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香港に行こうとして間違って中国広東省に入ってしまった話

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マカオのホテルから無料送迎バスに乗って再びフェリーターミナルへ。
乗りながら地図を見ていたんだけど、「なぜ海が右側?」とちょっと違和感を感じた。まあでもきっと島にわたるブリッジが一方通行とかそういうこともあってぐるっとまわるのかな?とか思ってしまった。

着いたところはかなり大きな建物。
行きと雰囲気が明らかに違ったものの、行きに着いたところは臨時フェリーターミナルだったので、こっちが本物なのかもとか思いながら、他の乗客と一緒に建物の中へ。

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そしていきなり出境の列に並んだ。
フェリーのチケットはどこで買うんだろう?先に出境手続きしちゃってチケット買えず・・・とかないのか???

いろいろ引っかかることありつつ、とにかく人が多かったし、一度出境手続きを始めたら逆流することはできないので、さらに通路を歩いて反対側でまた入境手続きして「なぜここで入境???」と思いながら、最後の出口をでて、

「さあ香港に向かうフェリーに乗るぜ!」と思ったら・・・

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えええっ!!??

どこここ~~~!? (>_<)

巨大な高層ビルそびえる大都市。ものすごい喧騒。
そしてコップもった物乞いもたくさん。

どう考えてももうここはマカオではない。
もちろん香港でもない。

フェリーに乗るどころか、海ですらない。

警官がやたらたくさん歩いていたので近付くと、
すぐにここがどこだかわかった。
制服の肩のところに書いてあった。


「中華人民共和国」

(>_<)

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どうやらマカオから中国に入るゲートに来てしまっていたようで、私がその時たっていたのは広東省の珠海。

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時間は22時近く、考えている余裕はない。
ひとりなら「ここかマカオで一泊」という選択肢もあるが、実は週末合流して一緒に旅行する友人が23時半には香港市内に到着する。

仕方なくまた中国からマカオに入る長い列にならび手続きをし、マカオ側でも入境手続き。

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「香港ドルしかないけど・・・」と運転手さんにお願いして路線バスに乗り込み、

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今度こそ本当にフェリー乗り場へ。
残念ながら22時半出航のフェリーは欠便で23時発になってしまったが、無事24時過ぎには香港に到着することができ、先に宿に入っていた友人とも合流することができた。

いやー、焦った焦った。

ちょっとでも「?」と思ったら、すぐ確認しなくちゃいけないという一人旅の基本を、久しぶりに痛感しました。

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