東京タワートップデッキがグランドオープン!初日第一回のツアーに参加
今年開業60周年となる東京タワー。その地上250メートルにある特別展望台が一年半の改修工事を経て、昨日3月3日、「トップデッキ」としてグランドオープンした。
「トップデッキツアー」に参加必須ということで、初日第一回、9時にスタートするツアーを予約。早速登ってきた。
自分の周りではあまりこのグランドオープン知られておらず、記念品がもらえる初日ツアーもしばらく埋まらなかったので「広報失敗してるんじゃ?」とちょっと勝手に心配してたけど、メディア取材もかなり入っていた。事前にプレス限定ツアーも開催されていたようぁ。
専用の入り口から。と言っても、ここをくぐった後は正面玄関入ったところにあるエレベーターに誘導される。
スマホにイヤフォンがついたようなガイド機が一人一台貸与される。言語バージョンもたくさんあるようで、日本語以外の人もスタッフが設定してくれる。
でもここではまだガイド機はなくてOK。エレベーター内のリアルガイドが案内してくれる。
そしてまずはメイン展望台に。エレベーター降りた瞬間に目に飛び込んできた眺望に思わず歓声をあげてしまったが、ここはまだトップデッキではない。
だけどこの眺め!!!
見事な晴天で、遠く富士山まで見渡せる。地平線のうっすら黄色い帯がなんだかスギ花粉に見えてしまい少々心がざわつくが。
そしてここから今度は、トップデッキに上がるエレベーターに向かう。
私たちは「9時のツアー」だったが、特に9時に集合して一斉に上がるわけではなく、次の回の人たちの開始時間までに上がればいいみたいだ。
財布忘れて少し遅れそうになり全力疾走してしまったけど、そんな慌てなくてよかったんだなと。
ちなみにトップデッキに向かうエレベーターに乗る前に、特別な部屋がある。内部撮影禁止なので写真はないが、なかなか面白い趣向の空間だった。
そして今度は、オレンジ色の鉄筋をすぐ近くに見ながらのエレベーター上昇。迫力満点。
到着!
ほんとに鏡だらけだ!幾何学模様で近未来的な内装とのことだったが、確かに。
9時の回は、それより先に入場している人が皆無なので、空いていてゆったりと見ることができる。
メイン展望台とは全く違う角度から、大都会東京を見下ろすことができる。
実はスカイツリー展望台も二度登ったが、高すぎて飛行機から下界を見ているような感じになってしまうので、ある程度ビルも一つ一つ見え、道を走る車なども認識できる東京タワーからの展望の方が、私は楽しめる。
子供達も大喜びだ。
ちなみに登って来る途中には、東京タワーの歴史や概要を語り続けていたガイド機。ここでは東西南北指定して、見えている風景の解説を画面に表示させたり、あるいは音声で解説してもらうことができる。
あの建物はなんだろう?なんていう疑問もその場ですぐ解決するのがありがたい。
なお、この大きな屋根を見て「わお、増上寺って上から見るとこんななんだ!!!」と初日9時の回で友人と盛り上がっていた人は私です。
お恥ずかしい、これが増上寺なわけないですね。インナートリップ霊友会の釈迦殿でした。
そして再びメイン展望台に。
ここで初日限定の記念品をもらった。ボールペンとかキーホルダーとか、市販の東京タワー土産だろうと思っていたら、なんとグランドオープン記念に日付まで刻印されたグラス。これは嬉しい!
さらにカフェでお茶&ビールして
強化ガラス越しに下界が見えるスカイウォークをこわごわ覗き込み
メイン展望台からタワー下に立つ建物屋上までは階段で。これがすごく良かった。歩いている人もほとんどおらずの貸切状態。高所恐怖症とかでなかったら、帰りは是非このルートで。
そして、お土産ショップなどが多数並ぶ、フットタウンの屋上に。四月からはマザー牧場のビアガーデンが始まる場所だ。
大人一人2800円。それでこれだけ楽しめたら安いもの。家族でもカップルでも、一人でも満喫できると思う。
「いまさら東京タワーなんて」という方もいるかなと思うけど、天気のいい日に是非体験してみてほしい。