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Oisix生産農家見学ツアー〜“こだわり”野菜作り(1)

写真「ね、おいしかったでしょ」

という表情でニッコリ微笑んでいるのは、Oisix(おいしっくす)イケメン副社長の吉田さん。手にしているのは人気商品「ピーチかぶ」(食べ終わっちゃっているけど・・・)。五月晴れの土曜日、マミィさんと一緒に生産農家見学に行ってきた。

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集合はオイシックス株式会社オフィス。五反田駅東口すぐのところにある。マミィさんとエクセシオールカフェで待ち合わせて一緒にオフィスに向かった。

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1Fに洋服の青山が入っているビルだ。

「看板がでてないけど・・・」
「うん。でもこのビルの10Fだよ」

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扉をあけるとこんな感じ。オフィス内は広いのだが、靴を脱いでスリッパになる。食べ物を扱う会社だからというのもあるそうだが、「まあ・・・自分の家状態で暮らしている人もいるから」と前に別の人が言っていた。ちなみに、ダンボールがたくさん積んであるように見えるのは・・・

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ダンボールを使って作られたパーテーション!
よく見ると、足元のところはブックエンドで安定化してある。

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吉田さんの車に乗って、生産地へ向かう。

●その頃マミィさんは・・・

・・・実は今回の目的地を最初に聞いた時、驚いた。

「成田の先です」
「成田の先・・・って、香取郡ですよね?」
「はい」
「・・・自分の出身地です」

盆にもお正月にも帰らない、
親不孝な私の実家があるところだ。

高速は空いていて、3人でブログやマミィさんの節約話、牛乳風呂(?)などの話で盛り上がっているうちに成田に近づいた。

「あ!」

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ガソリンがエンプティ(空)になっていた。
代車だったので、気付かなかったそうだ。

先月秋葉原で開催されたLS大見本市の後、東京駅近辺の大きな交差点で、突如車が動かなくなって、クラクション鳴らされる中、押して路肩に持っていったのだとか。

針が思い切り「E」をさしているのを見たのは初めてだったのでつい記念撮影。
Eになった後も、相当走れるんだなということを今回知った。

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最初の目的地、あの「ピーチかぶ」を生産している田中さんのところに到着。ビニールトンネルがまぶしい。どきどき。わくわく。うきうき。(←マミィさんと2人、完全に遠足気分だった/おやつや飴まで持参)

●その頃マミィさんは・・・

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おお!いきなり「ピーチかぶ」だ!
まん丸です。ふっくらしています。

「かぶの写真撮るなら、朝か夕方だよ」

かぶを見に来たというと、田中さんはそう言った。
昼間は葉っぱがくたっとしているのだという。

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確かに葉っぱは強い日差しの下、くたっとしているが、その下には、見るからにみずみずしい「ピーチかぶ」の姿が!

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ついついたくさん写真を撮ってしまった。
こんな素人が適当に撮った写真ですら、みずみずしさが伝わってくる。実物はもっとすごい。

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徹底的にこだわった「ピーチかぶ作り」について、ものすごく丁寧に教えてくれる田中さん。ああ・・・こんなことなら、ボイスレコーダー持ってくるべきだった・・・濃い話を必死でメモしながらそう後悔。

●その頃マミィさんは・・・

中でも特に興味深かったのは、「産直」という道を選んだことについての話。
ちょっと極端な例なのかもしれないが、通常ルートで市場にだすのなら、かぶは丸ければいい、にんじんは赤ければいい。規格がそろってさえいれば・・・。でも、徹底的に手間をかけ、研究し、こだわりのおいしい安全な野菜作りを追求した。おいしかったか、満足してもらえたか、消費者の反応を、生産者が知ることができる生産・流通。

土作りのこと、収穫時期の見極め・・・など、話を聞いていると「そんなに手間をかけているんだ!」と驚くことばかり。

「誰が作るかで、同じ産地でも全く違うものができるんです」と吉田さん。

生産者の顔が見える野菜、
生産者が消費者に対して、味・安全性の責任を持つ食品、
その意味を、今回、初めて理解した気がする。

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せっかくだから収穫していいですよ、と言われ、ピーチかぶを引き抜くマミィさん。

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なんか、妙に嬉しそう・・・。
写真に撮られているとは知らず、カブを見つめていつまでもニコニコしているマミィさんを連写(顔がはっきり写っていないものだけアップしました)

●その頃マミィさんは・・・

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Oisixサイトには「生産者の田中さんは自分がおいしいと思ったものしか出したくないという頑固者!」と書かれている。話の端々からも、その徹底したこだわりと、強い信念が感じられた。ベランダでスナックえんどうを作るのが精一杯な自分だけど、いつか地べたのある生活をすることがあったら、畑を作りたい・・・と一発で影響されてしまう(実家には、自家用だけど畑があって、サツマイモとか落花生とかブロッコリーとか作っている)。

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抜いた跡。土にたくさん秘密があるとのこと。丸くてさらっとした土だった。

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ピーチかぶを撮影するマミィさん。
・・・を、ついついストーカーのように撮影してしまう自分。

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ビニールトンネル。

収穫時期が少しずつ違うビニールトンネルがたくさん並んでいて、それらを覗くと、成長過程がわかって面白い。

「どのくらいの頻度で収穫するんですか?」
「注文があると出荷する分だけ・・・」
「ええっ!?そうなんですか!」

ここも、作付けした分を収穫して市場にだしていけばいい通常のルートとは違って、需給予測や生産管理が非常に大変な産直ならではの苦労がある点だそうだ。

お客さんがサイトで購入をすると、その分を発注し、農家で収穫され出荷・配送となる。注文からお届けまでのトータル期間を短くすることではなく、「収穫からお届け」までの期間を極力短くして、鮮度よい野菜を届けることに注力しているのだという。

・・・って、この間一時間以上かけて僕が説明したじゃないですか・・・と、吉田さんの目が言っている。すみません・・・聞いたばかりなのに忘れてました。

和田 「ってことは、2?3個とかずつ収穫するってことですよね!」
吉田 「おいしっくすも、昔はともかく、今はもっとまとまった数の受注があるんで・・・」

・・・そうですよね・・・重ねて失礼しました。

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ん?これは?
実はこの中に、畑の従業員がいる。

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堆肥の前で、土作りについての話を聞く。

●その頃マミィさんは・・・

この中には烏龍茶の茶葉、大豆(の何だったかな・・・)など、様々な穀物が入っているそうだ。ここで堆肥を寝かせていて、春作の時に入れ替えるのだと言う。過去の経験の積み重ねから、それぞれの作物に最も適した土を作ってゆく・・・寝かせる期間は一年っていっていたのかな?忘れてしまったが、栄養分がたくさんあればいいのかというとそうではなく、それだと木が育ちすぎて実がおいしくなくなる・・・バランスをとるのが非常に難しいという話を、ド素人の自分達にも、とてもわかりやすくしてくれた。
 
 
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>>続く

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