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「アイランダー2012」で島体験!(4)移住希望者のための体験プログラムいろいろ

アジャイルメディア・タイアップ・レビュー。この記事は、アジャイルメディア・ネットワークのタイアップです。

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アイランダーに足を運んで得られる貴重な情報。
それは「将来いつか島への移住を」と考えている人に向けた様々な支援・体験プログラムに関するものだ。

●全国の島々が集まる祭典アイランダー2012

いきなり「移住」というのは、特にIターン組にとってハードルが高い。
島への移住に際しては、地元の人のアドバイスなど受けながら仕事や住居など決めていくことも大事。

今回沖縄離島めぐりをしながら、移住して島で唯一の地ビール作りをしているご夫婦や、ゲストハウスを営んでいる方などと話をさせていただく機会があった。地元に溶け込み、思い描いていた理想の島生活を送っている人も多い一方、結局うまくいかず引き上げてしまう人もいるとのこと。

「まずは期間を決めて試しに住んでみたい」
「どういった仕事があるか、地元の人に話を聞いてみたい」

・・・なんて人達のため、移住受入に積極的な島では、さまざまな体験プログラムが用意されている。

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会場に着いたらまず、入口すぐの場所に設置された「行こう!暮らそう!島の情報提供コーナー」をしっかりチェックしよう。素通りしてしまうにはもったいない魅力的な企画も見つかるはずだ。

●アイランダー2012会場マップ


興味そそられる情報が見つかったら、フォルダからプリントした用紙を抜き出して持ち帰れる仕組み。

そしてより詳しいことが知りたい場合には、各島のブースで詳細も聞いてみる。
島によっては、実際に移住した人がスタッフとしてやってきているので、実体験に基づくアドバイスももらえるそう。

ちなみに昨年どんな支援企画・プログラムが紹介されていたかというと・・・


隠岐諸島の西ノ島で生活体験

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日本海に浮かぶ島根県・隠岐諸島の島「西ノ島」。
歴史も古く後醍醐天皇配流の地としても知られる。

昨年訪れた時にはモデルハウスが利用できるという制度が紹介されていた。
体験型・滞在型使用者には使用料無料(光熱水費3,000円/日)で滞在が可能。

今年のアイランダー公式サイトの定住情報(PDF)を見ると、現在もこの制度は続いているようだ。

体験用のモデルハウスが2棟あり、そこで、離島の暮らしを実際に体験してから、ここに住むかどうか決めることもできます。

西ノ島町の公式サイトには「島で暮らそう!」というコーナーもある。

●西ノ島町|移住者の声

「どうせ第二の人生ですから思い切って離れてみようと、瀬戸内や長崎の離島、屋久島などあちこち行って見ました。受け入れ体制が他よりもはるかに充実していそうだったので、結局ここに決めました。」

漁業に興味のある人ならここも要チェック。

●西ノ島町で漁師になろう! - 漁業協同組合JFしまね 浦郷支所

島での暮らしの様子も垣間見える楽しいブログはここ。

●離島より発信!島で看護師してみませんか?


国境の島・対馬で2泊3日「田舎暮らし体験ツアー」

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昨年、個人的にかなり気になった体験プログラムがこれ。
今後の実施状況はわからないが、過去に複数回、同様のツアーが開催されている。

体験内容は結構盛りだくさんだ。

  • 主要施設巡り(ハローワーク・病院・スーパーなど)
  • 空き家見学
  • 対州馬の引き馬体験
  • 地元住民との交流会
  • 漁業体験・農業体験など

地元の方との交流会というのがよさそげ♪
実際にはどんな感じのツアーなんだろ?と気になって公式サイトを見たら、過去の実施レポートがあった!

●対馬市の田舎暮らし(UI ターン)情報

↑このページの「平成23年度第2回対馬市田舎暮らし体験ツアー(1.4MB)」「平成23年度第1回対馬市田舎暮らし体験ツアー(1.5MB)」と書かれた間にあるアイコン(赤い色の入った小さな画像)をクリックすると、体験ツアーの様子が写真入りで詳細に紹介されている。

第1回は4名、第2回は2名の参加があったそう。
参加人数は少ないが、その分、じっくりコミュニケーションも図れたことだろう。

島内の施設や史跡を見て回ったり、乗馬・薪割り・農業体験など実際に身体も動かしての体験をさせてもらっている。民泊先での交流や地元の方との夕食会などもすごく楽しそう。

今は新たな募集はないようだが、こうした体験ツアーは他の島でも実施されているので、興味ある方は是非、入口の情報コーナーで探してみてほしい。


人気のトカラ列島で生活体験してみる

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公式サイトには「日本最後の秘境と呼ばれるトカラ列島。自然の息吹と古来の風習を守る温かい人情に出会えます」と書かれているトカラ列島。鹿児島県南方にあり有人島7つと無人島6つから構成される。島旅好きの間でも人気が高く、訪れるダイバーも多いそう。

昨年のアイランダー2011で告知されていたのは、農林水産業に従事したいと考えている人向けの生活体験支援だ。

期間は1ヶ月以上3ヶ月未満。
実際に滞在しながら、農林水産業や地域活動に携わることができるという。

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私も昨年トカラ列島のブースで話を伺ったが、写真いっぱいの島案内冊子も用意され、各島の特徴や名所、独特な文化など詳しく教えてもらえる。

村の公式サイトも充実しているので、トカラ列島に興味ある方は事前に見ておくとブースでの話もきっと盛り上がるはず。

●鹿児島県十島村 ::: ここは刻を忘れさせる島

他にも移住検討者向けに短期滞在用住居を貸し出している島は結構あるようだ。

●やってみんね!「お試し暮らし」

例えば五島市の場合、移住を予定している人が調査・体験のため滞在する場合や、住宅を賃貸で探したり建築中の人が滞在する場合、1ケ月以上6ケ月未満で無料で住居を提供してくれる(浄化槽費及び光熱水費代は利用者負担)。

百聞は一見にしかず。
アイランダーをきっかけに「島ショートステイ」を検討してみるのもいいだろう。


子どもを対象とした「島留学」プログラムも

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移住支援プログラムだけでなく、
子ども対象とした「島留学」に関する情報も!

全校生徒約100人、個人の力を本気で伸ばす少人数教育、自然から学ぶ体験学習やグローバル感覚を磨く国際交流、一人ひとりの可能性を大きく拡げる教育がこの島にはあります。

●『島留学』全国から募集中!(島根県隠岐郡海士町公式サイト)

田舎への移住を考えている人の中には、「子どもたちには、自然にも恵まれた環境で伸び伸びと育ってほしいから」と考えている人も多い。仕事の関係などでなかなか実現は難しいという家庭も多いと思うが、「島留学」という選択肢もある。

実際に隠岐島前高校に島留学した生徒たちの声はここで読むことができる。

●島根県立隠岐島前高等学校「島留学(島外から入学を希望される方へ)」

他の島でもこうした取組みが増えている。
たとえば新潟県にある人口約350人の粟島では、子どもを対象とした「粟島キッズエコツアー」が行われている。

●キッズ・エコ・アイランド 粟島

島内の「あわしま牧場」では、一定期間滞在して乗馬や牧場仕事が体験ができる子ども向けプログラムがあるそう。

今年は福島の子どもたちが対象だったが、夏休みに子どもだけで参加する「牧場暮らしキャンプ」の様子が公式サイトで紹介されている。牧場の仕事をしたり、乗馬レッスンを受けたり、地元の盆踊りに参加したりと、島ならではの貴重な体験を通して成長してゆく子どもたちの様子が伝わってくる。

●牧場暮らしキャンプ:あわしま牧場

家族で移住する場合、大人だけでなく子ども達がちゃんと島に馴染めるかどうかも大事。夏休みなど利用して、こうした短期の島体験プログラムに子どもを参加させてみるのもいいだろう。きっと一生忘れられない思い出ができるはず!

> 続く

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