新潟三条のメーカーが作ったコンパクトな卓上燻製器「テーブルトップスモーカー」(2)カマンベールの燻製
そこにあるだけで絵になる、テーブルトップスモーカー。サイズ的に大物はダメだけど(巨大なブロック肉や魚丸ごと1匹とか)、今晩のおつまみをちょこっと燻すのにちょうどよさそう。
まずは何を作ろうか。
悩んだ結果、同梱レシピにあり最も簡単そうなカマンベールチーズの燻製を名誉あるトップバッターに。
用意したのは明治の十勝カマンベール。最初間違えて「切れてるカマンベール」を買ってしまい、もう一度買い直す羽目に。
常温に戻し、そのまま乾燥。
スモーカーに付いていたサクラチップを使う。量はレシピ本によると6gで大さじ1.5とある。ちょい多めだけどこのくらいでいいのかしらん。
サクラの他、クルミやナラ、ウイスキーオークなど、主要チップの種類と特徴もレシピ本に解説されている。
台所で換気扇つけて燻すでもいいんだけど、せっかくなのでお庭でやることに。芝生の上は小さなアマガエルが大運動会中だったので、それを踏まないよう気をつけながらテーブルにカセットコンロをセット。
これはかなりコンパクトで気に入ってるが、屋外で使うには風防付きがいいんだろうな。
しばし強火で加熱し、煙がちょろちょろ立ち上り始めたところで、カマンベール投入!
穴は半分開けで、火も中火に。
ドキドキ。中はどうなってるんだろう。煙の香りを感じなから、蓋を開けたい気持ちと戦う。
途中で開けてフタの内側の水分をキッチンペーパーで拭い取る。まだ5分ほどなのに茶色いものが付着。
先ほどまで純白の白さだったカマンベールは、ほんのりクリーム色に。
でもまだまだかな。
うーん、もうちょいかな。
レシピ本には10分とあったのに、色的にどうだろうとその倍くらい燻してしまった。
そのため、こんな見事なクリーム色に!
美味しそうやん、見た目も香りも♪
縁の近くのシワがなんとも♪
でも包丁入れた瞬間、ミスに気付いた。
中がドロドロだ!!!燻しすぎ=加熱しすぎになってしまったのだ。溶けちゃったよ。すぐ食べたいのに。
冷蔵庫で冷やして固める選択肢もあったが、燻製の完成時間に合わせ飲みの準備も完了していたので、溶けててもいいや!と強引にカット。
背後にあるのは、以前封蝋体験させてもらったメーカーズマークだ。
見た目的にはあれだが、燻製臭もしっかり付き、周りカリカリっとしたカマンベール。中はとろり流れ出るほど。
そしてパクリ。
お、美味しい!!! スモーキーでミルキーで、カリっととろり。どこにでも売ってる明治の十勝カマンベールだが、一味どころか全然別物になる。
今回カマンベールだけだが、網の上はまだスペースあったので、ミックスナッツなんかを周りに並べるのもありだ。
簡単だし失敗もないので(時間オーバーしなければ)、今度またやりたい。