新潟三条のメーカーが作ったコンパクトな卓上燻製器「テーブルトップスモーカー」(1)所有欲満たしてくれる美しいフォルム
すごい燻製器をいただいてしまった。それは新潟三条にあるメーカーが開発したキャンプ用の小型卓上スモーカー。
キャンプでテーブルの上に置き、燻製を作りながら酒を飲み、酒を飲みながらまた次のつまみを燻す。そんな用途を想定した、酒好きアウトドア派な人にとってはかなりそそられる製品だ。
真っ黒な本体。火にかけて使うのがちと惜しくなるような、なんとも言えない手触りの心地よさ。
この中にチップを投入する器が入る。サクラチップとスモークウッドも同梱されていた。
そして燻製するものを乗せる網。持ち上げやすいよう取っ手付きでぴたり収まる。
そしてタジン鍋のような円錐型のフタ。
スモーカー以前買おうと思っていろいろ比較検討したことあるのだが、このフォルムのフタは初めて見た。コンパクト設計でありながら、フタにはこれだけの高さをとっているというのはきっと、煙の動きなどでこの形にメリットがえるのだろう。
フタの上部は木製のつまみ。
これは単に熱が伝わらない持ち手というだけでなく、空気孔の調整をする用途でも使われる。木製のつまみを回すと、このように上部の空気孔が開いたり閉まったり。
専用の布製袋も同梱されていて、キャンプなどに出かける時にはこれに入れていけばいい。
このスモーカーに付いてくるレシピは、あふれんばかりの燻製愛が伝わってくるブログ「燻製記」燻製道士さん監修によるもの。
スモーカー開発の初期段階から絡んでいるという噂も。
実は以前、燻製道士さんが主催する燻製キャンプに参加させてもらったことがあるのだが、キャンプようのテーブルの上にはありとあらゆる燻製がならび、さらに近くで煙が立ち上り、そしてウイスキーが氷の上に注がれるコポコポという音。至福のひと時だった。
そのテーブルの上にこれが鎮座し、次のつまみがどんな色に燻されているのかワクワクしながら眺めつつウイスキーを飲む風景を想像すると、今すぐにでもキャンプに出かけたくなる。
燻製経験のない人でも、これ見ながらまずは試せるはず。
もちろんこの本もおススメ!
あああ。
どれも美味しそうすぎます!
オリーブオイルも燻せるんだ!!!
そそられるなんてもんじゃない。
そんなわけで、早速この小型卓上燻製器を使っていろいろ作ってみたので、引き続きレポートしていきます。