オーダーメイド紳士靴の自宅採寸キット体験(1)足型編
通販大手のセシールが、突然「紳士靴のオーダーメイド」を始めた。ネット限定の新規事業だそうな。
「オーダーメイド」と「通販」をどう両立させているのか興味あったので、説明会に参加してきた。
≪関連記事≫
・セシールアフィリエイト意見交換会参加レポート (アフィリエイトSOGO.COM)
・アフィリエイター座談会開催(渋谷で働くセシール社員のブログ)
・オーダーメイド紳士靴がセシール(cecile)で始まりました。(stop and start)
まずは担当者から、「なぜオーダーメイド紳士靴なのか?」「なぜこの価格で実現したのか?」という話。通常なら、一足10万円以上が相場。そりゃ、立体的な木型を起こしていちから作るんだから当然ちゃ当然。
しかしセシールでは、既に大量の木型のストックを保有する、東京浅草の老舗「武田製靴」と提携しているので、毎回新しく木型をおこさなくても、過去のストックの中からぴったり合うものがほぼ見つかるとの事。ふむふむ。
あ、肝心の値段を書き忘れていた。
セシールの紳士靴オーダーメードの価格は、
29,800円(税込/送料別)
激しく影響されやすい自分、
担当者の話聞いていたら、妙~に作りたくなってきた。
書くとすご~く長くなるので、このあたりの説明は全はしょり。
興味ある方は、セシール公式サイトで読んでください。
で、ここで紹介するのは、
自宅で自分の足を採寸するための「採寸キット」体験だ。
注文すると、こんな箱が自宅に届く。
中には、足型(フットプリント)と甲の高さを、簡単&正確に採寸するためのキット。
まずはこれ。
フットプリントを採るためのキットで、生け花などで使うオアシス(きめ細かいスポンジ)みたいなもの。
体験するのは、来月幸せなイベントが待っている笠井さん。
実際にできたオーダーメード紳士靴もプレゼントされるとのこと。いいなあ。
「あの~、スネ毛とか剃ってこなかったんですけど大丈夫ですか?」
大量の女性陣のデジカメに周囲を囲まれて恥らう笠井さんのオミアシ。
大丈夫。そのくらいなら公然わいせつ罪にはならない(笑。
いよいよ採寸だ。
採寸キットの横に立つ笠井さん。
がんばれ!
失敗したら、ブログでぼろくそ書かれるぞ!
足をまっすぐ下ろしてゆく。
ちなみになぜ足が3本写っているかというと、ふらついた笠井さんが、セシール担当者の肩を借りているため。
ずずずっ~と、静かに沈むこむように、足がスポンジの中に吸い込まれてゆく。
見ていてもちょっと快感。
親指のあたりだけ、どうしても浮かび上がってしまいがちなので、指でちょっと押し込む。
おおっ~!
と歓声があがった。
「へー、これが僕の足型なんですね」と笠井さん。
反対側の足もまったく同じように採寸する。
最初は緊張するみたいだけど、二度目はなんのためらいもなく、すっと足を下ろしていった。
これで両足完成。
このセシールのオーダーメイド紳士靴、一度型をとっておけば、今後オーダーする時はずっと同じものを使うことができるとのこと。
場慣れしてる笠井さんも、はじめての「素足撮影会」はやや緊張したらしく、
安堵の表情を浮かべながら自分の足型を見つめる。
採ったフットプリントは、ぱたんと閉じた状態で、
甲まわりの採寸キットと一緒にセシール宛に送付する。