「アイランダー2012」で島体験!(5)島グルメ&焼酎をブースで試食&試飲♪
じゃーん!
これ何かと言うと、昨年開催「アイランダー2011」で食べた「隠岐のいか茶漬け」。
程よい味付けのイカにわさびをちょっと。
お出汁も美味しくとっても美味♪
こちらは、兵庫県の家島諸島ブースで見つけた海苔の佃煮「のりっこ」。
パッケージもなかなかお洒落で惹きつけられた。
ブースで試食させてもらい、エネルギッシュなノリの島女性スタッフの方々から美味しい食べ方を指南いただき自分用に購入。からめて和風パスタにしたり、バターと一緒にパンに塗ったり楽しめる。
残念ながら家島は今年出展しないとのこと・・・。
しょうがない、実際に島へ足を運んで買うことにしよう!
全国の島々が集まる祭典「アイランダー」の楽しみのひとつはやはり、島に行かないと味わえないグルメや焼酎。ブースで試食&試飲して、気に入ればその場でも買うこともできる。
「でも今は、日本全国のものが手に入る時代だよ」
なあんて思う方もいるだろう。
確かに、都市部のデパートや駅で開催される物産展の頻度も種類も半端ない。
でも「島」はちょっと別かもしれない。
輸送の関係もあり、島内でしか入手できない特産品も結構ある。実際に島を訪れてみると、見たことないどころか「食べ方すらわからず戸惑う」食材に出会う事も。
これは八丈島(東京都)で食べた「亀の手」。
日本全国で生息しているが、食用にしている地域は限られるそう。島の居酒屋では郷土料理として時々でてくると、島好きな方が話していた。
バリエーション豊かな「ご当地“塩”」も要チェック。
最近はこだわりのプレミアム塩が人気だが、生産量も限られる島の天然塩は、味見するとまろやかでコクも感じられる。島ごとの違いを舐め比べしてみるのも楽しいだろう。
そして島と言えば忘れちゃいけないのが「焼酎」。
島の人達は本当によく焼酎を飲む。
そして、島ごとに実に個性豊かな島焼酎が作られている。
人口数百人から数千人程度の島でもちゃんと酒造所があるのもすごい。
観光で訪れると見学させてくれるところも多い。
これは以前訪れた八丈島の酒屋の棚。東京の酒屋で流通している銘柄もあるが、地元でしか買えないものも数多くある。
これは利島(東京都)の島焼酎「さくゆり」。
ボトルもスタイリッシュで、お呼ばれの時の手土産としてもよさそげ。
島の焼酎と言えば思い出すのが今年3月に訪れた与論島(鹿児島県奄美群島)。昨年のアイランダーがきっかけで島マラソンに興味を持ち、「ヨロンマラソン」に参加した。
ここでお酒と言えば黒糖焼酎「有泉」なのだが、「与論献奉」という独特な飲み方がある。
まず、この大きな赤い杯に「親」役の人が有泉をなみなみ注ぎ、口上を述べてから飲み干す。そして空になったことを示すため、頭上後方でくるっとひっくり返す。次は「子」の番。互いに口上を述べながら場にいる人で順番に杯をあけてゆくスタイルは、琉球諸島の他の島々でも現存する。
ぶっちゃけ結構ハードな飲み方だが、場は大盛り上がり。
他のグループで飲んでいた地元の人も乱入してきて、この夜はちょっと一部記憶喪失になってしまった程だ。
そんな島特有の風習や文化話をブースで聞けるのもアイランダーの醍醐味。
「僕、○○○って居酒屋で地元の人に貝ご馳走になりましたよ」
「そこ今もありますよ。○○○が美味しいって評判で」
「わー、それ食べましたよ~!」
来場者と島の人が、旅行で訪れた場所や店の思い出に花咲かせている光景もあちこちで見られた。
そうそう、初めて訪れる人のために、昨年日本離島センターの人に聞いた「これは要チェック」なグルメをご紹介しておこう。
- 東京都青ヶ島の島唐辛子
- 広島県大崎上島の醤油
- 鹿児島県十島村(トカラ列島)のバナナ
- 三重県鳥羽・志摩諸島のアオサ
小ぶりな島唐辛子は、刺身を食べる時つぶしてちょっと醤油に加えるとピリ辛で新鮮な味わいに。
「これ、島ではどうやって食べるんですか?」
見慣れない食材を見つけたら、ブースで積極的に質問してみよう。
島ならではの面白い食べ方や味付けを教えてもらえるかもしれない。
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