山崎蒸留所「山崎と食」(2)
いろいろな木材で作られる樽は、釘を使わず、板を並べて、それを金輪で締め付けているだけ。どうしてこれで、何十年もの間、中の液体がもれない精度の高い容器となってしまうのか、全くわからない。
そしてこの樽は・・・というかウィスキーは、熟成されている間、まわりの空気を吸っている。海の近くと山の近くでは全く違う空気を吸って、違う原酒ができるのだという。素材、蒸留釜、樽、蒸留所の空気・・・。同じ蒸留所でも置く場所によってまた違うものができてくるなど、本当にいろいろな条件が複雑に組み合わさって、すべての樽がひとつひとつ個性を持った原酒になるという話は、すごく興味深かった。
そしてお待ちかね、試飲タイム!
ニコニコ顔になってます。
そういう自分も、多分全く同じ顔をしてるんだと思うけど。
ウィスキー誕生の奥深い話をたらふく聞いたあとなので、ここで味わうウィスキーはまた格別(前回の無料試飲レポートはこちら)。
途中で別のツアーの一行がいなくなって、広い部屋に貸しきり状態になってしまった。
ウィスキーの思い出話で盛り上がっている。
そんな用途では使わないんだろうけど、
撮影スタジオとしてもすごく絵になる場所だなあと。
いろいろなシングルモルトの個性について教えてもらう。
「山崎」に「ザ・マッカラン」、スモーキーな「白州」「ボウモア」、そして「グレンフィディック」「ラフロイグ」。
未知の世界だ。
全部飲み比べてみたい!
有料テイスティングカウンターでは、前回飲んでおいしかったニューポットと、あとグレーンvsモルトの飲み比べ。ハイビジョンハンディカムを持って、店員佐藤さんの飲み比べシーンを撮らせてもらうことになったんだけど、なぜかアルコール度数が高いニューポットを勢いよく飲み込んだ店員佐藤さん、イキナリのおおむせ。
コントのようなシーンに、思わず手が震えまくっちゃいました。
ちゃんと映っているといいなあ。
今度C-TECさんの新ショールームにお邪魔して、大画面で見せてもらうのが楽しみ♪