中国で三時のおやつ2種類
和田(ホータン)で長距離バスの時間までちょっと暇になったので、食べてみたかった「おやつ」に挑戦。ま、単に歩きすぎて、そろそろ足がきつくなってきただけってのもあるけど。
ひとつは、中国版ところてん「涼粉(リャンフェン)」。・・・を注文したら、お店の女性に「メイヨ」と言われ笑われてしまった。「うちには涼粉はないよ!」と。
よく見たら「涼皮(リャンピー)」専門店。
「涼粉」と「涼皮」の違いがわかってないけど、どっちでもいいや。
トレイの上にあった、半透明のきしめんみたいなのと、厚焼き玉子みたいなのをスライスしたものをボールにとって、そこにたれをかけて混ぜる。
で、毎回洗わなくていいようにビニール袋をかぶせたお皿に盛りつけ、香菜などをちらす。
出来上がり!
実は、自分の口にはあわないんじゃないかな?と思っていたのだが、ピリ辛の酢醤油が結構おいしい。あぶらっぽいものとか、甘いものとかを食べすぎた時なんかにもよさそげ。
これは、地下のショッピング街の中の小さな(テーブル3つだけの)お店で食べたんだけど、今度は屋台でも食べてみたい。
その後、まだちょっと時間があったので、バスの中で食べる中国菓子を買いに行った。
そこに、おしゃれなケーキを発見。
他の町でも、洋菓子を扱っているお店をいくつか見たんだけど、「これはちょっと・・・」というようなごてっとしたものが多かった。
これはなんだかおいしそう。
二階は喫茶店になっているという。
喫茶店も滅多に見なかったので(実は2階以上の場所にあることが多いのだと、この時気づいた)、入ってみた。
高そうなスーツをぱりっと着こなした漢族の男性2人が、ポットの紅茶を頼んで飲んでいた。
かなり高級感のある喫茶店だ。
なんで、天井から星とかぶらさげないほうがいい気もするんだけど、それは外国人の余計なお世話って奴だよね。
メニュー見てびっくり。
コーヒーは、18元からになっていた。
タクシーが市内一律5元、牛丼に匹敵するような牛肉面も、大きさによって3元/5元というところが多い。普通に換算したら日本円で270円だが、物価差を考えると、1000円以上のコーヒーだ。
そりゃ、客層違うわけだな。。。
で、肝心のコーヒーは、好みの問題だと思うけど、
自分的にはいま一つ。
なんか粗っぽい味な気がした。
そしてケーキ。
まず第一に、アプリコットだと完全に信じて最初にぱくっとたべた赤いものは・・・
「ミニトマト」!
何の疑いもなく甘いものを想定していたら、いきなり酸っぱいトマトの味が口の中に広がったので、その驚きと言ったら!!!
「もしかして、このキウイに見えるものはきゅうりだったり・・・」
「ピーチかと思っていたものは、かぼちゃかもしれない・・・」
など、疑心暗鬼になりながら、その他を食べたが、ミニトマト以外は普通だった。
生クリームは、昔自分が子供のころ、家でケーキを作るので、紙パックに入った生クリームを買ってきて泡立てたやつみたいな味。
これまで海外で食べたケーキとしては一番おいしかったんだけど、
期待値が高すぎたので、感想としてはいまひとつだった。
ただまあ、ケーキにミニトマトは、ありかもしれない。
余談だが、西側の窓からは広場が見下ろせる。
その窓際の席はこうなっている。
いちテーブル毎に、カーテンで仕切られているのだ。
ちょっと奮発してのデートスポットかもしれない。
というか、あの高値のコーヒーは、こうした場所代を含んでいたんだなと、飲み終わってから気づいた。
> 続く
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