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クロスカブ(JA10)に巻き付け式グリップヒーターを装着

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もう一か月以上前になるが、クロスカブに念願だったグリップヒーターを取り付けた。
購入したのはこれ。

グリップ自体を交換するタイプのほうが確実なんだけど、買ってから一度も取り外したことないグリップを非力な自分がはずせる気がしなかったので、より簡単な巻き付け式にした。

結論からいうとこれで何の問題もなし。
面ファスナーでの固定は思っていた以上に強固で、操縦していてすべったりずれたりすることもなく、不自由さも感じていない。

あと一か月もすれば今年はお役御免になるので、これで十分だ。

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届いた製品はこんな感じで、配線にはヒューズもついている。
後は赤い線を+に黒い線を-に結線するだけなので簡単♪

・・・と、慣れた人なら思えるが、経験値もない自分にはこんな単純作業でもハードルは高い。

どこを分岐させればいいのか。グリップヒーターは発熱器具だから電力消費も多い。分岐させる場合に不適切な個所とかあるのかしらん。

いろいろ悩み、諸先輩方のブログ記事なども読んだ結果、クロスカブでUSB電源の取り出しによく使われる赤いサービスカプラ―のちょい先を使うことにした。

ここは既にUSB電源の取り出しで使っているので、それを分岐させる必要がある。

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分岐させるには、ダブルのギボシ端子を使うことにした。
エーモンからは分岐させるためのハーネスなるパーツも売られていて、これも別機会で使えそうなので購入。

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●エーモン/クルマDIY情報 クルマいじりのネタや製品の使い方をご紹介

電線の被覆剥き(ストリップ)やギボシの取り付けなどは、エーモン公式サイトの動画講座で勉強した。これはとてもわかりやすいし基礎が身に付くのでおススメ。私もこれを見たおかげで不安払しょくされた。

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実作業には不慣れなので、事前に机上で下準備。
分岐パーツなども事前にすべて作り、バイク脇ではなるべく差し込むだけの単純作業で済むようにした。

ひとつ失敗したのは赤いカプラー部分。
カプラーのオスとメスを外せばよかったものを、なぜか血迷ってカプラーから電線を引っ張って金具ごと無理やり抜いてしまった。それによってカプラーがちょっとゆるゆるになってしまい接触不良を起こしやすくなったので、結局一か月後にカプラーを交換する羽目に。何でもそうだけど、力任せにやっちゃだめ。

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分岐も無事でき、USB電源もグリップヒーターも両方使えることを確認して絶縁テープでぐるぐる巻きに。

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テープは、あちこちで評価されていた「ブチルゴムテープ No.15」。

自己融着式とのことで、確かによく伸びるし、でこぼこでも綺麗に隙間なく巻きつけることができて使いやすい。しかも後で剥がしてもべたつかず、何度もやり直したりする初心者には本当にありがたい存在。

これも動画でどう巻きつけたらいいかをお勉強。
いや~、YouTube動画が本当に助かる!

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グリップヒーターは温度三段階。
まずはボタンを長押しすると赤いライトがつき消費電力は20W。もう一回押すと青色になり15W、さらに押すと緑色で10W。

温度は40度~60度とのことだったけど、実は緑色でもかなり熱く感じられ絶対に40度ということはないので、もしかしたら温度切り替えができない不良品の可能性もある。まあ特に不便はないのでいいけど。

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巻きつけた状態がこちら。
多少膨らむが違和感はなく、アクセルを回す時に滑ることもない。

これだけだと手の外側が寒いが、実際はハンドルカバーをつけているので、グリップヒーターをつければ数十秒でぽかぽかになる。

今回配線を分岐した赤いサービスカプラ―の先はACC電源で、キーをアクセサリーに回さなければ電気は流れない。なので停車している時に長時間電気を消費し続けてバッテリー上がりになってしまうリスクはない。

また一度キーをオフにすれば消え、再びキーをまわした時にはグリップヒーターの電源はオフになっている。コンビニなどで一休みするたび再度ボタンを押してグリップヒーターの電源を入れないといけないのはちょっと面倒だが、そのほうが安全だ。

バッテリーに負荷をかけちゃうのも何なので、街中でコンビニやスーパーに行くなど10分以内程度の走行の場合には使わず、30分以上走る時のみ活用している。

先日は、住んでいる横浜から実家がある千葉・香取間の移動の時に使ったが、いつもなら指先の感覚がなくなるくらいに冷えていたのが、むしろ熱いくらいで快適。指先が暖かいとそれ以外の場所も不思議とぽかぽかする。

「なんでもっと早くに設置しなかったんだろう」

と思いまくりだ。

今回エーモンサイトで電気周りの基礎を学んだことで心理的ハードルも一気に下がったので、他にも気になっているアイテムの取り付けに挑戦していきたい。

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