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仕事山積みの日本に帰国♪

写真記事タイトルの一番最後に「♪」なんてつけてみたけど、つけたからって楽しくなってくるわけじゃあないか・・・。

数日前の失敗は、楽観的な二人にとってもなにがしかの教訓になったようで、今朝は眠い目をこすりながらそれぞれ「うぉっしゃっ!」「おーおーおーっ!」など、とても女性ふたり旅とは思えない掛け声をかけながら気合を入れて身支度を整えた。

泊まっていたホテルは、マリオット系列のルネッサンス揚子江ホテルだったのだが、「せっかくなので昨日とは違う朝食にしよう」ということになり、お隣のシェラトンまででかけて朝食ビュッフェ。どちらのホテルも和洋中おいしく、上海の明るい陽光が差し込む開放的なところ。

「なんか優雅なキモチになってきますねえ」
「うん。これぞセレブな休日だよね」

と、睡眠不足でむくんだ顔とやや充血した目をとろんとさせながら生気なく語り合った。

セレブな休日──それは、今回の旅のテーマのひとつでもあった。
北京は1万円くらいで豪華五星ホテルに泊まれるようだ、せっかくなので友人宅に泊めてもらうのとは別に、一泊をホテルで過ごそう、という同行者の提案からそれは始まった。

「和田さん、二人とも普段がんばって働いているんですから、お金はこういう時に使わなくちゃだめですよ」
「うん、私も最近遊んでないし、たまには使おう。もう学生時代のバックパック旅行みたいにケチケチまわる年齢じゃないしね」
「そうですよ」

なんてことから、二人の合言葉は「金ならある」「タクっちゃおう」になった。
前者は、ツアー日本人旅行者のおじさんとかが使ったりするのだが、実際の私達は割と低レベルで、レストランで15元(210円)くらいの一品を追加しようかどうしようか悩んでいる時に、

「金ならある」
「そうだ」

といって使う程度。まあ、かわいいものだ。


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しかしながら、お土産はかなり買った。
自分は、いつもと比べると倍以上の量を買っている。

写真

すごいのは同行者で、

「実は、仕入れ?」

と思わせるほどの中国茶を購入して、スーツケースの2/3近くがお茶缶で埋まっていた。こっちに住んでいる人に連れて行ってもらった高級住宅街エリアの中のお茶屋さん(中国茶のスクールもやっている)で買ったものが多いので、質はいいものだろうが、それにしても多い。
今朝ふと振り返ったら、スーツケースの上に覆いかぶさるように倒れている。お腹でも痛いのか?と声をかけようとしたら、単に全体重をかけてふたを閉めようと努力している最中だった。
今頃は自分同様、買ったものすべてを床の上に並べて、「はぁ~っ」と放心しているかもしれない。

自分は、留守中、うちのセキセイインコ達の面倒を見てくれていた近所の方に(ものすごく感謝しております!)、ひとつずつ薄い紙にくるんだ箱詰めのプーアール茶を購入し、後は友達や仕事関係の人などに会った時に渡せるように、花茶や中国タバコなどを購入した。高血圧が気になる親にも、高血圧な人向けと説明されたお茶を購入。自分用には、竹でできた洗濯物干しからガラスの茶器までいろいろ。

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今こうして、家の窓の外の夜景を見ながらパソコンでかたかた文字を打っていると、わずか半日前まで中国にいてわいわい大騒ぎしていたのが夢のようだ。

久しぶりの1週間旅行だったが、リフレッシュした。
やらないといけないタスクはいっぱいだが、とりあえずさっくりと片付けて、
この後どういう風に仕事を進めてゆくのかなど、身の振り方についてもじっくり考えよう。
(実は、再就職するなら今年一杯が年齢的にラストチャンスだなと思って悩んでいる)

そして中国が好きになった。
中国語を勉強したくなってきた。
(言語学習能力が異様に衰えているせいか、「トイレはどこですか?」なんていう短い言葉すら、何度ガイドブックを読んでも覚えられず、もどかしい思いをした)

次に中国を旅行する時には、簡単な会話だけでいいのでできるようにしておきたい。
また行こっと♪

写真

北京・上海でお世話になった友人・大学サークル仲間の皆さま、
なにからなにまでリードしてやってくれたちゃきちゃきの同行者、
留守の間インコの餌とお水を換えてくれたMさん、

本当にありがとうございました。m(_ _)m

[旅]中国旅行2004年

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