できる100ワザGoogle Analytics（大内範行著）

2007年8月30日

昨夜、渋谷で開催されていた「できる100ワザGoogle Analytics」の出版記念パーティーに参加してきた。

著者の大内さんは、インプレス「できる100ワザシリーズ」２冊目。

できる100ワザ Google Analytics SEO & SEM を極めるアクセス解析ノウハウ
大内範行できるシリーズ編集部

インプレスジャパン 2007-07-19
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前の本の時も、その場でおねだりしたのだが、

今回ももらっちゃいました、変なサイン（失礼！）。

いけてるよなあ、大内さんのサインって。

内容は、少し前にインターフェースが思い切り変わった、「Google Analystics」の解説本で、SEOスキルのうちアクセス解析を中心としたもの。

前の「できる100ワザSEO＆SEM」の時も、“初心者にもわかりやすく”を求められる100ワザシリーズで、SEOとSEM関連で、かつ「100」ワザをひねり出すのは至難の業だったろうなあとすごく感心してしまったんだけど、今回はさらに「アクセス解析」に絞ったもの。

大変だったろうなあ。
（自分も３人共著で「できる100ワザアフィリエイト」を書いたことあるんだけど、正直、アフィリエイトというテーマは非常にネタだしやすい分野だった）

できる100ワザアフィリエイト―ホームページでがっちり稼ぐ実践ノウハウ (できる100ワザシリーズ)
小林智子/藍玉杉村崇和田亜希子

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ちなみに念のため書いておくと、
「Google Analystics」は、Googleが提供している、無料のアクセス解析サービス。

●Google Analytics

企業向けに有償提供されていたアクセス解析システムがベースになっているため、

「えっ、こんなの無償て提供されたら、他の有償サービスやってる企業、全滅ジャン！」

と心配になってしまうほどの高機能もの。

自分は、MONO-PORTALや、仕事で構築を請け負った企業のブログなどで使っていたんだけど、アジャイルメディア・ネットワークに参加させてもらう際、このWADA-blog（わだぶろぐ）でも導入が義務付けられたので、今はここや東京ビアガーデン情報館などのアクセス解析にも使っている。

で、本当にその100ワザがぎっしり。

正直なところ、ちょっと前までのインターフェースは別として、
今のわかりやすくなったGoogle Analyticsでは、特に解説本なんか読まなくても、誰でも使える。

「直帰率」とか、いくつか用語の意味だけわかれば、あとはだいたい見て意味を理解することはできるはずだ。

じゃあ、こんな本いらないじゃん・・・というとそうではなく、
「アクセス解析を見る」のと「アクセスを解析する」では、意味が大きく違ってくる。

自分がまさにそうなんだけど、
割とアクセス解析結果を「見て満足」しちゃう人は多いと思う。

「ふむふむ」と。

なので、ひとつひとつの項目や数字や、グラフとかが何を意味しているのかをきちんと理解し、それを、どう次のアクションにつなげていけばいいのかという「100ワザ」は、読む価値ありだ。

嬉しいのは、いろいろ「目安」数値が書かれていること。
本の中にも繰り返し書かれているけど、実際には、サイトの作りだったり内容だったり、運営暦だったりいろいろな関係で大きく変わるので、簡単に言い切れるものでもないんだと思うけど、素人的には、こういうのがあると助かる。

それがないと、

「じゃあ、自分のブログのリピーター率って多いの？少ないの？何を目標値にしたらいいの？」

と全然見当もつかなくなって、結局、「ただ見るだけ」になってしまうので。。。

ということで、まだちゃんと読み終わっていないんだけど、
せっかく、自分の個人ブログでも「Google Analytics」を導入したので、「ただ見るだけ」じゃなく、しっかりそれを解析し、ブログ内のユーザビリティ高め、アクセスアップとリピーター化につなげ、検索エンジン経由で訪れた人のアフィリエイトコンバージョンアップにつなげていきたいと思う。