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とうとう最終日!上海街歩きの一日

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先週の土曜日に始まった今回の中国旅行も今日が最終日。
きちんと社会復帰できるのか不安になるほど、中国を楽しんだ。


で、今日は一日上海の街歩き。
午前中に近くのスーパーに買出し(ばらまき用のお土産食材を買いに)、その後、高層ビルがにょきにょき生えつつある対岸の新市街に行きショッピング&シャングリラホテル内の中華レストランで点心とマンゴープリン(美味しかった♪)

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「よえん」にタクシーで行きぷらぷらした後、ショウロンポウ。
そして同行者と別れた。
夜の四川料理レストランで待ち合わせするまで別行動だ。

自分は、しばし下町を散策した後バンドにでて、遊覧船を発見したので乗船。アスファルトの上は相当な暑さだったが、川面を吹く風は涼しい。右手にはにょきにょき生えている建設途中の高層ビル、左手には租界時代のクラシックビル。通りすがりの旅行者には表面的なものしか見えないが、それでも新旧の顔をもつ上海は、妙にわくわくする力強い街に感じた。

夜は同行者と合流して四川料理。
その後、バスに乗って再びバンドにでて、両岸の夜景を見てというか、夜景を見ている「どっから集まってきているんだ??」というような数の中国人やら旅行者やらを見ながら散歩し、和平飯店のオールドジャズバーに入った。

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オールドジャズバー。
オールドジャズの演奏が聴けるバー。

ということなのかと思ったら、入り口にはこう書かれていた。

「老年紳士酒吧」

どうやら年取ったジャズバンドの演奏が聴けるバーのようだ。
気分は20世紀初頭にタイムスリップ。
欧州人にとって極東の異国、上海の古きよき時代を「適当に」想像しながら同行者とカクテルを飲んでいた。(その後、実は二人とも全然キャッシュがないことに気がついて大汗ものだったのだが)

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ところでトイレの話。
中国のトイレは最悪に汚い。

・・・というような話ではなく、その逆。
自分は、海外旅行でここまでトイレ環境がよかったことはない。

北京がどうだったか忘れたが、上海も、昨日訪れた朱家角も、新しいぴかぴかの公衆トイレがたくさんあった。その多くは、入ると中にスタッフがいて、3角とか5角(4~7円)を払って利用する有料トイレだが、紙ももらえるので「お金を払ってまでもったいない・・・」とかは思わない。

時には、大通りに交通標識のようにトイレ標識がたっていることすらある。

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衛生的な街づくりの一環なのだろうか。
ゴミ箱も多く、道路清掃車が道路を清掃しながら走っていたり、ごみ収集の人などもたくさんいて、「シンガポール?」と思うほど(これは嘘かな)ごみの少ない、きれいな街だと思った。

今日も、りえんで同行者と別れて、南へ進みながらごみごみしたエリアに入っていく時に、突如トイレに行きたくなった。「ここから先はレストランもホテルもないしなあ・・・困ったな・・・」と思っていたら、ぴかぴかの公衆トイレを発見。

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ラッキー。

ここは、男女で利用料が違っていた。男性は「大」で5角、「小」で3角。女性は大小どっちでも5角(確か)。ちょっと納得できないものがあったが、「私は小だけなのになんで男性よりも高いの!?」と主張してもめるほどのことではないので、素直に払って入った。

中はきれいだった。
床は磨き上げられ、壁にも落書きひとつなく、公衆トイレ特有のにおいもない。

ただ問題はひとつ。
扉がなかった。
そう、伝統的な中国の「溝式トイレ」だったのだ。

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うーむ。

溝部分はタイルが張られているのだが、こちらも紙ひとつ残っておらず、洗剤で磨いているかのようにきれい。せせらぎのように、あるいは流しそうめんでもやってきそうな感じでちょろちょろと水が流れている。

しかし扉はない。

うーむ。

人は入ってくる気配がない。
よく見ると、各「ブース」の「パーテーション」には、荷物を下げるためのフックもついている。なんかプールサイドのシャワーみたいだ。

うーむ。

ちなみに今日はズボンではなく、ロングのフレアスカートをはいている。なので、ひさまでズボンとパンツをずり下ろすみっともない格好はしなくてすむ。

まあ、おっきな個室だと思えばいいや。

ということで、上海最終日は、中国式公衆トイレ初体験日にもなった。
(割と開放的で、いいかも)

[旅]中国旅行2004年

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