日本酒をこよなく愛する人に見てほしい本橋テープ「一升瓶ホルダー」
これ考えた人天才。
ある日、Twitterで回ってきた写真に一発ノックアウトされた。
なんだよ。この極悪なホルダーは。。。
— holyz (@holyz) January 20, 2021
モトハシテープ MOTOHASHI TAPE 一升瓶ホルダーhttps://t.co/iyf7HCqSwu pic.twitter.com/J6NPFdt2Pf
どんな商品なのかは、ねとらぼの記事を読んでもらえたら。
●「花見で大活躍しそう」「欲しすぎる」 資材会社が本気で作った「一升瓶ホルダー」が極悪すぎると話題に (1/2) - ねとらぼ
話題になっているのは、「本橋テープ」が開発した商品「一升瓶ホルダー」3300円(税込)。一升瓶に取り付けることにより、一升瓶を肩掛けにして運べるという酒柱大歓喜の商品となっています。
脊髄反射でFacebookシェアしたところ、災害ボランティアつながりの知人・大石さんの地元企業の商品で、しかも現物をお持ちだという。「使ってみます?」とご提案いただき、お言葉に甘えて私物を拝借することになったのだが・・・
わお!まさかの"中身"まで!!!
なんと静岡・大村屋酒造場の「女なかせ」まで一緒に送ってきてくれた。
その顛末についてはこちらの記事を読んでほしい。
(ちなみに大石さんは静岡県議会議員をされている方です)
さっそくシェアハウスのラウンジに持っていったところ、当然だが他の居住者さんの反応も最高によかった。
「なんちゅうもんを」と驚きながらも、リクエストに応えてポーズをとってくれるテレワーク昼休み中のHさん。
肩がけにすると、不思議なほど一升瓶が身体にフィットする。
バランスも非常によく安定している。重さを感じない。
注ぐ時はこんな感じ。
右手で一升瓶のお尻を軽く持ち上げれば、肩とベルトの接点が支点になってベルトがスライドし、瓶の口側が下がる。満タンの一升瓶を傾けているとは思えない程、軽々した動作だ。
真横から見ると無駄に漂う武器感。戦闘シーンのようだ。
これで「俺の酒が飲めないのか」と酒ハラスメントしてみたい。あるいはされたい。
斜めがけもありだ。
これなら絶対に落とさない。
細身な人なら一升瓶の存在感が増すし、福々しい身体をお持ちの方なら贅肉が一升瓶のクッションとなり、それはそれで素敵なハーモニーとなりそうだ。
結構な重さではあるが、梱包材などを作っているメーカーならではの強固な作りで不安はみじんもなく、不思議と肩への食い込みもない。
メーカーの想定にはおそらくないと思うが、キッチンドランカーにもいいかもしれない。
料理をしながら、飲みたくなったらすぐ注げるよう、大事な一升瓶は常に背負っておく。
背中に一升瓶が触れているというだけで、心穏やかに。
まあ本当にそんな状態だったら禁酒セラピー受けたほうがいいけど。
新型コロナ情勢下で、在宅一人飲みが続いている人も多いだろう。
片手で持ち上げられる瓶ビールやワインと違い、日本酒一升瓶を手酌するのはちょっと大変なもの。でもこの一升瓶ホルダーがあれば楽々。
2~3合飲んで酔いが指先まで到達しても、うっかり落下させて大惨事という事態を防げる。
そして最後の一滴までしっかり注ぎきり飲みきることができる。
一升瓶ホルダーは、映える。
厚みもある緑や茶のガラスに巻き付いた黒バンドが、被写体としての一升瓶をきりっと引き締めてくれる。
それを証明するため、わざわざ横浜みなとみらいまでやってきた。
リモコン撮影で残念ながらピントがずれてしまったが、どうだろう。
一升瓶ホルダーのおかげでかなり格好いいスナップになっていないだろうか。
これ、ただ一升瓶を抱えているだけの図柄だったら、「真昼間から飲んだくれてる寂しい中年」になっていたはずだ。
一升瓶を背負って旅したい。
そして好きな風景を探し、そこでひとり静かに飲みたい。
会食禁止?
飲んでない時はすぐマスクしろ?
いやいやそれより、誰も人がいないところで伸び伸びと飲もうよ。
寂しくなんかないよ、一升瓶と一緒なら。
・・・つか、横浜みなとみらいの赤レンガ倉庫街でこんなにも人がいないとは!!!
もっと自由になろうぜ!
意味もなくそう叫んでみたくなる。
どうだろう。
日本酒一升瓶を買ったことないというそこのあなたも、物欲そそられていないだろうか。
私も、日本酒や焼酎を一升瓶で買ったことなんて過去数回しかない。
だからこの一升瓶ホルダーは正直いって自分には必要ないものだ。
だけど何故だか欲しくなってきている。
現在注文殺到で在庫切れだが、楽天のショップで注文すれば2月下旬から3月中旬のお届け。花見には間に合うし、おそらく今年も三密避けての「外飲み」が流行すると思うので、春から秋まで活躍の場は結構あるだろう。
四合瓶ホルダーもよさそげだ。
最後に細部を軽く紹介したい。
口部分は強力マジックテープになっていて、ここを外さない限り勝手に抜けることはない。
肩掛けベルトは取り外しが可能になっている。
チェックすべきは、ベルトの縫い目のところ。こんなにがっつり縫い留めてあるの、初めて見たよ。梱包材メーカーならでは。
下部も同様。
上と下両方取り外せば肩掛けベルトはなくなり・・・
この取っ手部分だけが残る。
これだけでも、あると注ぐ時に非常に楽だ。
肩掛けベルトには反射素材の白糸が縫い付けられ、光が当たると明るい光を返す。
キャンプ場や花見などで、泥酔した人がこれ背負ったままふらふら徘徊してしまっても、車や自転車からの視認性がアップし、最悪行き倒れても、ヘッドライトや懐中電灯をもった捜索隊に発見されやすくなる。
真っ暗なキャンプ場で一升瓶を探しやすいというメリットもある。
どこまでも作り込まれていて本当にすごい。
お花見やバーベキュー、キャンプにプライベートビアガーデンでも、持参したら注目を集めること間違いなし。なんなら人気者になれるかもしれない。
現在は在庫切れとなっているが、
三密避け、青空の下で美味しい日本酒を楽しく飲める日が来ることを夢見て!