ウルムチ市内散策(その3)
ちょっと飛ばしすぎ?と思いつつ、水を得た魚状態の自分。
バスツアーの後、ホテルでちょっと仮眠をとってから、再び街中にでていった。行先は、前日訪れてかなり興奮状態となった解放南路。
バスに乗って「二道橋」で降りる。
一日目の日中の街歩きでは、北京や上海と同様、普通に「中国人」が歩いていた。
でもここに来るとわかる。
自分が「中国人」と思っているのは「漢族」で、この新疆では決して人口的にもマジョリティではない人達(回族も見た目一緒なので自分には区別つかないんだけど・・・)。
解放南路あたりはウイグル族が多く暮らしているエリアで、顔つきも服装も、かもしだす雰囲気もまったく違う。もちろん交わされている言葉もぜんぜん違い、中国というよりは、トルコやアラブの下町を歩いている雰囲気になる。
昔、イスラエルを訪れた時にも思ったけど、決して広くない町の中に、異質な2つの世界が存在・混在していて、異なる文字の異なる言葉を話す人たちが暮らしているというのは、日本人の感覚からして、すごく不思議。映画のセットを見ているみたいだ。
漢字とアラビア文字が併記された街。
互いの間のコミュニケーションはやはり、中国語なのだろうか?
(テレビとか中国語だしなあ・・・今度だれかに聞いてみよっと)
夜でも人通りは非常に多く、
女性や子供たちもたくさん。
果物はどこにいっても豊富に積み上げられている。
シルクロードの名産品、ざくろをどこかで食べてみたい。
国際バザールから解放南路はさんで反対側では、たくさんの屋台売り?がでていた。
寒いのでタイツやマフラーを買いたかったのだが、言葉がまったく通じない中で値段交渉できるのかなあ・・・と思うと自信がなくなり、結局見るだけで通り過ぎてしまった。
せめて数字だけでも聞き取りできるようにならなくちゃな。
ホテルも何箇所かあった。
後半、ホータンからもう一度ウルムチに戻ってくる予定なので、その時はここに泊ってみようかな。
そして屋台エリア。
大きく分けて、肉をぎっしり積み上げたところと、麺・餃子類中心のところがある。
私は、餃子が食べたかったので、この屋台に決定。
餃子といっても、一口大のものすごく小さなものだ。中身は羊肉。
注文すると、それから餃子もしくは麺をゆでて、スープに入れてだす。
指さしでだいたい通じたみたいなので、屋台の後ろにある丸テーブルに座って待つ。
でてきました♪
お椀は、洗わなくていいようにビニールがかぶせてある。
たっぷりのスープには、香草も入っていてなかなかスパイシー。
餃子もおいしかった。
ただ、量は多かった。
これで5元(約80円)。
大満足だ。
ほんと、食事代がかからない旅行になりそう。
再びバスに乗ってホテルへ。
ホテル1階でビールを売っていたので、地元のビールとバドワイザー一本ずつ買って部屋に戻ってきた。
前日8元(約128円)で買ったビールが、ここでは5元(80円)だった。
ぼられていたのかな?
ま、いいけど。