仕事と人生に効く100冊の本
クリスマス明けに、素敵なプレゼントが届いた。
配送の人も「Amazonからだけど・・・これはギフトみたいですね♪」と、ちょっと笑顔でそういって箱を渡してくれた。
箱を開けてみると、本当にギフトラッピング(初めて見た・・・)。
本を贈ってくれたのは松山真之助さん。
自分も愛読している書評メルマガ「Webook of the Day」を毎日発行している方だ。
そうだ、本の本がでるって言っていた!
でたらすぐ買おうと思っていたのに、くれたんだ♪わーい♪
カードを見るとメッセージ。
和田さんのご本も紹介させていただきました。P142です。素敵なご本に感謝を込めて。真之助
ええっ!?
久しぶりに、一人で声をだしてびっくりしてしまった。 いや、確かちょろっとだけこの間そういうことをおっしゃっていたような気がするんだけど、実を言うと、「まさか、そんなことはないだろう」と、本気にしていなかったところがあって。
松山真之助さん
本のタイトルは、「仕事と人生に効く100冊の本」。
松山さんだっ♪
最初に松山さんを拝見したのは、去年かおととしの夕方のニュース番組。
大企業の管理職を勤める傍ら、遠距離通勤途中に本を読み、毎日一冊書評のメールマガジンをだし、さらにはセミナー講師なども務める週末起業の実践者として紹介されていた記憶がある。
それよりさらに何年か前に、勤めていた会社の役員が書いた本をメルマガで紹介してくれたことがあり知っていたので(御礼メールをだしたような記憶もある・・・)、テレビで初めて実物を見て、「この人だったんだ!」と一人で喜んでいた。
その後、久米さんの「メール道」出版記念パーティーでお会いすることができ名刺交換をさせていただいたのだが、まさにこの写真どおりの人。
初対面1分後には「なんて暖かい穏やかな人なんだろう」と感じさせる、不思議な魅力のある人物だった。それが笑顔によるものなのか、まなざしなのか、物腰なのか、話し方なのか、何によるものなのかよくわからないんだけど、「こういう人の下とかで働いて、自分も近づきたいものだ」と思ったこともある。
先月は、松山さんが主催する勉強会「ジェイカレッジ」にも参加した。
その時の講師はメール道の久米さん。
パワーポイントの量も20ページとか50ページとかそんな量ではなく(確か80ページを超えていたような)、あまりに濃い内容に圧倒されてしまった。感想をブログで書こうと思いつつ、自分の力ではまとめきれなかった程。
来年はこの勉強会、できるかぎり参加して、知識吸収を図りたい。
書評を先に読むことで、本がさらに味わい深いものになる
本では、タイトルどおり、松山さんが選んだ本100冊が紹介されている。
Webookで紹介されていた時に興味を持って読んだ本もあるし、
「仕事が一段落したらこれ読むぞ!」
と思いつつ、そのまま忘却の彼方にいってしまったものも。(やっぱ、すぐ読まないとだめなもんですね)
なので、こうしてさらにセレクトされた100冊が(その中に自分の本が入っているというのがちょっと恐れ多いんだけど・・・)まとめて本で紹介されていると言うのは、すごく嬉しい。まずは年末年始を使って、この中から何冊か読んでみようと思う。
松山さんの書評は、それだけ読んでいても楽しい。
とっても軽やかな文章で、本の中のポイントをポンポン、リズミカルに掴み揚げて見せてくれる。
本の読み方は人それぞれだろうけど、自分のようにあまりビジネス書を読みなれていない人間だと、ただ頭からダラダラと読んで、消化不良のまま最後まで駆け抜けてしまうことも多い。でも先にビジネス書のマイスターのような松山さんのナビゲーションがあると、きちんと要点を理解し、しっかり味わって最後まで読むことができる。
本を読みながら浮かんできた松山さんのひらめきのようなものも、ところどころに挿入されている。
自分はブッククラブ(読書サークル)に参加したことはないんだけど、きっとブッククラブで仲間と本についてディスカッションする楽しみって、こんな感覚にも近いのかなと思ったりもする。
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インターネット時代で本が読まれなくなっているとよく聞く。
自分について言えば、Webookで松山さんが紹介する本を読んでみたり、あるいは友人がブログで「感動した」と書いていた本を買ってみたりと、以前より本を読む機会が増えた。
本屋さんで何となく買ってしまった本とか、流行の本とか買って失敗することはあっても、そうして誰かが紹介していてそれに共感を覚えて買った本にがっかりさせられることはまずない。
お正月に何かいい本ないかな?と思っている人に、
私はまずはこの本をオススメ。
仕事と人生に効く100冊の本 | |
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追記:今ここまで書いて思い出したのですが、
去年の夏に、松山さんの書いた別の本を読んでブログ記事にレビューを書いていました。
この本もオススメです。
さらに追記:久米さんの「ブログ道」も発売になっていました!
ブログ道 久米 信行 NTT出版 2005-12-23 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |