地元の「ハザードマップ」をチェックしておこう
山口県防府市の豪雨災害のニュースを読んでいて、ふと気づいた。
防府市総務課は「(区域指定で)土砂災害の可能性があるという認識はあったが、周知を図る避難地図の作製は財政的に難しかった。ただ作るにせよ、自分のことは自分で守るのが原則」と話した。(Y!ニュースより)
確かに「自分のことは自分で守るのが原則」だ。
そして自分は、今の地元の「ハザードマップ」をチェックしていない。
「○○○市 ハザードマップ」
などで検索すると、作っている自治体は、公式サイト上にPDFなどのハザードマップが公開されているので、見ることができる。あるいは「どこどこで配布しています」といった情報が掲載されている場合もある。
今の私の住んでいるところは、川があるもののまあ大丈夫そうだ。
でも、たまたま外出時とかに洪水などが発生する可能性もある。
どのあたりが危険区域なのか、どの方向に避難すればより安全なのかを知っておくことには意味があるだろう。
ちなみに今年2月まで住んでいたのは東京都葛飾区なんだけど、
改訂するたびに住民にハザードマップが配布された。
添付ファイルとして一覧があるうちの、一番上のものがいわゆるハザードマップなんだけど、見るとすごい。
西半分は真っ赤で、区の面積の半分くらいは2メートル以上浸水エリアだ。
葛飾区の川沿いを歩いたことある人もいると思うが、
川の水面より、地面のほうが低いのでは?という場所も結構ある。
もちろん前提が「荒川流域で3日間に総雨量548mmの大雨」「荒川下流域で堤防が決壊」で、200年に一回程度しか発生しない事態を想定して作られたものなんだけど、これからは異常気象なんかもあって、200年に一度という頻度はもっと変わる可能性もある。
いざという時のため、地元のハザードマップをネット検索し、
自分の家の周りや、家と駅、家と学校の間のルートなどの危険性・安全性をチェックしておくといいかもしれない。