小笠原・父島体験(11)ウミガメを食べちゃう!?父島名物の亀刺し【PR】#TOKYOREPORTER #TAMASHIMA #TOKYO #OGASAWARA
小笠原諸島といえば
「カメ」
父島では島内ビーチいたるところがカメの産卵場所となっており、メイン集落のすぐ前にある大村海岸にもカメが産卵のためたびたび上陸する。
海洋センターでは「ウミガメ放流体験」なんてのもやっており、
この2時間コースの「ウミガメ教室」もなかなか面白そうだ。ダイビングやシュノーケリングでも、ウミガメ遭遇比率は高いとのこと。
ところで集落の中でも「カメ三昧」できる場所がある。
あ、そうそう。
ここから先の本題は、カメ愛好者の方は読まないほうがいいかもしれない。
集落の「銀座」と呼ばれる飲食店が立ち並ぶ通り。
そこの居酒屋では、カメ料理をだすところも多い。
例えば地元料理がいろいろそろった割烹丸丈さん。
- かめ刺身
- 亀の唐揚げ
- 亀の煮込み
- 亀のホルモン炒め
- 亀のチャーシュー
- 亀雑炊
- 亀の玉子
- 亀ポン酢
その気になったら亀のフルコースができてしまうようなメニューバリエーションだ。
母島でお世話になったガイドさんによると、母島では漁協がさばいたものを買うのが一般的だが、父島では飲食店などが
「カメ一頭買い」
することもあるのだとか。それでこのように、カメの様々な部位を使った料理が提供でき、またメスの亀の場合おなかに卵があれば、それも食べられるのだという。
もちろん無制限に採っていいわけではなく、年間捕獲頭数は定められており、その範囲内で伝統的な漁法で行われている。
私は最終日、午前のボートツアーを終えた後にランチで食べに行った。
ここは夜は食堂兼居酒屋として営業しており、亀の煮込みや刺身をだしている。
さらにランチ時でも、亀刺・亀煮が食べられる。つか・・・
「新米」ならぬ「新亀」なんていうのがあるのか!
頭数だけでなく、捕獲していい時期も決まっているのかもしれない。
これが亀刺定食で1,450円。
単品だと1,200円だ。
見た目はマグロ赤味のようでもあり、また表面や周囲の千切れたような感じは馬刺しのようでもある。おろし生姜が添えられていた。
これは一体、亀のどの部位なのだろう。
初めて食べる亀肉。
臭みはまったく感じず、マグロなど魚のようには柔らかくなく歯ごたえがある。ちょっと厚手の馬刺しというか、哺乳類の肉の刺身のような味と食感。
美味しい!
困ったなあ・・・今後ダイビングで亀の姿を見かけると、この味を思い出してしまったりするのだろうか。
お土産に買って帰りたいということなら、
24時間冷凍で運べるようクーラーボックスなど必要になるが、スーパーでも販売されている。必ずあるとは限らないだろうが。
もっと手頃で確実なものがいいなら・・・
またレトルトパッケージの「かめ塩煮込み」や
同じくレトルトの「亀カレー」も。
これはおがさわら丸船内での販売もあるようだ。
スーパーの話ついでに。
母島もそうだったが、父島のスーパーも離島とは思えない品揃えのよさだ。多くの観光客がやってきて、凝った料理をだすホテル・レストランが多いことも関係しているのだろう。
ただやはり、母島のガイドさんが言っていたとおり
「賞味期限気にしていたら食べ物は売れない」
世界なのだろう。例えばこのランチパック。製造年月日9月26日とあるので、9月27日東京・竹芝発のおがさわら丸に乗って、私と一緒にやってきた商品なことは間違いない。父島到着は28日ですでに「消費期限」。でも店頭に並ぶのはその日の夕方か夜以降だ。当然翌日以降は、消費期限切れの商品として売られ続けることになる。他のパンや乳製品などもそんな感じ。
そもそも、いくら流通が発達したからって、消費期限の設定が短すぎるよね。
既に一週間近く過ぎてしまっているものはさすがに「お買い得品」のシールが貼られ、値引きされていた。値引き率の低さが離島ならではの状況をよく表している。
東京都の観光PR事業の一環として、2016年9月27日から10月2日までの日程で、小笠原父島・母島を訪れています(現地滞在は3泊4日/東京都多摩・島しょ魅力発信事業からの招待)。詳細は公式サイト「tokyoreporter島旅&山旅」にて。