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胡同ツアー

写真2日目は、Sくんが手配してくれていた胡同ツアーに訪中組4名が参加。
出発前夜1時間半しか寝てなかったことと、1日目の夜、ホテルの部屋で遅くまでビールを飲んで話をしてしまっていたので眠い。人力車(というのかな?ひくのは自転車)で寝ちゃいそう・・・。


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風情たっぷりの街中を、ことこと心地よく揺られながら観光。
ともに、バックパッカー旅行の経験があるM(←1年間かけてユーラシア大陸横断)と「いやー、いいですねえ。こういう贅沢な旅行って」とほのぼの。

確かに学生時代の旅行だったら、少しでも切り詰めなくちゃ!でタクシーなんてもっての他、馬車ツアーとかサンセットクルーズとかは「ありえない!」超贅沢ものだと思っていた。ひたすらバスと電車を乗り継いで、歩きまくっていたよな・・。

「お金も使うときには使わなくちゃね」

学生時代~20代の頃の自分達が聞いたら、目をむきそうな会話だけど、よくよく考えたら、そんな贅沢はしてなくて、1人2000円くらいだった。

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この写真は一体何を撮ったものかな?と自分でも一瞬首をかしげたけど、思い出した。屋上にパラソルがあり、どうも夜にはここで后海(人口湖or池)を見下ろしながらビールが飲める感じだったのだ。

東京ビアガーデン情報館管理人としての本能が「夜ここにこなくてはいけない」と告げた。

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花園・・・だったかん?庭園も建物も見事な、確か皇帝の別宅かなにかだったと思う。(ガイドさんがついたので説明を受けたんだけど、すっかり忘れてしまった。ビデオに撮っているので、あとで復習しよう)

胡同内の民家訪問なんてのもあったり、そこの犬と戯れたり、小さな公園に置かれたフィットネス器具を体験しててガイドさんに「そろそろ次に進みましょう」と促されたりでちょい時間オーバー。

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お昼過ぎ頃にツアーが終わり、Sくんご推薦のレストラン、客家菜へ。
前回も別の支店に行ったところだけど、魚料理やお肉料理、スープなどいろいろあってどれもおいしく、メニューも写真付きで選びやすい。

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特に奇をてらったわけではないんだけど、おいしそうなのをチョイスしたら、ツボ入りのスープは蛇、炒め物は牛蛙となった。どちらもおいしかった。

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動けないほど食べて、ここで「買い物組」「博物館組」「故宮組」にわかれて解散。自分とUさんは、故宮に向かっててくてく歩いていった。ここはその途中で立ち寄った、故宮北側にある「景山公園」。山の頂上の建物から、故宮一帯が見下ろせるはずだったんだけど、なんと楼は工事中で全く入れず。せっかく頑張って登ったのに、木々の間から見えるだけとなってしまった。

ここでふと気になったんだけど、「修復」という言葉。

景山公園の上の建物も歴史的なものなんだけど、工事現場のようなトタンの間から見える建物は、骨組みだけになっていた。まあ、日本でも古いお寺など、いったん梁も全部解体して修復作業をすることがあるので一緒かもしれないけど、見た感じだと「重要文化財を修復」してるというよりは、「建て替え」しているように見えちゃうのは気のせいか・・・。

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そして故宮で、最後のひとりSさんと合流。

「君は本当に日本人か?」

といいたくなるような足の長さは前から知っていたけど、一緒に記念撮影した写真を後で見て思った。自分、真剣にダイエットしよう・・・。

ちなみに今回、自分以外は全員「海外で使える携帯」持参だった。便利だなあ。海外なのに「今どこ?」「わかった。じゃあ北門で」って連絡取りあいながら会えちゃうんだもんなあ。

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裏(北)側から入ったので、通常ルートとは逆。
故宮二度目なのに、前回はここまで見ることができずに引き返した痛い経験があるので、今回はリベンジ編。映画「ラストエンペラー」を思い出しながらてくてく(後でもう一度レンタルして観てみよっと)

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九龍の壁の前で。
手に持っているのはハイビジョンハンディカムHDR-HC3。

「ビデオカメラなんて撮影しながら旅行してる人の気が知れない」

なんて思っていた。カメラですら、ついつい風景を見ることよりも撮影に夢中になってしまって「いかんなあ・・・」と反省するのに、ましてや動画撮影しようとしたら、さらに「生鑑賞」の比率が減ってしまう。

でも、昨年のモニター体験で「ハイビジョンで撮影」する楽しみを知ってしまった。あまりビデオにはまらないよう、極力「要所のみで1分以内」と決めて撮影した(でも同行者には「先に行ってて」ということが多かったな・・・反省)。

正直、どう撮ればいいのか全くわからない素人だ。
きっとちゃんと基礎を勉強したら、もっと確信もって撮れるようになるだろうし、編集しなくてもそれなりに楽しめるようなものが撮れるのかなと思う。

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かわいい。

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そして、なんとこれも工事中!なのが、太和殿。
故宮の中で最大の建築物で、皇帝の公の儀式・政治が行われていたところ。

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表側にまわってみたら、まわりをすっぽり囲んだ被いに、ちゃんと太和殿の絵が描かれていた。北京観光、2008年のオリンピックまでは、結構こういうことが多いのかも。

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毛主席と記念撮影。
なんか最近太ったため、顔の輪郭がちょい似てきていたのが気になったスナップ。前回訪問時も同じ写真を撮っていると思うので、あとで2年間の変化を比べてみようと思う。

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天安門広場。

天安門から、その前を横切る広い通り、そしてこの広場まで、完全に平らで同じ敷石がずっと続いている。軍事パレードの時にはここが巨大な広場となって、戦車やミサイルが横切るんだよな(天安門の両脇には、ちゃんと閲覧用のボックス席まである。そういや、エジプトにも同じような場所があったっけ)。

翌日は6月4日で天安門事件があった日。

さすがにこれだけ時間が経過すると風化するんだろうな、特に緊張感が漂っているというようなことは全くなかった。89年は、自分が大学に入った年。冷戦時代が最終局面を迎えていた。あまり真面目に勉強はしていなかったけど、政治学科だったこともあって、世界各国からリアルタイムで届く映像を見ながら、ポスト冷戦ってどうなるんだろう・・・とぼんやり考えていた。まあ、考えてみただけで、ノーアイディアだったけどね。

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そこから瑠璃廊へ。
足が棒のようになっていて、座りたい!欲求が高まり、「ここでいい!ここがいい!」とかなり強引に入ってしまったのが、瑠璃廊の端っこの食堂(写真の一番手前のところ)。

あとでMに指摘されて気付いたけど、故宮から参加したSさんにとっては、あれが北京で最初の食事だった。もう少し我慢して、「観光客も入りそうな」場所にすべきだったかもとちょい反省・・・。

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でも実際、外から見たら入りにくい感じだったけど、割と中は広く(テーブル3つくらい)、清潔で、お店の人の感じもよく、料理はおいしかった。ここで再び別行動だった2人も合流して(すごいところで合流したよな・・・)、軽く夕食。

食べ散らかしちゃっているけど、ピータン豆腐。
お塩がかかっていて、なかなかいける。

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あと、チャーハンに青菜と唐辛子の炒め物。

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そして、馬鹿のひとつ覚えと言われそうな、水煮牛肉。

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そして水餃子。

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水煮牛肉は、花山椒がたっぷり入った四川料理。お店によってすごい味が違うんだけど、ここのはスープも馴染んでいておいしかった!

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そして、京劇。
ちょっと寝ちゃいました・・・。

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休憩時間にみつけたちょっとセクシーなパンダの置物。

この後、北京駐在Sくん宅にお邪魔してホームパーティー。
続きはまた後日。


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