和田(ホータン)へのバス旅
今回の旅行では、鉄道でカシュガルまで行き、そこから折り返す形で、タクラマカン砂漠の南側を通ってウルムチまで帰ってくるというルートにした。天山南路北道、天山南路南道、そして最後は河西回廊を通ってシルクロードの入口である西安に到達する予定。
もっと時間があって、もっと体力があって、
そしてイランや中央アジアの情勢が安定していたら、国境のない本当のシルクロード体験をしたかったんだけど、そうもいかない。
すったもんだの末(単に自分が中国語できないのが理由なんだけど・・・窓口の女性スタッフにはご迷惑をおかけしました)、やっと買えたのは、予定していた寝台バスではなく、深夜に和田(ホータン)に着くバス。
ただ、普通の暮らすではなく「豪華バス」と書かれたもの。
値段もちょっと高めだった。
うーん、どのあたりがどう「豪華」なのかよくわからなかったんだけど、きっと先に「普通」を体験していたら、この快適さを実感できたのだろう。
確かに、椅子はクッションもきいていて、リクライニングもして、座り心地悪くない。
見た目も立派なバスだ。
そして、緑茂るオアシス都市、カシュガルを抜けて
低い草木が生えているエリアや、
砂漠地帯に突入したあたりから、どんどんしんどくなってきた。
すごいはずむんだな、これが!!!
舗装されている道路を走っているんだけど、かなりでこぼこ状態みたいで、はずむはずむ!
もしかしたら、最後部の席に座っていた自分が悪いのかもしれないけど、とても中で仮眠をとる状態ではない。途中から、前の座席背面についている手すりをつかまっていないと、お尻が痛くなるほど。
10か所以上だと思うけど、道路部分の補修工事が行われていて、その時には舗装道路をはずれたう回路をぐるっとまわることになり、そこでも震動が激しかった。
かと思ったら、砂漠の中に突然バルーン。
道路工事の完成かなにかを祝う式が行われたのか、これから行われるか・・・ということみたい。
出席する来賓の人も大変だなあ。
そうして、和田(ホータン)にたどりついたのは夜かなり遅い時間。
中学生の時、地図帳の中で見つけて以来、「どんな街なんだろう」とずっと気になっていた和田(ホータン)。
やっと来たぜ♪
> 続く