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見所いっぱい!倉敷美観地区をぶらぶら一日観光

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今年8月のお盆休みがあけて間もない頃。
西日本大豪雨被災地である倉敷・真備町の災害復興支援ボランティア活動に参加した。

深夜高速バスで倉敷駅に到着した後、集合時間の夕方まで時間があったので倉敷美観地区の観光をすることにした。実は子どもの頃に一度訪れており、白壁の建物が立ち並ぶ通りを歩いたおぼろげな記憶はあるのだが、それ以来。

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荷物を駅前のコインロッカーに預け、倉敷美観地区に向かいながらインフォメーションセンターでもらったパンフレットを見ていたら、「無料観光ガイド」というのがあった。

時間ぎりぎりだったけどそれに参加。
案内してくれたのはボランティアガイドのこの方。ツアー参加者は3人だった。

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小学校・中学校の教科書の社会科の資料集なんかでしょっちゅうその名前を見ていた「大原美術館」。ツアー後にじっくり観覧した。

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倉敷はその名の通り、「蔵屋敷」がたくさん並ぶ街で「倉敷地」だったところ。江戸時代、天領として栄え、多くの商人が集まり年貢米をはじめたくさんの物資が行きかった。

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防火がめの工夫が外壁に凝らされた建物が立ち並ぶ。
壁に瓦を貼り付け、その間の目地の漆喰は蒲鉾型に盛り上げて塗られている。この瓦の並べ方も結構色々あって、見比べているだけでも楽しい。

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その合間を運河。
川舟から街並を見る遊覧船「川舟流し」も人気だ。

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倉敷紡績所(現:クラボウ)があった「倉敷アイビースクエア」も美観地区内にある。かなり広大な敷地の中に昔のままの工場の建物が残り、それが今、ホテルやレストランなどの観光複合施設になっている。

●【公式】倉敷アイビースクエア

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ビアガーデンも!

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ボランティアガイドの男性は実に丁寧に説明してくれ、参加して本当によかったなあと。私含めたった3人のお客さんというのがもったいないほど。

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豪雨被害の影響もあり、特に被災していない倉敷も観光客が途絶えたという話を聞いていたけど、夏休みと言うこともありそこそこは復活していたっぽい。

まあ普段だったらおそらく、もっと混み合っていたのだろうけど。

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川舟も1名なら割と入り込めるということで乗ることに。

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川面から見上げる風景もまた新鮮。

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岡山と言えば世界的にも有名な岡山デニム。

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専門の店も建ち並ぶ。
思ったほど高くなく、魅力的な商品がたくさんなんだけど、残念かな、すでにボランティア関連で荷物一杯すぎるので買うのは我慢。

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倉敷出身の星野仙一氏の記念館もあった。

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お昼は古民家のカフェレストラン「三宅商店」でカレー。
柑橘類もたっぷり使っていそうなジューシーなお味。

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マスキングテープも特産品なのだとか。
いろいろ知らないことだらけだった。

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鶴形山をのぼり、頂上の阿智神社にも。
ブラタモリで倉敷が登場した回を見たが、ここからの眺めが素晴らしかったので。

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いがらしゆみこ美術館もあった。
入り口入ってすぐのところのカフェレストランのメニューがなかなか魅力的だったが、時間の関係もあり今回はパス。

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観光を終え倉敷駅に戻ってびっくり。
ホーム下までナマコ壁!

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そして被災エリアの真備町に一番近い新倉敷駅へ。

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駅前から歩いていける日帰り温泉「満天の湯」でひとっぷろ浴びて・・・

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集合時間にピースボートの送迎車に拾ってもらった。
しばらく災害ボランティア参加してなかったので、ビニールかぶせたシート風景にいろいろ忘れかけていた記憶がよみがえる。

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問題は台風。
滞在できるのは一週間だけなので、その間の活動に大きな支障がないといいのだけれど。

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