山田実穂著「かばのはこ」
ブログで「牛!牛!」と騒いでいたら・・・というわけじゃないんですが、一年以上ぶりにお会いした方から、こんな素敵なプレゼントをいただきました。
前回お会いした時は、筆と硯と墨がセットになったものをいただいたんです。いつも、妙にツボをついてくるセレクト、ありがとうございます。
「かばのはこ」という名前のとおり「箱」。
表には、見てると癒されるよな、テラコッタのかばの写真。
このかば、お昼寝中だそうです。
箱の裏にはこんな説明。
「どうして“かば”なんですか?」
「“かば”が好きだから・・・・・・」。大学時代から、ひたすらかばを作り続けている「かば製造業」の山田実穂さん。ほんわかとあたたかみのある彼女の“かば”は、年々その生息地を広げています。
芸術新聞社ホームページにて、大好評連載中の「山田実穂 かばづくりの日記」をまとめた本書(128頁)。ほのぼのエッセイのほか、その間に製造されてきたテラコッタ、版画(コラグラフ)作品もお楽しみいただけます。
また原型を忠実に再現した特製かばフィギュア(限定エディション入)もうれしい特典。すべてのかばファンへ、あるいはまだその魅力に触れていない人でも、ゆっくりと楽しめる“かば満載”の一冊です。
そいや自分もよく聞かれます。「どうして“牛”なんですか?」って。
・・・と、それとは違う話なんですが、なんかこういうのっていいですね。
ひたすら打ち込める対象を若い頃に見つけ、それをそのまま貫けるパワーをもった女性。
かば好きによるかば好きのための「かば祭り」の様子がレポートされています。
6日間で1000人が訪れたというからすごい!
そしてこれが、本になった「かばづくりの日記」です。
実際には、写真もたくさん入っていて、編集もすごく凝った一冊で、
ホームページで読むのとはまったく別物です。
個人的には「大きなかばの作り方」というところにあった
学生時代の大半をこの「かばを丸焼きする」という難問に取り組んですごしました
のくだりがすごく面白かったです。
(全長180cmなど大き過ぎて、焼くのも大変)
かばは、ちょい前にエジプト・ギリシャに行った時に、博物館だかお土産屋さんだかでカバ像を見て、いいなあと思っていた記憶があるんだけど(古代エジプトでは神の化身として崇められていた)、テラコッタのかばいいなあ。
なんか癒されます。
いつかどっかに、実物見にってみよう。
で、「かばのはこ」に入っているかばの特製フィギュアはこちら。
限定2000個の限定エディションで、ちゃんとシリアルナンバーがふられています。
かっ、かわいい♪
すご~い。
単に、かばが入っていた中箱の上に座らせて写真撮っただけなのに、なんだか格好よくないですか!?これ。
見る方向によって、いろんな表情に。
らぶり~♪
この日届いたばかりのサイバーショット「DSC-T77」と一緒に♪
癒されます、かば。
誰かへのプレゼントに確かにぴったりかも。
●おまけ:Amazonは品切れでした。楽天ブックスに残ってるみたいです(かばのはこ)。