3,500円以下で泊まる!札幌の格安ホテル
今回の旅行では、札幌3泊・弘前1泊・乗り物泊2泊だったんだけど、札幌では「3,500円以下で泊まる!全国の格安ホテル」レポート作成も念頭に置いた宿泊地選びとなった。
うち2泊は、ドミトリーだ。
●バックパッカーズホステル イノーズプレイス
●タイムピースアパートメント
ドミトリーといってもあまりイメージ沸かない人も多いと思うが、相部屋の宿泊施設スタイルをさす。ユースホステルは知っている人も多いと思うんだけど、あのスタイル。
1年など長期で海外旅行している若いバックパッカーは、ドミトリーを渡り歩いて、旅行費用を抑えるとともに、各国からの旅行者と交流・情報交換している人も多い。
自分も学生時代に、海外では何度か泊まったことがある。
ファンキーでクレージーすぎるオージー集団に大笑いさせてもらったり、「吸う?」「自分はタバコ以外はやらない」なんてやりとりがあったり(別に葉巻がまわってきたわけではありません)、欧米旅行者の名前を漢字で書いてあげたりとか、いろいろあって楽しい。
日本でははじめてかも。
どこも1泊だけになってしまい、かつ夜遅くまでビアガーデンしてしまっていたので、滞在時間はほんと短かったんだけど、とにかく新しいきれいな施設で、ラウンジ快適で、オーナー・スタッフもフレンドリーで、海外からの旅行者とも短い会話だけど話ができたりして、楽しかった。
一泊目の「バックパッカーズホステル イノーズプレイス」は、一階部分がほぼ全部ラウンジ&キッチン。
それも、テーブル&チェア・ソファが何組かあって、それぞれ思い思いの場所で、本を読んだり、DVD見たり、備え付けのノートパソコンでメール書いたり、買ってきたビールを飲みながら旅行談義したりと、くつろげるようになっている。
本やDVDのライブラリーも充実していた。
キッチンのカウンターには、ポットと紅茶・お茶が何種類も置かれていて、自由に飲めるようになっている。台所も調理道具や食器がいろいろそろっていて、自炊可能だ。
ここでは、同室女性が半分以上海外から来た人で、
つたない英語で、どこから来たのかとか、北海道までどこまわっているのかなど話ができた。
大洗─北海道間のフェリー便があるという話は知らなかった人も多いようで、いつも興味もってもらえた。
部屋には木製の二段ベッドが4つ。
たまたま大洗濯後らしいところで撮影してしまったのでカオスっぽくなっているが、実際にはもっとすっきりしてる。
この日は満室だったので、自分は上段のベッドになってしまいちと不便だったが、隣の人との間に仕切りを作る巻上げ式のスクリーンがあったり、ハンガーかけられるパイプが設置してあったり、電源も近くにあったりと、なかなか細やかなつくりだ。
ちなみにドミトリー利用の場合には、みつまた持っていったほうがいい。
ひとりで電源いくつも占有していると他の人に迷惑かけるので。
三泊目に選んだのは、「タイムピースアパートメント」という、こちらも非常に新しいゲストハウス。
オーナーはかなり若い方なのかな。
温和でフレンドリーで、もともと関東に住んでいたんだけど、北海道に仕事か何かできて、そのまま定住してこの宿を作ったというような話をしていた。
ここは、アジアンリゾートをちょっと思わせるような、しゃれた家具などが多く、ラウンジの作りも凝っていて面白かった。スケジュールの関係で、どちらも「寝に帰るだけ」となってしまったが、次に行く際には、もっと長逗留してみたい。
もう一泊したのは、「ホテルユキタ」という、こちらは普通のホテル。
部屋も、ビジネスホテルの普通のシングルルームで、ミニキッチンまでついていた。
これで一泊3,980円。
(時期によっては3,500円)
札幌駅からも、市営地下鉄で9分と交通の便はよく、通常はシングル5,000円台以上なんだけど、「レイトチェックインプラン」で22時以降にチェックインだと、この特別料金になるのだ。
さすがにドミトリーは難しいという人も多いだろうが、
こことかだったら、全然普通の部屋なので、問題なく泊まれるはず。
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札幌に限らず、北海道にはたくさんの、
安く泊まれる若い旅行者のためのゲストハウスがある。
もう若い人じゃ決してないんだけど(笑)、やはり旅先での交流とか情報交換とかってとても楽しいし、全く世界の違う人との出会いもあり、インプットされることも刺激を受けることも多いので、また機会があったら、今度はもすこしゆっくり、北海道だけをまわってみたい。