ザ・プレミアム・モルツの「缶シェイク方式」
夢子さん、yuuさん、サハラさん、ろんぴさんのビール工場見学レポートを読んでいたら、昨年、局地的に妙に盛り上がった「ビール注ぎ名人への挑戦」の記憶がよみがえってきました。
「缶振り」とか「缶シェイク方式」とか言われるその技、一体どんなものだったのかというと・・・
まず、缶のプルタブを開けるんですね。
・・・かと思ったら途中でやめ、なぜかシールをはがしています。
こだわりがあるのでしょうか。
そしてハンカチを取り出すと上部を丁寧に拭いて・・・
プルタブを持ち上げ、缶を開けました。
開けたプルタブは、ぐるりとまわして、缶から完全にはずします。
さあ、ここからが本番。
両手でしっかりと缶をつかみ、親指で飲み口を隙間なく押さえ込み・・・
???
ちょっと待ってください、先生!
それって、中身100%入ってますよぉ!!!
ああ、びっくり。
手順をひとつ飛ばしていたようです。
そりゃまあ、いきなり正面からビデオ撮影とかされたら調子狂いますよね。
(究極の荒業が飛び出すのかと思った・・・)
グラスを傾け、泡を立てないよう静かに注ぎます。
ゆっくりゆっくり。
缶に1割くらい残して注ぎます。
このグラスだとちょっと小さいようで、少し別のグラスに注いで缶の残量を調整していました。
さあ、今度こそ本番です。親指で口をしっかりと隙間なくふさぎます。
そして勢いよくシェイク!
シェイク!シェイク!
まだまだシェイク!
がんばってシェイク!シェイク!
10秒ほどだそうです。
そしてシェイクを止め、親指を離すと、
「ポンッ」という音と一緒に、一瞬水蒸気のようなものが噴出します。
そして先ほどのビールの上に、できあがった泡を静かにかぶせてゆきます。
クリーミーです。
きめ細かくホイップした生クリームを注いでいるみたいです。
デジカメ握ったブロガー達がじりじりとグラスに近づいてきました。
すごい!グラスのふちぴったり! 計算されつくした「シェイク」です!
空になった缶をグラスの隣において
完成です♪
はい、みんなで拍手ぅ~!
近づきすぎですってば、ろんぴさん(笑
近づきすぎですってば、みなさん!
むーさん、そのクールな表情はなんなんですか!(笑
できあがったビールのグラスをとりあげ、いざ賞味!
くぅっ!おいしそうに飲むなあ。
上手に注がれたビールは、飲んで減った泡が、グラスの動きで泡が再生してゆくそうです。
・・・つか、最初より増えてるし!(笑
その後、みんなで順番にビール注ぎ練習で大盛り上がりしました。
夢子さん、こんな感じです。
ぜひご自宅でだんなさんと一緒に試してみてください。
ただ、酔っ払う前にやったほうがいいです。
失敗すると、家中がビールの香ばしい香りになってしまいますので。
グッ・ラック!
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