始のインプットにも是非。

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