デイトナの防湿バイクカバー
数か月間、東京での活動拠点としてシェアハウスを借りて暮らすことになり、バイクも千葉の自宅から持参することになったのだが、ひとつ大きな問題が。
バイク駐輪場に屋根がない!!!
今まで自宅でもガレージの中にしまっており、東京で部屋を借りた際にも駐輪場には必ず屋根があった。
「かわいいクロスカブを野ざらしになんてできない!!!」ということで、バイクカバーを購入することに。
バイクカバーは盗難防止効果も
通りから見える場所にバイクを停める場合、盗難防止にもカバーは必要だと諸先輩方からアドバイスされた。
カブは決して高いバイクではなく、むしろ20万円台と安価。しかもそこら中にある。ただその頑丈さや高い実用性で海外でも人気があり、パーツにばらして転売されたりもするそうで、安価なバイクの割に盗難される率は高いそう。実際周囲でも愛車のスーパーカブを盗まれた人の話を聞く。
カバーをすることで、路上から物色してターゲットにされるのを防ぐことができる。もちろん駐輪場の中に入ってカバーをちょっとめくれば正体はすぐばれるものだが、敷地侵入・カバーめくりという不審行動をとるリスクを犯すより、カバーなしで公道から目視確認できるもののほうが狙われやすいだろう。
カバーが原因で逆に錆びてしまうことも
よし、それならカバーを購入だ!
・・・と思ったのだが、実はカバーが原因で逆にバイクが錆びてしまうリスクもあるので注意が必要とのこと。
地面からあがってきた水蒸気がカバーに遮られ内側にこもってしまい、錆びの原因になってしまうのだとか。雨が降った後も、カバーがなければ濡れてもすぐ乾くものが、カバーがあると逆にいつまでも湿度高い状態になってしまう。
そんなわけで、少し高めのものを選ぶことにした。
デイトナの「防湿用エアーベント機構」付バイクカバー
Amazonのランキングやレビューを参考に最終的に選んだのがこれ。
デイトナ(DAYTONA) バイクカバーブラックカバーシンプル L 74452
- 防湿用エアーベント機構:通気性を良好にするエアベント機構をミラー位置に設置。湿気をためない
- チェーンロック用ホール:大型チェーンロック対応/カバーをめくってチェーンロックをする必要がありません(前後)
- 後ろ絞り紐:後ろからカバーの裾を絞ることでめくれを防止します
- BLACK COVER Simpleは、生地をすべて黒にしました
いくつかサイズがあり、車種ごとの一覧がある。
クロスカブはここには乗っていないが、利用した人の口コミだと「Lサイズ」とのこと。
Mサイズでもギリギリ入るかもしれないが、実際に使ってみるとちょっと余裕があるLサイズにして正解だ。特に自分の場合サイドバッグもつけているので。
立体的な縫製になっており、前輪部分と後輪部分の裾部分を紐できゅっと絞り込んで飛ばない/ばたつかないようにすることができる。
また前後両方の裾近くに2か所ずつ穴が開いていて、U字ロックやチェーンなどを通せるようになっている。
私はU字ロックを購入し、後輪をカバー越しにロックすることにした。
全体の中で一番高くなっているのが、前方左右バックミラー箇所。
カバーもここのところが耳のようになっており、内側の三角形のカバーで覆われたメッシュ部分から空気が抜けるようになっている。
「防湿用エアーベント機構」
というやつだ。
雨が降った翌日に中を覗いてみたが、特にカバーの内側が湿って水滴ついているということもなく、カバーが原因で錆びてしまうリスクは低そう。
ほどよい厚みで生地もしっかりしており、前後もわかりやすくなっており(前方の穴がピンクの縁取りになっている)、使い勝手はいい。
半面少々かさばるので、走行時に取り外したものをしまっておく場所にちょっと苦労する。まあ結局、バイク停車箇所近くの植え込みに押し込むことでよしとしたが。
日差しが長時間あたる場所に停めていたこともあり、使い始めてしばらくしたら軽く色あせてきたが、それは仕方ない。むしろ新品ピカピカのカバーのほうが防犯という観点からは心配だ。
とりいそぎ数か月使った段階での簡単な感想。
Amazonの販売ページを見ると、2017年10月時点で400件を超えるレビューが入っていて、車種ごとの適合サイズもよくわかるので、購入予定の人はそれをチェックしてみてほしい。