Oisix生産農家見学ツアー〜“こだわり”野菜作り(2)
ピーチかぶと同時期に作られていたのがこれ。ああ・・・名前がでてこない・・・けど、スイカ。ちょい小ぶりで、おいしっくすでは来月から力を入れて売り出す予定の目玉商品だとか。
カミンスーン!
強い日差しの下で、糖度がぐんぐんあがっている最中かも。
畑のスイカは、実に生命力にあふれている。
うちの実家でも、一時期、自家消費用に作っていたことがある(甘くなかったけど)。
つるが、そしてスイカが、すごい勢いで育ってゆく様は圧巻だ。
結構大きくなっている。
このスイカ、大きさは普通のより一回り小さく、皮がとても薄いのだと言う。
一番果は捨て、二番果と三番果を育ててゆく。
ごろごろしてます♪
なんか、スイカがなっているこのダイナミックな風景って、今でもわくわくしてしまう。
(あ、別にスイカ泥棒とかしてないですよ、念のため)
お、みつばち!
これがさっきの木箱の中にいた「畑の従業員」だ。もちろん役目は受粉。花が咲いて受粉タイミングになったトンネルに木箱を持ってきて、ミツバチに受粉させるのだという。
「ハチにやらせるようになる前は、全部手作業だった」
とのこと。残念ながらスイカの花には蜜がないそうで、蜂蜜はとれないようだ。
近くにかぼちゃの畑があったりすると、ミツバチが職場放棄して、そっちに行ってしまうのだとか。
スイカも本当に手間がかかるという。
朝は7?8時に喚起のためビニールを上げ、夕方4時にはそれを閉める。余分なつるがでてきたらつまみ、隣の苗のつるとからみあわないよう、細い針金状のものを地面に刺して、つるをまっすぐ伸ばす。こうして、苗一本分ずつの実をしっかり管理し、太陽がまんべんなくあたるよう、「たまがえし」する。花のところには、いつ受粉したかがわかるよう、時期によって色の違うラベルがひとつずつつけられてゆく。かなり細かな作業だ。
ちっちゃなスイカ。
驚いたのは、ちょっとだけ上がへこんだスイカの説明。寒かった日が一日あって、その時にそう変形してしまうのだという。皮が薄いスイカなので、そのわずかな温度差でへこんだものも、もうだめで、最後ひび割れてしまうこともあるとか。
たった一日で!?
うーん、なんて厳しい世界なんだ・・・。
じっと見ていると、なんかうにょうにょ動き出しそうな勢いです。
陽気がよければ、一日でぐいっと一気に伸びると言うことなので、実際に動いていたかもしれない。
隣のつるの方にちょっと向かっていたつるをまっすぐにすると、ピンのような針金を地面に刺していた。
田中さんとおいしっくす吉田さん。
安全性について話をしている。肥料や農薬の話もいっぱいしてくれたのだが、このあたり記憶が少し曖昧になってしまった。農薬は極力減らし、最低限にしているという。ただ、あぶら虫や病気で葉が力を失うと、実もおいしくなくなる・・・そのため、必要なタイミングでやる、その見極めがやはり重要なようだ。
田中さんとおいしっくす吉田さんパート2(特に深い意味はないです)。
そして畑に隣接した、田中さんのご自宅&倉庫などがある場所に移動。
先ほど収穫したピーチかぶを、水場で洗ってくれる田中さん。
そう・・・待っていました、試食会!
え?
あれ?
・・・かぶ?
甘い。辛味がない。
そして、内側の食感がすごく不思議。
水分がとにかく多く、まさにジューシー。
野菜と言うより・・・やっぱフルーツ感覚で食べられる。
かぶを、調理せず、漬物でもなく、生でそのまま食べたのは初めて。
マミィさんと二人、その初めて体験する味と食感をどう表現すればいいのか戸惑いながら、ばくばく無言で食べてしまった。
これって・・・
まじでおいしいよ!
でしょ。
↑ちなみにLS大見本市ではブースでトマトを配っていたので見たことある人いると思う
お土産にもらってきちゃいました♪
生のまま、厚めに切って、ドレッシングもつけずに、このままの味を味わうのが一番だとのこと。
田中さん、本当にありがとうございました。
これ、おうちに帰ったら買います!