ビール&泡をおいしく注ぐ実験 (2)缶をシェイクする
ビアサーバで入れた、極細クリーミーな泡を家庭でも実現する方法として、あるブロガーから教えてもらったのがこの方法。これも目からウロコでした。やや難易度「大」の技ですが、習得すると確かにビールがぐっとおいしくなります。
未熟な自分がこれをやるのはちょっと危険なんですが、今回は披露してみましょう。
(もしかしたら、後で達人の技を公開できるかも)
さっきとは逆です。
グラスの縁に缶をくっつけて、グラス側面を静かにつたわらせて注ぎます。この時「泡を立てないように注意する」必要があります。
缶に1割ほど残る状態まで注ぎます。
いや、2割だったかな?このあたりも記憶あいまい。
自分のは、ちょい泡がたってしまっていますね。未熟者です。。。
少しグラスに入りきらなかったので、多めな分を前のグラスに少し注いでしまします。
そしてここでひとつ。
普段はきっとやらないことをします。
缶のプルタブをはずしてしまうのです。
ぐるりと回転させると、パキッととれやすくなります。
ただ、気をつけないと(酔っ払っている時にやると)指先を切ってしまいます。慎重にやってください。
はずれました♪
これを「指輪」とかいって、指に突っ込もうとしないように。
子供のころと今では、指の太さが違いますから。
さあ、ここからが「技」になります。
かなり緊張します。
必要なのは「勇気」。
片方の親指で缶の口をすっぽりと封じます。
指の細い女性は、ちょっと難しいかもしれません。
完全に封をしてください。
隙間があると大変なことになります。
ぶん。
ぶん。
ぶん。
・・・何をしているか、おわかりでしょうか?
缶をシェイクしているのです。
10秒ほど、もし可能ならそれ以上、高速シェイクします。
最初に行っておきます。
失敗すると、部屋中が香ばしいビールの香りに包まれることになります。
私は最初のときに、それを体験しました。
自信がない方は、お風呂場での実験をお勧めいたします。
仮に家族から怒られる事態になったとしても、WADA-blog(わだぶろぐ)およびMONO-PORTALは一切の責任を負いません。
そして、指を離すと「ポン」という勢いのある音がして、中の圧力が抜けます。
上の写真拡大してみてください。しゅっと水蒸気のようなものが見えると思います。
さあ、ここで一瞬緊張が途切れるのですが、
肩と腕が疲れているからといって、休んではいけません。
迅速に次の動作に移ってください。
この泡を、先ほどのビールの上に静かにかぶせていきます。
もしかしたら、この時少しグラスを斜めにしたほうがいいのかもしれません。どっちがいいのか、忘れちゃいました。どなたか実験してみてください。とにかく、泡をこわさないよう、静かに注ぐことだけは確かです。
注ぎながら思うはずです。
「なんなんだ!このクリーミーな泡は!!!」
個人的にはこれ、「ザ・プレミアム・モルツ」でやるのをお勧めします。
(缶の口が小さいんです/普通の大きさだと親指でカバーできません)
知人がいろいろ比較実験もしているので、そちらも参考にしてみてください。
究極のビール
究極の「その他の雑種」は飲めるのか?
究極のビール対決
できました!
このまま飲んだら、おひげが生えてしまいそうな、そんなきめ細かいクリーミーな泡です!!!
近づいて見てみてください。
ほら、こんな感じです。
興味わいた方、単にビールを飲みたくなった方、
ぜひ、今晩にでも実験してみてください。
この後、MONO-PORTALお歳暮企画「ザ・プレミアム・モルツ特別企画」の「テーマ2 目指せ!ビール注ぎ名人」詳細を公開する予定ですが、「おいしく注がれたビールを写真に撮って応募してください」というものです。
↑公開しました!
お店でもよし、家庭でもよし。
上記「裏技」でも一般的な方法でも、あるいはそれ以外の新テクニックでもよし。
記事に書いて、どんどんトラックバック応募してくださいね。
>続く