ヤマザキ・ナビスコ「リッツ チーズサンド」と新「エントリー」食べ比べ
ヤマザキ・ナビスコのナビスコ提携が解消され、今月9月1日から新会社ヤマザキビスケットが誕生。TVCMも大量投下された「ルヴァン」など新しい商品が発売開始された。
これがルヴァン。
沢口靖子さんが「フランス語で発酵種のこと」と教えてくれているあれだ。
袋入りのものは「ルヴァン チーズサンドクラッカー」で、間にチーズクリームが挟んである。別に箱入りの「ルヴァン」「ルヴァンクラシカル」があり、こちらが「リッツ」の後継なのだが、まだ見つけることができずにいる。
これはレモンパック。
名前そのまま、これの後継・・・というかヤマザキビスケット版だろう。
そして赤いパッケージは「エントリー」。
なぜこれだけカタカナでなくローマ字なのか不明だが・・・と書きかけて気付いた。
パッケージは表と裏で表記が変わっていた。
ヤマザキナビスコ時代はこれだ。
<追記訂正>こっちが元で、名前も一緒でした!(あと穴の数・配置も)以下の記事は勘違い前提に食べ比べが進んでいます。
実は食べ比べしてみようと、8月中に密かに(?)買っておいた。そして小腹がすいた時も我慢していた。
ヤマザキ・ナビスコ時代の「リッツ チーズサンド」。
そして新ヤマザキビスケットの「エントリー」。
外装も中の個装の袋もデザインが違うだけで、形・サイズは一緒だ。まあ恐らく同じ工場&同じ設備で印刷だけ変えて作っているんだろうから当然だよね。
中身も・・・あれ、完全一致か!?
・・・と思ったが違った。
左:ヤマザキ・ナビスコ「リッツ チーズサンド」
右:ヤマザキビスケット「エントリー」
穴の数が違った。
左:7個(ヤマザキ・ナビスコ「リッツ チーズサンド」)
右:22個(ヤマザキビスケット「エントリー」)
リッツの穴は、中央に1個、その周囲に6個。
エントリーの穴は、配置の規則性が少々わかりにくい。
外周に12個。中央はまっすぐ4個一列、その両脇に3個ずつが2列・・・という配置かな。
実をいうと、この2製品はそもそも別物で、クリームがリッツはチーズ、エントリーはバニラクリーム。挟まり具合もちょっと違う。
さっそく試食。
基本的な味は一緒。
クリームチーズとバニラクリームなので、クリームの味が完全に違うのだが、意外にもその差はそれほど大きくなかった。同じ皿に一緒に持っておいたら、気付かずバクバク食べてしまう人が多いと思われる。
まわりのクラッカーはどうか。
差はかなり小さいが、違う商品なのだということを意識しながら食べるとその差に気付く。
バター多めに感じるのはリッツ。
まわりの塩は確かエントリーのほうが強く舌に感じた。
サイドの商品説明書き。
なじみ深いナビスコの角配置ロゴがある。
アメリカのメーカーだが今はグローバルな食品メーカーとなっており、オレオなど世界中で食べられるものも多い。元の社名の「ナショナル・ビスケット・カンパニー」の略だということはたった今知った。
こちらが新たに誕生したヤマザキビスケット。
長い間、ブランドも定着したナビスコの定番商品を製造・販売することに特化してきていた会社が、まったく新しい名前の商品を一時にどっとリリースする。
準備は大変だったろうし、今はTVCM大量投下しながら、今月の店頭での売れ行きを固唾をのんで見守っているところだろう。
新商品は美味しかった・・・というか、前と同じ味だったのでこれからも買っていきたいし、他の商品も食べ比べしてみたい。