【AD】この夏キャンプ場で!海で!庭で!映画やドラマを楽しもう~アウトドア仕様の充電式小型LEDプロジェクター「BenQ GS1」
「自分の人生、こんな長時間"箱の中"に閉じこもっていていいのか?」
ある時急にそう思いたち、「ソロキャンプする!」宣言。
結果的に友人が集まり賑やかなバーベキューキャンプになったのだが、それを機に小型バイクにキャンプ道具を積んでツーリングに出かけることが新しい趣味となった。
自宅でも時折、70代の両親を口説いて「庭で夕食」をしている。
リビングで毎日同じテレビ番組を見ながら食べるマンネリな食卓だけでなく、たまには違う環境で夜を過ごすのも新鮮で楽しいもの。何より自然の風は心地良く、ダイレクトに耳に響くカエルやコオロギの大合唱は自然との一体感を感じさせてくれる。
ただ頻繁にやるのは難しい。
次第に会話も途絶え「テレビでも見ようか」と部屋に戻ってしまうからだ。
「どうしたらもっと屋外で楽しく夜を過ごせるだろう」
そんなことを考えていた時、コストコ限定で発売される充電式の小型LEDプロジェクター「BenQ GS1」のモニター話を聞いて、速攻で飛びついた。
- 充電式なのでどんな場所でも使える(AC電源も可)
- バッテリーで約3時間の動画再生ができ映画もOK
- 小型で軽量(本体約570g/バッテリー込約970g)で持ち運びもラクチン
- 最大100インチのスクリーンに映し出せる
- 1mの距離でも投射可能な短焦点(狭い場所でも使える)
- スマホと接続しての利用も(Androidなら無線LAN接続で)
GW、さっそく「GS1」をバイクに積んでキャンプ場へ
やってきたのは栃木県足利市にある松田川ダムキャンプ場。
友人夫婦とその友人たちが毎年GWや秋の大型連休を使って長期キャンプを楽しんでいる場所だ。今回そこに混ぜてもらうことに。
バイクに積んでいるのは、小型テントと寝袋、そしてパソコンにプロジェクタだ。
もちろんキャンプ場にプロジェクタを持参するのは人生初。
なお詳細スペックや機能などは詳しく解説している記事がいくつもあるので、そちらを参考にしてほしい。
●自宅でもキャンプ場でも!? どこでも使えるBenQモバイルプロジェクター『GS1』の実力をチェック! - DIGIMONO!(デジモノ!)
●アウトドア利用も可能、COSTCO専売のベンキュー超短焦点プロジェクタ「GS1」 - AV Watch
ここでは実際アウトドアでどう活用できるのか、私のGWキャンプ事例を紹介したい。
舞台は人家からも離れたダムのすぐ下。
日中は日帰りバーベキュー客で賑わうが、夜は広い敷地にわずか6グループがテント泊するだけの静かでゆったりしたオートキャンプ場だった。
既に設営は完了していた(何もせずごめんなさい)。
巨大なタープの下には、多数のテーブルやコンロ、燻製機にピザ焼き用のオーブンまで並べられ、さながら「キッチンとリビングを丸ごと移転してきた」かのよう。
現地で知ったのだが実はここ、電源が利用できるキャンプ場だった。
プロジェクターが充電式である意味はちょっと薄れてしまったけどまあいいか。ケーブルレスのほうが使い勝手は間違いなくいいしね。
屋外上映会~スクリーンは780円の白布
ベテランキャンパーの友人たちは、自前のビアサーバも持参していた。
真昼間から冷たいビールを煽りつつ・・・
燻製作り。
スモーキーなベビー帆立は絶品!
日が傾き始めた頃、夜の上映会に向け準備を開始した。
といっても大したことはしていない。
サイト内にある木2本の間にビニール紐を張る。
次の作業がこれ。
単にシーツを選択して干しているように見えるがもちろん違う。
スクリーン替わりにすべく、東京蒲田の手芸用品専門店ユザワヤで買い求めたものだ。
「シワになりにくく透過率の低い白い布が欲しいんですけど」
ベテラン年配男性スタッフに相談すると「ポリエステル素材でいいなら5号館にたくさんありますよ」と。行ってみたらなんとコスプレ館。そしてスクリーンに適した布も見つけられた。1.5m幅の布を1m分購入しお値段780円。安いものだ。
上部を洗濯ばさみでクリップ。バイク運搬で多少折り目がついてしまったが、まあアウトドアなので細かいことは気にしないのが吉。
リーズナブルで手軽な屋外スクリーンの完成だ。
日没前でまだ明るいが、試しにプロジェクターの電源を入れてみるとくっきりと映像が投射された。ホーム画面の小さな文字までしっかり見えるほど。
輝度は300ルーメン。
今はホーム用でも、部屋を暗くせず投射できる2,000ルーメン以上のものも出ているが、これはLED光源のため、そこまで明るくはない。
ただ逆に、300ルーメンでもこれだけ鮮やかなのかというのが今回の新たな発見だった。
そしてセッティング完了。
三脚があれば、それに取り付けて使うこともできるのだが、今回は低い木製サイドテーブルの上に本体を置いて使うことにした。
バーベキューなどしながら夜を迎え・・・
いよいよ上映タイム!
パソコンをつなぐとすぐ「新しいソースの検出 新しいソースに変更しますか?」のポップアップが現れた。
反応も非常に速い!
そして上映会の開始。
昼間話題になったモーターサイクル競技「トライアル」の大会を観に行った時に撮影した映像を皆で見ることにした。
横1.5m×縦1.0mの布は、スクリーンでいうと80インチ(1.7m×0.99m)を一回り小さくしたサイズ。
まず驚いたのは設定の手軽さ。
特に台形補正などもせず、単に置き場所を調整して布いっぱいサイズに投影し、最後ダイヤルを回して焦点だけ合わせただけ。わずか1分ほどでぴたっと幅を合わせ鮮明な映像が映し出された。
焦点距離の短さとも関係あるのだろうか。
普段使っているオフィス用の本格プロジェクタよりはるかに楽に感じた。
風で少しはためいてしまったので、布の下部両端に洗濯ばさみをとめロープを垂らして地面で軽く固定。
投射される映像は非常に鮮明できれい!
映像自体の画質がいいこともあるが、ケチらず専用スクリーンを購入して使えば、さらに高精細な映像となったことだろう。
切り立った岩場をバイクが爆音響かせながら登ってゆく激しい競技。
その臨場感がビシバシ伝わってくる。
プロジェクター内蔵のスピーカーだけだが、音も悪くない。
バーベキュー台の周りのチェアに腰かけ、
ビールや焼酎、日本酒など飲みながら鑑賞する友人夫婦たち。
(あとからスクリーンの位置を決めたため、ちょっと遠すぎたが)
せっかくのキャンプで映像なんか見なくてもという声もあるだろうが、これはこれで意外と新鮮な体験だった。
夜は長いのだから、そのうちの一部をこんな過ごし方するのも悪くないと私は思う。特に今回のように3泊4日のキャンプなら、どこか一夜を映画鑑賞の日と位置付け、何を観るか皆で事前に相談したりするのも盛り上がりそうだ。
ちなみにこのオレンジのシリコンラバー製カバーは、キャンプ場など屋外で利用する時に落としても衝撃で壊れないようにするためのもの。本体とバッテリーは取り外して利用することができ、絶対に落とさない自信があり特にバッテリー駆動の必要がなければ、本体と電源ケーブルだけ持ってくればいい。
本体だけなら手のひらサイズ。
フルセットで専用ケースに入れて持参してもこんなもの。
今回はキャンプ道具と一緒にバイクに積んで運んできたが、大きさや重さは特に負担に感じるほどではなかった。
2日目の夜はテントの中で~限られた空間でも短焦点だから問題なし!
そして夜が明けて2日目の朝。
パンケーキにサラダ・目玉焼きという爽やかなキャンプ場の朝食。
さらに昼には何種類もの具沢山ピザを焼いたり・・・
午後は羊の腸に香辛料を混ぜたひき肉を詰めてソーセージを作ったりと、日中は「食」メインの活動。近場の温泉も訪れ、お昼寝したりビール飲みながらくつろいだりしているうちに再び夜となった。
外で炭火バーベキューを楽しんだ後、少し冷えてきたのでスクリーンタープの中に移動することになった。
実は今回はこの中にスクリーンを設置しておいた。
カーペット敷き詰め、まるでリビングのようなタープ内で炭火焼き鳥。
さらに炙りチーズも。
トロリ溶けてきた表面を削り、チーズフォンデュのように茹でジャガイモや野菜スティックにつけていただく。
お酒も進む。
ひととおり食べて満腹になったところで、再びプロジェクターの電源をON。
今晩は何を見るかというと・・・
「実録!楽しくて美味しいGWキャンプライフ」
朝から私がデジカメで撮りためた写真・動画をつなぎ合わせた即席ドキュメンタリー映像だ。
特に凝った編集もしておらず、時系列に並べてBGMをつけただけのシンプルなものだが、不思議とリズム感のあるストーリーが出来上がっているから面白い。
「あのピザは超美味しかった」
「この後、ソーセージの皮が絡まっちゃって大変だったの!」
「あれ、いつの間にこんな映像撮られてたんだ?(笑)」
時間にしたら10分にも満たないダイジェスト版だが、盛りだくさんな一日だったことを改めて実感。こうやってお酒飲みながら、皆で大笑いして一日の思い出を映像で振り返ってみるのは味わい深いものだ。
小柄ボディのお手頃価格プロジェクタだが、
実にいい仕事してくれてる!
1日目に使用した時間は30分ほど、2日目はそれより短く、家で充電してきたバッテリーは余裕で足りた。
パソコンとの間を繋いでいるのはHDMIケーブル。
スマホがAndroidなら、無線LANで接続し、スマホ内に撮りためた写真や動画、ダウンロードした映像なども再生できるそう。iPhoneでもアダプタを購入すればHDMIケーブルで接続することができる(アダプタがちょっとお高いけど)。
「キャンプ場にパソコン持参するのは面倒だなあ」
という人でも大丈夫。
プロジェクタ自体にOSが搭載されているので、USBメモリやmicroSDカードに写真や動画を入れておけば、それを本体に挿入して直接再生が可能。ネット環境があればYouTube動画の再生なんかもプロジェクタ単体でできちゃう。
今回はお試しで短時間の映像を流し鑑賞しただけだったが、それでも十分皆で楽しめた。
次の機会があったら、やはり映画を見たい。
テントの中で、誰もが知っている懐かしの名画を再びなんてのもよさそげだ。
車で運ぶなら、巻取り式の専用スクリーンを持参してもいい。今なら割と安く買える。
「キャンプに行こう」
ではなく、
「芝生の上で映画を観ない?」
と友達を誘ってみるのもありだ。
バーベキューをし、食べ終わってお腹いっぱいになったところで上映会スタート。
映画上映メインの企画なら、料理準備などせず、スーパーで飲み物とつまみを買ってきて、後はリクライニングチェア並べて皆で映画鑑賞でもいいだろう。
それならキャンプ用の調理道具などなくても、手軽に楽しめる。
「アウトドア映画鑑賞」は、キャンプ場の新しい楽しみ方のひとつになるかもしれない。
そんなBenQのアウトドア仕様プロジェクタ。
気になるお値段はというと、
5万円でお釣りがくる程度。
興味ある方はコストコへ。
噂によると、キャンプ&バーベキュー用品コーナーで売られているとか。