• 広告を利用しています/紹介製品の価格・スペックは記事作成時点のものです

大洗(茨城)─苫小牧(北海道)間のフェリー「さんふらわあ」

写真北海道に行くのに、初めてフェリーを利用した。東京発はなく、茨城県の大洗からの出港。

▼大洗→苫小牧▼苫小牧→大洗
大洗発苫小牧着苫小牧発大洗着
18:30翌日13:3018:45翌日14:00
01:45当日19:4501:30当日19:45

運賃は時期によって異なるが、片道料金はこんな感じ。

期間エコノミーカジュアルスタンダード
2009/04/1~2009/09/308,500~14,500円11,500~17,500円14,500~21,500円
2009/10/1~2010/3/318,500~11,000円11,500~14,000円14,500~18,000円

●商船三井フェリー「さんふらわあ」

自分は7月30日に大洗を出航する便だったので、ぎりぎり「最繁忙期」にはかからず、エコノミーで片道11,000円。それに、上野─大洗の電車賃(2,360円)と苫小牧─札幌のバス代(1,270円)を加えると、片道14,630円だ。

AIR DOなどを早めに押さえた時の航空チケットのほうが安いはず。


+++


上野から常磐線で水戸まで行き(74分)、そこから大洗鹿島線で15分ほどで大洗駅に到着する。

写真

大洗から大洗港まではバスがあるのだが、
自分はちょっとした手違いで終バスに間に合わず、超早足で港に徒歩でむかった。所要時間15分。普通の速度なら20分はかかると思う。

写真

フェリーターミナルはこんな感じ。
周辺では、トラックがたくさん走っていた。

写真

自分が乗船手続きの窓口に到着したのは、出港25分前。
これがぎりぎりだったかもしれない。

乗船手続き窓口から船までも結構距離があるので、余裕持っていったほうが安全だ。

写真

そして船に乗ってびっくり。

写真


でかい!!!


施設がすごい!!!

まず最初に自分の寝る部屋を見に行った。
一番安い二等船室。

東海汽船の伊豆七島便が念頭にあったので、広いスペースにそれぞれ毛布を敷いて・・・と思っていたら、エコノミーの部屋はかなり細かくわかれていた。そして自分の入った部屋は「女性ばかり」(ママ+小さな子どもというグループも)。

写真

割と厚みのあるマットレスに薄いパッド、毛布、そしてシーツ2枚(この間に寝る形になる)、そして枕。
十分だ。

写真

割とゆとりもある。
自分は両脇が誰もいなかったので、落ち着いて寝ることができた。

部屋見て安心したので、館内探索へ。

写真

一番上のデッキにはレストランがあり、
窓沿いにはテーブルと椅子が並んでいて自由に座れるようになっている。

レストランはまだ出港前なのに結構人が入っていてびっくりしたのだが、理由はすぐわかった。港をでるとすぐ、満席になってしまい、外で待たないといけなくなるのだ。

写真

夕食バイキング 1800円
朝食バイキング 1000円
昼食 800円

セット価格 夕食+朝食もしくは朝食+昼食で2400円

あんまおなかすいてなかったのと、1800円はちと高い気がしたので、自分は見送り。
手前のテーブル&チェアの展望エリアで、買ってきたお弁当を食べている人も多い。外で買ってくるべきだった。

写真

この展望スペースはなかなか気持ちいい。
窓沿いに丸テーブルとチェアがいくつも並んでいるのだが、自分もたまたま空いているところをみつけパソコン作業(この文章も元々はここで書いていたもの)。

そして娯楽施設もいろいろだ。

写真

まずシアタールーム。
この時は、大洗発のフェリーでは、夕方20時から、釣りバカ日誌を上映。
他にも結構いろいろある。

上演時間になるとアナウンスが流れる。

あとゲームセンターとかもある。

写真

これはインターネットコーナー。
有料だが、備え付けのパソコンでネットができる。

写真

まさか船の上にコインインターネットがあるとは!
そいや、マンガ本などのコーナーもあった。

18時間もなにして過ごそう?と思ってパソコンを持ってきたのだが、なくてもそれなりに楽しめた気がする。

ちなみに子供連れの人には、遊具が置かれたキッズルームもある。
朝いってみたら、普通に大人が寝ていた。
本当はいけないんだろうが、混み合っているときは、ここに毛布とシーツを持ってきて寝るのは賢い選択肢。

前に長距離では、東京→四国のフェリー(たしかサンフラワー号)に乗ったこともあるんだけど、こんなに豪華じゃなかった気がする。気分は豪華客船(もちろん本物の豪華客船なんて体験したことないです)

写真

展望風呂もある。
二日目の朝に入ったが、見事な展望風呂。

かなり広く、大きな窓の向こうは広大な海。
脱衣所の窓からは、いるかの群れを見ることができた。

写真

ビール飲み(自分です)のためには、あちこちに自動販売機がある。
少し高めなので(アサヒスーパードライ350mlで300円)、余裕あれば、大洗の街中で買ってきたほうがいいと思う。

あとコインロッカーは、開ければ100円戻ってくるタイプなので、貴重品はまっさきに入れちゃうのが吉。

フロントの脇には、携帯充電機もある。
(ただ部屋にも電源はあるので、充電器を持っているなら部屋で充電可能)

写真

そうそう携帯。

沖合にでてどのくらいまでつながるのかなあと思ったら、1時間以上経過して、陸地がちょっと見えない場所でも普通に電波状況よしだ。もしかしたらフェリーとしてアンテナをつんでいるのかも。で、衛星通信でどっかにつないでいるとか。確認してないけど。

写真

ちなみに一個失敗したのは、大洗で時間がなく、食料が買えなかった事。
レストランメニューは、夜・朝・昼と1種類ずつのバイキングメニューしかなく、あとは売店でのカップ麺&パン程度。

ちゃんとお弁当を買っていったほうがいい。

写真

給湯器や電子レンジはあり、自由に使えた。

写真

夕食も朝食もカップ麺で過ごしたが、
お昼だけ、レストランのカレーバイキングを食べることにした。

ビーフカレーやチキンカレー、野菜カレーなどを自由によそって食べれる。
カレー以外は、レタスサラダくらいしかなかったけど、紅茶などはいろいろあって、800円なら満足。

写真

そして苫小牧フェリーターミナル到着!

大洗港をでたのが18:30、苫小牧着が翌日の13:30なので、所要時間19時間。

写真

意外に短く感じられた。

船内が広く、ふらふら歩いて探索してるだけで結構時間がたったというのもあるだろう。

写真

苫小牧フェリーターミナルからは札幌行きのバスがでている。
13:57苫小牧発で、札幌駅前ターミナル着は15:45、バス運賃は1,270円。

いろいろ心配もあったけど、
一度乗ったらすべてクリア。


北海道旅行に「フェリー利用」は、楽しいよ~。

旅行の記事一覧