• 広告を利用しています/紹介製品の価格・スペックは記事作成時点のものです

これは行くべし!「遠野まごころネット震災後六カ月東京報告会(2011年9月11日)」

写真

来週9月11日(日)に、広尾駅徒歩1分の「JICA地球広場」で、遠野まごころネットの東京報告会が開催されます。もし日時都合つく方がいたらぜひ参加していただきたいのです。

●遠野まごころネット「9.11 東京報告会」

遠野まごころネットは、岩手県沿岸の被災地へのボランティア拠点として、数多くの人達を受入れてきたところです。

●遠野まごころネット公式サイト

自分も二度ここにお世話になって(レポート)、陸前高田市や大槌町など、津波で町が跡形もなく破壊されてしまったところで活動をさせてもらいました。

遠野は、東京から高速バスで一本。
宿泊する場所も無料で提供してくれ、毎朝バスを何台も出して希望する被災地に送り届けてくれる、個人でボランティア活動する人にとっては非常にありがたい場所です。

休み利用して短期でくる会社員や定年退職したシニアの方。学生やフリーター、ミュージシャン、海外からわざわざボランティア活動のため来日した人まで、普段出会えない様々な人達とも会い交流できる、稀有な空間でもあります。

震災の記憶を風化させず、被災地の実態をより多くの方に知っていただくため、震災後六カ月目となる9月11日という日をひとつのくぎりとして、これまでの活動と「今後の復興支援ビジョン」を、ボランティア、関連団体、被災者、県庁、社協から報告いたします。被災地以外にお住まいの方々と震災被害の現状を共有できたらと考えております。

以前、石巻で一緒にボランティア活動した人達での交流会に参加した時、毎月何度も被災地入りしているイギリス人の男性が言っていました。

「どんな形でもいい。日本人は今の被災地を自分の目で見ておくべきだ」

深く同感です。
ボランティア活動は現地の人にとって助けになるからとか、人手が足りていないからとかいう理由だけではなく、その人自身の今後の人生にとって、今被災地の現状を自分の目で見て、何かを感じ、何かを考えることには、きっと大きな意味があると思うからです。

このあたりはうまく伝えられないのですが。
決して「誰かのため」だけではなく、「自分のため」に非常に大きなプラスになるというのは、実際に現地でボランティア活動をした方の共通の思いのようです。

●復興支援ボランティア体験@石巻(15)最後に~参加してよかった

9月11日には、現地で被災地復興支援を中心になって進めているたくさんの方がきて話をします。ボランティアに社協、被災者、県庁の人までが揃って登場するという点でも貴重です。きっとメディア通じて得ている認識とは違う情報もたくさん得られるでしょう。

何が正しいかは各自自分で判断することですが、メディア通じての情報しか得ていない状況というのは、どうしても偏りが生じてしまうと思います。なのでこうした深く関係している人達の「生の声」が聞ける機会というのは非常に貴重です。

「ボランティアにいってみたい」と考えている方にとっても、行動に移すいいきっかけをくれると思います。

長かったような短かったようなこの半年。
被災地に流れた半年という時間と、いま関東に住む私達の半年は、まったく違います。

私自身は、ものすごく残念なことに、この日別件を前から入れてしまっていて参加できないのですが、もしお時間ある方はぜひ、話を聞きにいっていただけたらと思います。

●遠野まごころネット「9.11 東京報告会」

とある一日の記録の記事一覧