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日本最西端〜与那国島(1)

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実は、GWに飛行機で旅行に行くのは初めて。「年末年始やGWに旅行するのはお金がある人だけ」なんていいながら、いつも家でゴロゴロとTVのニュース番組で空港風景を見ていた。今回は友人の「航空会社の株主優待券が使えるから!」という誘いで石垣・与那国島に行ってきた。


■4月29日

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ところが前夜は23時まで出版社で作業。しかもへたりながら駅に行ったら事故で電車は遅延。GW前にやらないといけない仕事もあり、なんと寝たのは朝方の5時・・・。つか、そもそも6時半には家をでないと間に合わなかったのだが、それをすっかり勘違いして、目覚めたのは6時。荷物を詰め込み慌てて家を飛び出すが、部屋は散らかり放題、洗っていないお皿がシンクに転がり、生ゴミも処分できず状況。この後の7日間、それだけが気がかりだった。

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ブーゲンビリアが満開!沖縄だぁ!!!

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まずはお昼ご飯を食べに行く。タクシーの運転手さんおすすめの「まーさん道」は、八重山そばやソーキそばはじめ地元料理のお店。

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壁のいたるところに、観光客が記念に張っていった名刺がびっちり。名刺だけでなく、期間切れの定期預金から領収書、お店のポイントカードまで貼り付けてある。とりあえず財布の中からでてきた名前の入ったもの・・・ということなのだろう。

「これだけあると、一人くらい知ってる人いそうだよね」
「わださん・・・“リンクシェア”って知ってます?」
「えっ!?」

・・・いきなり、目立つところに知ってる名前の名刺を発見。

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食べたのはソーキそばとゴーヤちゃんぷるのセット。ごはんもおいしかったしもずくも食べれて満足。ちなみに明日は「ゴーヤの日」だな。

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とりあえずおなかを満たしてから、タクシーに乗って「白保」方面へ。適当なところで下してもらい海へ。白砂にエメラルドグリーンの海!とは行かず、海岸いっぱいに緑の海藻(アーサーってやつか?)。

友人「・・・なんか自分がイメージする沖縄の海と違うんだけど・・・」

とりあえず、磯の香りは満喫した。海の色はすごくきれいだった。

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道路に戻りタクシーを捕まえようということになった。入っていく小道は「夏風景」。田舎育ちなので見慣れた風景でもあるが、沖縄はやはり、植物の勢いというか生命力が半端じゃないと思った。

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特に意味もなく全日空ホテルに立ち寄り、そこで発見したサンセットクルーズを予約。その後宿に戻り、歩いてすぐの「船蔵の里」へでかけた。広い敷地内にお茶できるところや屋外舞台のようなものもある、観光客向けの場所だ。

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グルクンの唐揚げが大好き!

■4月30日

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朝、食事の前にひとりでお散歩。宿はダイビングショップに併設された「海のなかま」というところ。部屋はとても広く、キッチンもついていて、かなり快適だった。部屋をでると目の前に海。

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朝とは思えないような陽射しで、木々の影もくっきり。日焼け対策を真剣にやらないと!

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朝からマリンスポーツに燃える人発見。パラセイルひとつでかなりの高速をだしていた。格好いいなあ。

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友人はダイビング2本することになったので、自分は原チャリを借りて島一周することにした。これは1時間ほど走った後、国道沿いにあったカフェで飲んだパイナップルジュース。おいしかった。

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ただ走っているだけでも気持ちがいい。時々停車して、風景を見る。ただ「わ」ナンバー車がかなり走っているので、頻繁に道を譲るためよけないといけなくて、バックミラーチェックが面倒だった。(人のこと言えないが、普段車に乗りなれていない人が多いせいか、見通しの悪いカーブで危険な追い越しをかけてくるのでちと怖い)

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玉取崎展望台に到着。珊瑚礁がきれい!

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伊原間の鍾乳洞「サビチ洞」に辿り着いた時に事件は起きた。入場料を買おうとショルダーバックの中の手を入れると、どろりとした液体の感触。財布を取り出すと、コパトーンまみれ。バックの中を見ると、白いコパトーンの液体がたぷたぷしている。どうも蓋を閉め忘れたようだ。カード類はもちろん、紙幣も全部コパトーンまみれ。

「すみません・・・これ日焼け止めクリームなので問題はないです」

と1000円札を出すが、おじさん受け取らず「小銭でください」とのこと。くそっ!

買ったばかりのコパトーンがもったいないので、バックの中からすくって手や顔に塗りたくった。一度だけ入り口とカップルですれ違った以外は誰もいなかったので大丈夫だったが、はたから見たら、ばか殿状態だったかもしれない。

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しかし。
人が誰もいない鍾乳洞はなかなかこわい。駆け足で突き抜けると、なんと海にでた。戻ってくる最中も誰ともすれ違わず。本当にGWか??(もしかしたらマイナーな場所だったのかもしれないけど)

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ちなみに乗っていたのはこれです。

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マングローブが生い茂った川。

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友人に頼まれた「川平ファーム」に立ち寄った。ここの自慢はパッションフルーツジャムだそうな。実はこの前後、運転していて眠気がでてきていたので(自転車をこいでいても瞬間的に寝てしまう危険な人間です)、ここで一休みして目を醒まそうと、パッションフルーツジュースを注文。ミルク入りもおいしそうだったのでどっちにしようか悩んでいたら、あごひげがダンディーなオーナーさんが「飲み比べてください」と両方だしてくれた。最高においしかった。特にミルク割りのほう!

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これが川平湾。グラスボートなどに乗れるようだが、既にかなり時間オーバーしていたので通り過ぎた。

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その後、底地ビーチに行ってシュノーケルをしようと思ったのだが、なぜかビーチへの道がわからず、気付くとクラブメッドの敷地内をぐるぐるとまわるはめに・・・。

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思ったより島は大きく、予定時間を大幅に超えてしまったため、後半は飛ばしまくった。市街地まであと1時間以内でつけるというところで、遅いお昼ごはんを食べるため、八重山民俗園に入った。

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八重山そば。島唐辛子をたっぷり入れて食べた。おいしかった♪

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せっかくなので八重山民俗園の中も散策。駆け足だったのでさほど見ていないのだが、リスザルが放し飼いになっているところが楽しかった。とにかく人を怖がらないので、すぐ近くに大量にいるのだ。

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近くで見ると、とってもキュート。

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好奇心も旺盛。落ちていた飴の袋を両手でもって中をなめていた。くつろぎまくっている猿達の日々の営みに、思わず顔がほころんでしまう。

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・・・日々の営み?

ちなみに、あまりにその姿がかわいいので、自動販売機で餌を購入。蓋をあけていたら携帯がなった。

「わださん、いまどこですか?」
「今ね・・・ああっ!大変なことになってるんで、後でかけなおす!」

なんと餌を求めて、3?4匹のリスザルが自分の体を上り始めたのだ。腕にも飛びついてきて、デジカメにもしがみついた。レンズを触るな!!!

しかもそんな自分の姿に、他の観光客のカメラが動く。勘弁してよ。

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