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エクスパック500、詰め放題!

エクスパック500北海道に遊びに行った(いや出張だったか?)知人のサイト運営者から甘納豆が届いた。郵便局員が玄関まで配達してくれたその荷物は、昨年秋に始まった日本郵政公社のEXPACK(エクスパック)500。存在は知っていたけど、見たのは初めてだった。

▼関連商品(梱包材)▼
  

「エクスパック500」とは、あらかじめ500円で専用の専用封筒(厚紙仕様で245mm×340mm)を買っておき、あとはその中に荷物をつめて宛名を書いて、郵便ポストに投函すれば配達してくれるというもの。重さも、送付先地域も問わず、全国一律500円というあたりが「画期的」で「わかりやすく」「ユーザニーズを満たす」サービスだ。

表はこんな感じだ。

エクスパック500の表

封筒には「ご依頼主様保管用シール」というのもついていて、そこに管理番号が書かれている。この番号によって、電話やWEBでその荷物の配送状況を追跡することも可能だ。

郵便局の「ゆうパック」でもクロネコヤマトの宅急便でも、重さや配送地域によって値段が変わるので、

「これはいくらくらいになるのかなあ?」
「どうやって送るのが一番安くて楽なのかな?」

と悩むがそれが不要な「ワンコイン式」なのが嬉しい。
なんと無料のピックアップサービスまであるという。

エクスパック500、こんな用途もあるだろう。例えば友人にビデオのダビングをお願いしたとする。しょっちゅう会えない相手であれば、お願いする際に住所を書いたこの封筒も一緒に渡しておく。こっちも気楽だし、相手もただ詰め込んでポストに投げ込むだけなので手間いらず。お互いに楽ちんだ。

ちなみに周辺がぐるりと折れ線がついているので、それに沿って折れば多少厚みも生まれ、狭いポストにも入れやすい幅になる。

エクスパック500の厚み

ところで・・・
どのくらい入るのだろうか?
まずは自分の本(おかげさまで第3刷になりました♪)でTRY。

エクスパック500と本

本の大きさはA5版(148mm×210mm)。
4冊でぴったりという感じだが、多少膨らんでも大丈夫そうなのでもう1冊横に入れて5冊。

エクスパック500は本5冊

あふれるほど入れてもいいのかというとそんなことはなく、スーパーの枝豆詰め放題(夏の間うちの近くのイトーヨーカドーで時々やっていた)と一緒で「ちゃんと封ができること」が条件になる。専用封筒にラインが引いてあり、その上に「▼ガイドラインが完全にかくれるように封をしてください」と書かれていた。

エクスパック500の封

あちこちのブログで「チープな紙」(実際には値段は高いんだ、と編集者Iさんは強調)と書かれた自分の本の重さは一冊250gと軽量。5冊で1.25kgだ。ところで東京都葛飾区の自宅から他の方法で送るといくらかかるだろうか?

ゆうパック東京都(23区内/市内扱い)510円(+10円)
ゆうパック東京都(23区外)610円(+110円)
ゆうパック大阪府710円(+210円)
ゆうパック北海道1020円(+520円)
冊子小包郵便物 450円(?50円)
宅急便(60サイズ)関東740円(+240円)
宅急便(60サイズ)関西840円(+340円)
宅急便(60サイズ)北海道1160円(+660円)

§クロネコヤマトの宅急便
§日本郵政公社

この重さだと冊子小包郵便が一番安いが、梱包したり、重さ図ったり、郵便局持ち込んだり・・・は面倒くさい。


それでは、缶飲料だと何本くらいだろう。

エクスパック500と缶飲料

ダイエットのためにワンケース買いこんで(そのままになっている)VAAMで挑戦。

エクスパック500と缶飲料2

よし。
このくらいの厚みなら封もできる。
・・・しかしポストに投函できるのかな?ちょっと疑問。

エクスパック500と缶飲料6本

中身は6本。一本400gなので2.4kgだ。
封筒には「エクスパック500の従量制限は30kgです」と書かれている。
30kgといえば、先日うちに遊びに来た2歳の女の子が12kgくらいだったから、その2倍以上だ。何をどう詰め込んだら、30kgになるというのだろうか・・・。(劣化ウラン弾か?)

最後に音楽CDで試してみた。
(単に企画書作成という憂鬱な仕事が目の前にあって、逃避行動に走っているだけ)

エクスパック500と音楽CD

これはちょっと難しい。
横に二枚入れるとぴったりだが、縦に二枚は入らない。
結局、横に並べた二枚を、少しずつ斜めにずらしながら口のあたりまで詰め込んで14枚。これがいっぱいいっぱいかな。

エクスパック500と音楽CD14枚

ということで、今後はちょっとした荷物を送る時、特に紙など重量がかさむ場合には、このエクスパック500を活用しようかな、なんて思った。

さてさて、仕事に戻ろう。。。

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