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「小さい財布」に隠しポケット付き新モデル登場~Tileも使える?

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「財布をこれに変えるだけで幸せになれる」

なんて言われたら怪しさ満点だが、実際そう。2014年に自分へのXmasプレゼントとして買って使い始めて以来、外出時の身軽さが劇的アップしていいこと尽くし。

●公式サイト「小さい財布」

それについて書き始めると記事1本分になるので今回はしょるが、そんなアブラサスの「小さい財布」に新モデルが登場した。Appleの紛失防止タグ「AirTag」を挿入できる隠しポケットが付いているのだ。そのニュースを見て、Android派はきっと思ったはずだ。

「AirTag以外のスマートタグも入るの?」

今回レビュー用に1点提供してもらったので、Android派として実験してみたい。

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ちなみに、左が2014年に購入した小さい財布。
買った当初はもっと明るい色だったが、毎日持ち歩き、時にポケットの中で雨に濡れたりして、気付いたらこんな味わいのある色に。使い込むと色や質感も変化してゆくのが革製品ならではの醍醐味か。

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小さい財布の基本構造は一緒なので、9年間愛用した財布で使い勝手を紹介しよう。
このサイズなのに、お札は折らずに入れることができる。私はレシートも結構溜め込んじゃうけど、特に問題なく全部入っている。

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小銭はこちら。
もちろん普通サイズのお財布のようにたっぷりは入らないが、出し入れしやすく、溜め込まない習慣もつく。

特に今はコンビニでも自販機でもおサイフケータイ使うようになって小銭の出番自体が減っており、個人的にこれ以上の容量は不要だ。

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カードは4枚入れている(実際は5枚まで入る)。
小さい財布を使うようになって最も変わったのは、持ち歩くカードの枚数だ。

それまでは、いろいろな会員証も毎日持ち歩き、クレジットカードも3枚入れていた。

今は会員証やポイントカードは基本スマホアプリで、クレカや銀行口座も整理・断捨離した。
月に2回使うかどうかのカードを何枚も持ち歩くのは効率悪いし、そのためにポケットにも入らないサイズのお財布を持ち歩くのはしんどいだけ。

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そしてこの白いものは、紛失防止スマートタグで、「MAMORIO」の薄型貼付けタイプのタグ「FUDA」だ。
ただ自分は今、カギやバッグには別の紛失防止スマートタグ「Tile」を使っているので、できれば財布もそれに揃えたいところ。

なので新モデルの発売には大いに興味をそそられた。

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こちらが、今回登場した新モデル。
基本的な構造は、現・小さい財布と一緒で、重なる部分を徹底的になくしたり薄くしたりして究極の小ささを実現した、ミニマリストに大人気のお財布だ。

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異なる点は2点。
ひとつは、小銭入れ部分の背面、お札収納部との間に隠しポケットがついてる。これがAirTag収納場所だ。

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ホックがついている。

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もう1つの違い。
これはどの時点からの変更かは未確認だけど、小銭入れの底が斜めになってる。

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こちらが現在使っている、底が斜めになっていない小銭入れ部分で、収納容量はこっちのほうが多い。

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お札とクレジットカードも移し替えてみた。
いい感じ♪

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二本指サイズの小さい財布。
普通に考えたらこれ、小銭専用もしくはカード専用の「サブ財布」だと思うだろうが、お札も小銭もカード類も全部入りのれっきとしたメイン財布だ。

自分はスマホを「旅ストラップ」で首提げにし、この財布をポケットに入れて、手ぶらで外出することも多い。とっても自由なスタイルで、もう大きな財布の生活には絶対に戻れない。

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横から見るとこう。
まだ初日で厚みがあるが、使っているうちにつぶれて薄くなってゆくはずだ。

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そんなわけで、ここからが本題。
紛失防止のスマートタグを隠しポケットに入れようと思う。

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まずはAirTag。

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ホックを外して・・・

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軽く押し込めばスルスルと入っていく。ホックを留めれば落ちることもない。一番奥には革の切り込みもあるので、取り出すのも楽々。

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小銭入れに響くのではと思ったけど、AirTagが入っているところは底が斜めになっていて小銭が溜まっていないので特に問題なし。

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横から見てもさっきと違いはない。

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バッグの薄いポケットにも入るし。

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バイクジャケットのポケットにもスルっと入る。
この小さい財布以前は、サイズにして2倍以上の財布をずっと使っていたので、ポケットぎりぎりサイズで、外出時は他に荷物がなくてもバッグ必須だった。

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こんなミニサイズで全部入っちゃうなんて、当時は思いもしなかったよ。
そして今はもう、元のサイズには戻れない。

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ちなみに小さい財布なら・・・

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ほとんど飾りポケットのようなコートの胸ポケットにだって・・・

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入れられちゃいます♪

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そして今回のテーマはこれ。
AirTagが入るのはわかった。でもAndroidスマホではAirTagは使えない。

選択肢としてはMamorioやTileだが、家の中で見失った時に音を鳴らして探したいので、Tileが入ると非常にうれしい。

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厚みは、中央部はどちらもさほど変わらず。
ただ形状的に、縁部分はAirTagのほうが薄く、小さい財布の隠しポケットに入れた時の影響も少なそうだ。

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縦横サイズは、AirTagのほうが上下左右各1mmずつくらい小さい。

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入るかどうか半信半疑で挿入してみたところ・・・

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やった、入った!

そんな強く押し込んだりもしていない。
ジャストサイズだ。

ちなみに私が使っている製品は、最新モデル「Tile Mate(2022)」ではなく以前のもので、サイズは縦横3.5cm。最新版は角が丸みを帯びているが、サイズは縦横3.8cmとひとまわり大きくなっているので、入るかどうかは不明だ。機会があれば試してみたい。

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小銭入れ収納部への影響は、AirTagを入れた時より大きい。
これで硬貨12枚だが、あと5,6枚くらいでパンパンかも。

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財布全体に対しては、それほど負荷はかかっていないと思う。
多分使っているうちにTileもより馴染んでくるだろう。

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そんなわけで結論としてはTileの縦横3.5cmの旧モデルであれば、割とスムーズに入る。

入れておけば、紛失した時にスマホアプリを起動して、どの時点まで手元にあったか(Bluetooth通信できる範囲にあったか)もわかるし、アプリ操作で音楽を鳴らして位置を探すこともできる。

有料プランに登録すれば、登録場所(自宅や勤務先など)以外で手元から離れてしまうと、スマホ通知で教えてくれる機能もある。

そしてAIアシスタントの「Alexa」「Googleアシスタント」と連携させれば、「アレクサ、財布を探して」と言って、財布の中に仕込んだTileから音楽を鳴らすこともできる。本当にいろいろ便利だ。

夏、薄着の時だってパンツの後ろポケットに財布を突っ込んで、手ぶらで外出ができる「小さい財布」。隠しポケットがついたことで、紛失した時の慌てずに済むようになった。

まもなく12月。
一年頑張った自分へのご褒美、あるいは誰かへのクリスマスプレゼントとして、この新「小さい財布」を検討してみてはどうだろう。

●公式サイト「小さい財布」

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