ボランティア体験を共有する「復興支援ボランティアにGO!」本日公開
大震災から3か月となった今日、新サイトをひとつ立ち上げました。
被災地でボランティア活動に参加された方の体験レポートを集めたリンク集的なサイトです。
「自分に一体何ができるんだろう?」
多くの方と同じように、自分もずっと考えてきました。
車を飛ばせば数時間という場所で、すべてを失い、不自由な生活を強いられている多くの人達の存在。かたやモノが溢れ返る首都圏で何不自由なく暮らす自分。たまたま地震と津波の被害にあったのが、自分が住む街ではなく向こうだったというだけで、こんなにも大きな格差が生じてしまった現状の中、強い葛藤を感じ続けてきました。
3月下旬に短期間、ボランティア情報をDB化するプロジェクトのお手伝いをさせてもらう中で、他の方の話も伺い、自分が何をすべきか気持ちが固まりました。
- ボランティア数が減るGW明けに現地で支援活動に参加
- その体験談・率直な感想をブログに書く
- そうしたボランティア体験談を共有するミニサイトを作る
4月下旬からボランティア参加のための準備を進め、5月7日~14日(7泊8日)に、ピースボート派遣で石巻のテント村を拠点に活動をし、帰宅後、17日~20日にかけて体験談を記事にまとめ公開し、大震災から3か月となる今日、他の人のボランティア体験談を紹介するミニサイトを公開しました。
このサイトの目的は、東日本大震災の被災地などでボランティアとして活動した方々の体験や発信する情報を、より多くの方と共有することです。
今回、大震災直後に「何かしたい」「ボランティアとして現地に行きたい」という人達を、「素人が軽々しい気持ちで現地入りしたら、むしろ迷惑」と押しとどめる大きな力が働きました。大震災直後の状況を考えたら間違ってはいなかったのですが、それゆえ、受入体制が整った今に至っても、ボランティアに行きたいけど躊躇・・・という人がたくさんでています。
「自分がボランティアとして参加して役に立つのだろうか?」
「具体的にどんな活動をしているのだろう?」
「何を準備していったらいいのだろう?」
「ひとりでも大丈夫だろうか?」
そうした疑問や躊躇を解決してくれるのは、実際に現地で活動をした人達の体験談です。
まだ紹介している体験レポートの数は少ないですが、今後充実を図り、今から夏休み、そして冬にかけて現地入りをしようとしている人達に参考にしてもらえる、そんなサイトに育てていけたらと思っています。
情報提供、どうかよろしくお願いいたします。