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「51号兵站」DVD購入!

写真自分はかなりネットで買い物する人間で、時にブツが届いても「なんだっけ、これ?」と完全に忘却の彼方。

珍しく代金引換だったこの荷物も、支払いしても中身なんだか全くわからず。
開封して明細書見て、やっと思い出した。

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税込2,562円だったこの商品は、4枚組の中国ドラマのDVDセット。

ショップは、日中貿易のマーケットプレイス的サイト「JChere.com」の中にある、個人向けオンラインショップで、中国の映画・ドラマDVDや音楽CDを購入することができる。

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このショップで買ったのは初めてなんだけど、封筒を開けると、なぜかギフト包装みたいになっていて、しかも真ん中になにか張り付いている。

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パンダの絵が描かれた木製のしおり。
2000円台の買い物で、こんなおまけがついてくるのも珍しい。

もっと粗雑に届くと思っていただけに、この二重の丁寧さにちょっとびっくりしてしまった。

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そしてこれが中身。
プラスチックのケースとかではなく、普通にビニールの袋に入っている。
上部の真ん中に穴が開いているので、中国では吊るして売っているのかもしれない。

この中にDVDが入っているというのが、
なんかちょっと不思議な感じ。

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タイトルは「51号兵站」。
昨年シルクロード旅行している時に、夜よく見ていた。

中国では、抗日戦争を舞台にしたドラマや映画が非常に多い。
多数あるチャンネルのどこかを回せば、どこかでやっていたりする。
その多くには、日本人が見ると「日本人やめたくなる」ようなシーンがバシバシでてくるんだけど(でもアメリカ人が原爆投下地の実態は知らないように、日本人である自分も日本軍が中国で何をしたのか無知なんだろうなあと思う)、この「51号兵站」はもうちょっとストーリーも複雑で、登場人物も多く、いろいろな人間模様が交錯していて面白い・・・みたい。

(↑なにせ中国語だけなんで正確なストーリーはわからず見ていた)

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舞台は上海。
抗日戦争ものといっても、ドンパチというより、(たぶん)謀略モノって感じ。

(たぶん)内陸に拠点を構える(たぶん)共産党の(たぶん)物資輸送、特に(たぶん)医薬品の輸送の(たぶん)拠点だかルートの確保だかをめぐって、(たぶん)在上海日本軍の特務機関と共産党の同志とか、あと青幇とかが、(たぶん)情報戦を繰り広げて、そこに(たぶん)愛国心とか野心とか恋愛とか、友情とか、そんなのが絡むようなストーリー。


ぜんぜん違っていたら笑えるなあ(^_^;


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パッケージに内容紹介もあったので、あとで辞書も使って、もうちょっと正確に読み取ろうと思う。

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DVDは4枚組み。
薄いビニールケース1枚に2枚ずつ重ねて入っていたけど、DVDって別にこんな簡単な包装でも大丈夫なのか。

そういや、今利用してるオンラインDVDサービス「ぽすれん」だって、もっと薄いビニール封筒に入って届くわけだし同じか。

なにはともあれ、これで輸入物で税込2,562円なんて安い!
パッケージもちゃんとしてるし、違法コピーDVDとかじゃないと思うんだけど。

さらにすごいことが。
テレビドラマは結構長編ストーリーっぽかったから、「その一部なのかな?」と思ったらどうやらそうではないらしい。

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ひとつのDVDになんとこんなに詰まっている!
4枚で全26話。1話は40分くらいで、恐らく放映1回分だと思うので、きっとこれでドラマすべてがカバーされているのだろう。

うーむ。

しかしもうひとつ心配の種があった。
とても重要な問題なんだけど「だめなら2,500円は勉強代だったと思おう」と開き直って注文したのを思い出した。

確か海外のDVDって、
買ったことないからわからないんだけど、


「りーじょんこーど」なんちゃら


とかいうのがあるよね。
買ったのはいいけど、本当に映るんだろうか???


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映りました!うれしい!


これって、パソコンだから?(うちにはDVDプレーヤーもテレビもない)
よくわかってないんだけど、まあ見えたからいいとしよう。

5時間近く分も収録されているけど、画質は特に問題なし。
十分きれいだ。

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そしてもうひとつ心配だったのが「字幕」。
字幕と言っても、もちろん現地のDVDなので日本語の字幕ではない。中国語の字幕だ。

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ばっちりついていました\(^o^)/


中国でテレビを見ていて驚いたことがある。
ほとんどのドラマに字幕がついているのだ。
あと、特に「字幕表示」選択とかしなくても、デフォルトで表示されている。

聴覚障害者用に義務付けられているのだろうか?

おかげで、中国語がわからなくてもだいたいの意味が把握できたし、文字を読みながら声を聞いていることで、結構中国語の発音やよくある言い回しにも慣れた。

日本語や英語だと難しいと思うのだが、
中国語の字幕は、出演者が話している内容すべてが文字で書かれる。

日本語だった「いいですね」と5文字になるところ「好」と1文字で済む。

上の画面には、

「来杯珈琲 好 清」

という会話が書かれているが、これが日本語だったら

「コーヒーを一杯飲んでいきなさい いいですね どうぞ」

みたいな感じで(中国語ちゃんと勉強してないのでたぶんこんな意味だろうというだけです)、2~3倍の長さになってしまう。
単に短くて読むのが楽というだけでなく、漢字なら、視覚的に見てぱっと意味もわかる。

そして何より、中国語の勉強にはもってこいの教材だ。

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これが主要登場人物の一人、日本軍の田中敏行なんとか長(大佐とかそんなあたりか)。なかなか凛々しいキャラクターで、時々チャーミングだ。

でもやっぱり格好いいのは、(たぶん)特務機関の馬科長。
橋爪功を少し若くして、策略家っぽくしたような。


+++


このドラマを暇なときに何回でも見ようと思う(といっても全26話なので見終わるまでに時間かかりそうだけど)。最終的な目標としては、このドラマを


半分以上理解できるようになること!


そして、この中から日常会話でも使える言い回しを覚える!
既に中国で見ていたのと、届いてから何時間か見ている間だけで「我知道」とか「生意」とか「我想・・・」「走!」「清坐」とか、よくでてくる単語やフレーズは自然と覚える。もちろん「話す」までいたらなくても、聞いててなんとなくわかればそれで十分だしね。

今さら文法とかやっても続かない自信はある。
だったら、普通に見ていても楽めるドラマDVDと、電車の中で時間つぶしにもなるエスプリラインの「スピードラーニング中国語」で、「なんとなく中国語聞いてわかるかも~」レベルまで達すればそれでいい。


目指せ!中国語なんとなくマスター!



スピードラーニング中国語


↑これも続けてます♪


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