東京・西多摩エリア"渓谷を望む絶景温泉"めぐり(3)名前インパクト大!「生涯青春の湯つるつる温泉」は本当につるつるな湯
つるつる温泉、今回行こうかどうしようかちょっと悩んだ場所だ。というのも、檜原街道・奥多摩周遊道路・青梅街道をぐるっと一周するルートから外れているからだ。
青梅街道・JR青梅線から近いように見えるが、実際にはその間に道がないので、舌の檜原街道から一本道を北上してゆくしかない。
公共交通機関で行く場合は、JR武蔵五日市駅から「つるつる温泉行」バスに乗り20分。
その路線バスがまたすごくて「機関車型バス青春号」。路線バスとは思えない外観に驚かされる。
そんなつるつる温泉、正式名称は「生涯青春の湯ひので三ツ沢つるつる温泉」。
入ると、空間ぜいたくに使ったロビーエリア。
右側の壁に大きく「生涯青春の湯」と書かれていた。
このネーミング由来をどこかで知りたいと思ったのだが、今のところ公式サイトでも探し当てていない。路線バスにまで「青春」とつけられているほどだから、何か理由があるのだろう。
フロントで受付。
山登り組が多いらしく、フロント横にはザックなど大きな荷物を置くためのパイプ棚が設置されていた。
売店には地場の野菜や卵なども。
広いレストラン兼休憩スペース。
自動販売機では缶ビールも売られており、ここで買って休憩室で飲むでもいいらしい。
奥には円形のパノラマ展望レストラン。
温泉利用せず、このレストランだけ利用というのもでいいらしい。
「朴葉焼き定食」「五目釜めし」など、なかなかおいしそう。
人気ナンバー1は「つるつる豆腐」とのこと。
ここは、「洋風」「和風」2タイプの浴室があり、偶数日・奇数日で男女日替わりになっている。この日は女性が洋風浴室だった。
洋風「生涯青春の湯」の内湯は大きな楕円形の湯船。
二面の窓からは外の緑がよく見える。
そしてお湯に入ると、まさに「つるつるの湯」。
アルカリ成分が高いので、瀬音の湯同様、肌を触ると即座にぬるっとした感触があるのだ。しばらく浸かっていると、あがった後もお肌つるつるで、自分で触っても気持ちがいい。
ただ露天風呂はちょっと期待外れだったかも。
というのも、道に面してしまっているためか、背丈ほどの目隠し塀でぐるり囲まれ、山の中にあることを考えるとちょっと開放感不足な気がしてしまうためだ。
湯船が、家庭用湯船の巨大なもののような素材だったこともあるかもしれない。
(よく都心のビル屋上のレストランなどでミニプール作る時に使うようなもの)
平日だったため他に人もおらず、ふたつの湯船を独占できたのはよかった。
入っていないからわからないが、和風のほうが露天風呂はもう少し情緒ありそうだ。
こんなリラックスルームもある。
リフレッシュコーナーではマッサージも受けられる。
料金もリーズナブル。
できれば次回は、あの機関車型バスに乗っていきたい。
●生涯青春の湯つるつる温泉
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「tokyo reporter 島旅&山旅」というプロジェクトの取材レポーターとして、「青ヶ島」を二泊三日で旅し、記事を書いています。