東京在住なら一度は食べておきたい「どじょう鍋」~駒形どぜう(前編)
TVグルメ番組によく登場する浅草の老舗「駒形どぜう」。
機会があったら行ってみたい・・・と思いつつはやウン年、ついにその時がやってきた!!!
「熟撰」が飲める店レポーターということで訪れたのは先月下旬のこと。
その時に書いたレポートが、ちょい前に公開された。
●各地のブロガーが堪能「熟撰」と合う逸品レポート
↑「全国の美味いもの」画面一番下に赤丸で「逸品」とあるところをクリックした「東京」のとこ
他にもたくさん写真を撮ったので、
自分のブログにも掲載しておきたいと思う。
老舗「駒形どぜう」は、浅草駅から徒歩数分の江戸通り沿いにある。
ちなみに、この浅草駅出口を一人で撮っている姿を、交差点歩いていたアフィリさんとTUNKAさんに目撃されてしまった。
普段から写真撮りまくりのブロガー。
いまさら別に、街中でデジカメ撮影していても恥ずかしくはないのだが、「一人でブログ用写真を撮影してるところを、他のブロガーに目撃」されるのは、意外に恥ずかしかったりする。
さらに追い討ちをかける、
アフィリさんの鋭い突っ込み。
ア「しかも、最寄り出口はあっちだから」
わ「・・・(恥)」
この老舗の店構えは、初めての人でも絶対に迷わずたどり着ける。
第二次世界大戦で全焼したとのことなので、今の建物は戦後建て直されたものだと思うけど、歴史と老舗を感じさせてくれる。
なぜ「どじょう」ではなく「どぜう」なのかは、公式サイトを要チェック!
200余年の歴史を刻む「のれん」の解説が書かれている。
のれんをくぐって建物の中に入ると、突如広がる広い座敷。
東京のど真ん中なのに、どこか旅先にでもワープしたかのような錯覚に陥る。
建物自体は、昔からしょっちゅう見ていたんだけど、
中はこんな風になっていたのかあ。
やはり一度は入ってみるもんだ。
自分らは階段あがって2階。
8畳の個室だ。
いいじゃん~♪
今回のメンバーは、アフィリさん、TUNKAさん、ろんぴさん、そして自分の4名。
全員「写真撮りまくり」のヘビーブロガーなので、
人目気にせずバシャバシャやれる個室環境は最高にうれしい。
同時に、全員「飲みすぎ注意」な人で、
特に女性陣は、割とさっくり記憶なくす人が数名混じってるので(含む自分)
人目気にせずガブガブ飲んでしまう個室環境は、
「ある意味、危険」。
(結論から書くと、終電逃して真夜中に30分以上柴又街道を歩く羽目になった)
最初に目に飛び込んできたのは、大量の長ネギ。
どじょう鍋用だろうか。
全員、どじょう鍋ビギナーだったので、
お店の人にいろいろ教えてもらい、おすすめメニューを頼むことに。
そして、さっそく「初どじょう鍋」体験を祝して・・・
まずはビールでしょ!
「熟撰」は、ついこの間まで瓶ビールのみしか売られていなかった。
街中の酒屋などではまず入手できず、基本的に「お店でしか飲めない」プレミアムビールだったのだが、3月から、缶ビールも発売され、スーパーでも買えるようになった。
ちなみに自分、まだ瓶だけしか売られていなかった頃、
自宅新年会用にネットで注文して、飲んだことがある。
最近、自宅や友人宅に集まって鍋を囲んだり・・・という機会が増えてきた。
そんな時、「今日はこんなメンバーで何を食べるから、このビールにしよう」とか考えるようになった自分がちょっと好きかも。別に詳しくはないんだけど雰囲気で。
「熟撰」は自分にとって、「今日はガンガン飲むぞ~!」という飲み中心の場面ではなく、みんなでいろいろお取り寄せして、おいしい料理を楽しみながら一緒においしくゆっくりいただくビールといった感じ。普段そんなにビールを飲まない女性にも好評だ。
さすが「江戸の料理」と思ったのは、
注文後、ほとんど待つこともなく七輪が運ばれてきて、
びっしりどじょうが並べられた平たい鉄鍋が乗せられたこと。
やっぱり江戸っ子はせっかちなのかも。
写真だと今ひとつ大きさがわかりにくいかもしれないが、どじょうはそもそもそんなに大きくも太くもない魚なので、この鍋自体もさほど大きくはない。
4人だと、1人4~5尾ほど食べるとすぐなくなる量なので、
何種類か食べたいというグループにはお手頃。
二人連れでも、食べやすいと思う。
平たい鍋で熱のまわりも早いので、割と一瞬でぐつぐつ割下が煮立ってしまう。
どじょう自身は既に加熱されたものということで(別に鍋の上でぴちぴちはねていたりはしなかった。ほっ!)、すぐ長ネギをこんもり乗せる。
乾杯~!
この日、お酒についてひとつのルールが決められていた。
「手酌禁止」
30代の女性3人、
普通にビール好きなので、気づくとどんどんグラス内の水位が下がってゆく。
そして、気づくと手酌でガンガン飲んでしまっている。
でもそれってどうよ。
女性の手酌はよろしくない・・・とお正月に誰かが言っていたのを思い出して、今回はちゃんと「誰かに注いでもらって飲む」を習慣付けようということになった。
どじょう。
ぬるんとした外観なので、一瞬食べるのを躊躇してしまったりもするが、骨まで柔らかく、見た目以上に身がふっくらしていて食べ応えがあり、想像していたよりずっと脂がのった、濃厚な味だった。
臭みは全くない。
たれもおいしかった。
最初、どじょうに夢中でつい忘れてしまっていたのだが、山椒と七味が用意されている。
この山椒をかけると、またがらりと違った味になっておいしい。
「魚に山椒」ってあまりやらないけど、実は非常に合う組み合わせなのかもしれない。
甘みのある白身魚にかけたら、いけそうだ。
●駒形どぜう公式サイト
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