香港から中国・深圳(シンセン)へ日帰り旅行
香港の地下鉄図見ていたら、水色の路線の終点まで行くと、そこから中国・深圳に行けることがわかった。1995年に香港に来た時にも発展途上の深圳に行ったことあったけど、もちょい面倒だったよなあ。
街中の食堂で遅い朝ごはんを食べながら、
急遽、深圳日帰り旅行を決めた。
地下鉄で一回乗り換えるだけで、目的地である、香港側の境界駅に。
かなりたくさんの人が降りた。
そして行き先案内には「↑深圳」と。
いわゆる「国境」よりはゆるいものの、それに順ずる場所。ちょっとどきどきする。
そして出国・・・というか「出境」手続き。
一応、こんな感じのカードを書いて提出する。
「旅客離港申報表」とある。
結局、行く時に香港側と深圳側で1枚ずつ、帰りも同じく2枚、計4回このようなカードを書き、つどパスポートにスタンプを押してもらった。
頻繁に行き来している地元の人はもっと手続き単純ぽく、自動改札みたいなところに、おそらく身分証かもしくは越境用のカードをかざすだけで通過していた。
この幅広い通路は川の上にあり、ここを歩いて越えると深圳側になる。
そういえば昔、ヨルダン─イスラエルや、シリア─トルコの国境を越えた時も、緩衝地帯みたいなところがあったっけ。懐かしい思い出だ(シリア─トルコ間はビザ切れ発生してたためバスから降ろされ緩衝地帯に放置され、単純に懐かしい思い出ではないんだけど)。
深セン側入境時のカードがこれ。
入境審査。
そして無事深圳に入り、建物からでてみると・・・
わお!!!
これが深圳か!
急激に発展を遂げた中国の一大産業都市。
1995年もすでに「経済発展の拠点」として認知されていたけど、たぶんこの風景の中に登場する建物の半分もなかったと思う。道路などは確かにすごく整備されていたけど、空き地も多く、新しいビルが点在し、どこか再開発エリアの初期の頃みたいな雰囲気が漂っていた。
こんな近未来都市風ではなかった。
しかし悔やまれるのは、香港のガイドブックすら持ってこなかったため、深圳入ったものの、右も左もわからないこと。観光案内所がすぐ見つかるかと思ったけど、それもわからず。
仕方ないので、街中のキオスクで地図を買った。
そして、お気に入りのケンタッキーフライドチキンのエッグタルトを食べながら、地図・地下鉄図をざっくり頭に入れる。よし、中国民族文化村に行ってみよう!
中国国内のたくさんの少数民族の文化を体験できるという施設。
驚くほど広く、正直途中で足が疲れてしまい半分しかまわれなかった。
かなり凝った作りの、いろいろな建物や風景があり、民族衣装の女性が踊っていたり、男の人が音楽を奏でていたり。
舞台もいろいろ。
最後は、かなり広い舞台での高度な乗馬スキルも披露するショーを見ることができた。
満足!
ふたたび香港との境界にある駅まで戻ってきて、隣接する巨大なショッピングセンターに。
ここはいわゆるデパート的なところではなく、小さなお店が多数入居した、かなり市場ちっくなところ。面白い商品扱っているところも多く、また本当に素敵なチャイナドレスを仕立ててくれるところもあり、何よりお店の数が半端ではなく、歩いていてまったく飽きない。
チャイナドレス作りたい・・・。
最後に軽く(あまり軽くなかったけど)食事して
再び香港へ。
そして今日のお泊りは、
大昔からバックパッカーにはとても有名な「重慶大厦(チョンキンマンション)」。
ここについては、また別途書きます。