新疆城市大酒店
ちょっとしたこだわりで、同じ街に滞在する場合でも、ホテルを毎晩替えている。今回みたいに、ゴロゴロやらないといけない荷物がある時はちょっと手間だが、ホテルも旅の中で大事な「訪問スポット」。
ホテルの周辺のお店や露地、食堂なども毎晩新しく開拓できるし、窓からの眺めも毎晩異なるのは楽しい。
(もち、リゾート滞在の場合はこんなことしないけどね)
3泊目に選んだのは、再び市内中心部に戻ってきて、紅旗路にある「新疆城市大酒店」。天池ツアーの集合場所に向かう途中にあわただしくチェックインした。
ここは★★★で、日本料理店が3階にあるということで、「日本人旅行者も多いのかな?」と思ったのが選択の理由。ガイドブックにはシングル322元とあり、確かにフロントにもそう書かれていたが、実際には198元(約2,970円)だった。
ビバ!オフシーズン!
キーカードを受け取った後、肝心なことを忘れていたのに気づいた。
「インターネットを部屋で使いたいんだけど」
「その部屋はダメだ」
「じゃあ、他の部屋にして」
フロントの女の子の(まったく、先に言ってよ・・・)表情程度は気にせずリクエスト。日本のホテルと比べたら「その程度でむっとするなんて」と思うけど、自分が学生だった頃に中国旅行した人の話とか思えば、今のホテルやお店、レストランのサービスレベルって、ほんとスーパー天国級だと思う。「メイヨー(ない)」連発とかもないし。
そして、むっとした表情した割になんか親切。
「ネット使える部屋はある。ただ問題が・・・」
「なに?」
「ベッドが一人用だ」
「え?」
「ベッドが一人用サイズになってしまう・・・」
「いや・・・全然問題ないんだけど・・・料金一緒だよね?」
「一緒」
「じゃ、いいよ」
15階のその部屋は、角部屋でツインだった。
眺めいい!
落ち着いたインテリアで、窓のところも角部屋ならではの作りになっていて、すごく格好いい部屋。
あそこでテレビ見ながらビール飲んで、パソコンはそっちのデスクで・・・。
とても居心地もよさそうだ。
前日が60元の中級ホテルだったので、メリハリあっていい。
学生のころだったら、きっとひたすら中級&格安(ドミトリーなど)で回り続けていて、こんなところは高嶺の花だった。プチ贅沢旅行ができるようになった社会人になってからの旅行って、いいもんだよな。
タクシーも乗れるし♪
前日の宿は、トイレ・シャワーが共同だった。
共同なのは全然問題ないんだけど、最終的に「一般的な日本人の女性にはお勧めできないな・・・」と思ったのは、トイレが、いわゆる中国式の「開放的なトイレ」だったため。敷居はあるものの、扉がないタイプだ。慣れちゃえば全然問題ないのだが、慣れない時や、硬かったり逆だったりと、おなかの調子がよくない時にはちょっとつらいと思う。
窓の外の眺めもGOOD!
夜景も見事だった。
ネットもOK。
3階には、日本料理の「平政」。
もっとも内陸にある都市ウルムチで食べる寿司もおつ・・・とガイドブックにあったけど、うーん見るだけでいいや。1000円ちょい払って食べ放題のバイキングがあるらしい。
2階にはインターネットカフェ。
朝、チェックアウトの直前に覗きに行ってみたが、英語があまり通じなかった。
オープンスペースは一時間38元(約608円)、そうでないほう(ブース式かな?)は48元(約768円)とのこと。結構するなあ・・・半額以下のところがありそうな気がする。
ホテルの並び、左数軒のところにあるお店で、朝、お粥を食べた。
ピータンと鶏肉が入っている7元(約112円)のを食べたんだけど、これがおいしい!とろんとろんで、ピータンが大量に入っていた。
やっぱ、朝はお粥だな。
>続く