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すみモダン(鈴木海花 著)

知人から本を一冊いただいた。
自分の好奇心をくすぐる本だと思ったのかもしれない。

実際、すごくすごくくすぐられた。
あまり体験したことがない、不思議な構成の本だ。



本の題名は「すみモダン」。
中身は・・・どう説明したらいいのかなあ。

頭から1ページずつめくって「読んでゆく」という本ではない。
気ままにぱらりと開いたページから入り込んでゆく。

写真集みたいな感じでもあり、エッセイ集みたいでもあり、
「ああ、次に京都に行ったらここに立ち寄りたい!」なんて思わず手帳にメモしたくなるカフェの情報もあって、趣味実用の本でもあり。

「和」に憧れる気持ちがぐぐぐっと膨らんでゆく。
自分でも書いてみたくなったり、部屋を見回して「あそこにこんなマットを置いたらおしゃれかも」と思ったり。



お気に入りのお茶でも飲みながら、昼下がり、ぱらぱらとめくりながら、ゆったり楽しむそんな本。

散歩の途中で、和の小物・インテリア、アクセサリーなどを扱うお店を見つけて、つい吸い込まれるように店内に入ってゆく。墨の香りが漂う店内で、棚に並べられたものを見ているだけで、なんだか顔がほころびてしまう、そんな感覚かも。



やってみたい♪
いいなあ、生活の中に「墨」「和」もっと入れていきたいなあ。



普段パソコンのフォントばかり見てしまっているせいもあるのだろう。
文字を手書きするということ自体、減っているせいもあるのだろう。

筆でかかれた文字がすごく新鮮で活き活きしたものに映る。

もともと、手を動かして何か書いたりするのが大好きだった自分。
週末、ちっちゃな硯と筆、そして墨汁を買ってこようかな。

Aさん、素敵なプレゼントありがとうございます。
本当に好奇心をくすぐられてしまいました。

この本、自分も今度、誰かへのプレゼントに使わせてもらおうと思います。

すみモダン すみモダン
鈴木 海花


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