一人前6,600円!日本一高級なレトルトカレー「都城華礼」をいただく
人生後にも先にも、
こんな高級なレトルト食品を体験することはもうない。そう断言できる。
先日知人経由で「体験してみません?」と打診をいただき2箱いただいたのはこれ。
●日本一高級なレトルトカレー「都城華礼(みやこのじょうカレー)」
贈答用として開発された、宮崎牛モモステーキ肉を180gがゴロリ投入された薬膳カレーだ。
いろいろインパクト大なのだが、最大級はやはり
「1人前6,600円」
というそのお値段だろう。
最初に打診をいただいた時には、「桁間違ってないかこれ?」と真剣に思ったほど。
何しろレトルトカレーと言って自分が思い浮かぶのは・・・
備蓄用に常に買い貯めているボンカレー始めとするこれら商品群だ。
1食150円前後。10食分で1,500円いかない。
つまり一般的な相場の
「44倍」
お土産用や、カレーマニア向けこだわりご当地カレーなどでは、一食600円越えもある。それですら自分は買うのも食べるのも躊躇するが、さらにその10倍以上となると・・・
「開封する勇気が出ず」
という状況にすら陥る。
結果2週間にもわたってサイドボードに陳列する羽目になったのだが、月もかわり遂に勇気を出していただくことにした。
緊張の開梱。
このレトルトカレー、一食分ずつ木箱に入っているのだ。
開発秘話には、この木箱を巡るエピソードも書かれている。
●都城華礼・開発秘話05:「日本一高級にふさわしい金粉と木箱を探せ」
中からは「湯煎の後10回以上振れ」の注意書きとともに・・・
金粉!
高級レトルトカレーは、自分の中の貧乏性な部分を浮かび上がらせた。
この金粉も、振りかければフォトジェニックになると理解しつつ、「カレーにかけて食べちゃうなんて・・・何か別用途に使えないものか」と真剣に考えた。
同梱されているカードには、開発経緯とコンセプトが短い文章でまとめられている。
興味ある方は、ぜひこの開発秘話を読んでほしい。
製品のこだわりはもう一枚のカードに。
宮崎県都城市の人気焼肉店が厳選したお肉を使い、スパイスカレーの本場大阪のシェフと世界中のカレーを食べ歩くカレー研究家が手を組んでかつて無い「グルテンフリーのステーキ薬膳カレー」に仕上げました。
薬膳効果が期待できるスパイスバランスとグルテンフリー(小麦粉不使用)にこだわり、お肉メインのカレーでありながら重すぎることはなく、宮崎県名産のマンゴーを隠し味にシャバっとした軽やかで香り高いカレーになっています。
そして遂に実食の日。
1箱目はシェアハウスで他の居住者さんと一緒に試食することに。
鍋で湯煎して、よーく振って混ぜ・・・
お皿に盛り付ける。
袋を開けただけで周囲一帯に香ばしさが広がり、
「これは美味しそう!」
「肉の塊がすごい」
と盛り上がる。
金粉がちょっと固まったまま落ちてしまったのが失敗だったが、6,600円のレトルトカレーという非日常感は人を興奮させる。一口食べては、他の人と感想を交し合う。
大きな肉の塊はまさにステーキ。
開発秘話に詳しく書かれているが、使われているのは宮崎牛のもも肉。
モモ肉を使っています。いわゆるローストビーフとかステーキにも使われる部位です。宮崎牛のサイズも調理前の状態で140gから試したのですが、物足りなくて最終的には180gに。
●都城華礼・開発秘話06:「ついに完成!旨い肉は引き算レシピ」
今回この180gのお肉を6人くらいでシェアしていただいたので一人あたりはちょっとだったが、「あああ、もっと食べたい・・・」という飢餓感が残るくらいがちょうどいい。噛みしめて肉の味わい堪能できる宮崎牛。美味しいお肉は人を幸せな気分にする。
そして個人的にはメインのステーキ以上に感動したのは、やはりカレー本体のほうだ。
とにかくジューシー。
さらりとしたスープなのに奥深く、複雑な味わいが口の中を刺激し身体に染み込む。
隠し味は南国宮崎の特産品マンゴー。
なんという贅沢さ。
シェアハウス居住者からも「美味しい」「流石6,600円」「ずっと食べ続けたい・・・」と絶賛の声があがり、最後の1滴まできれいに完食となった。
翌日。
2箱目を今度はひとりでいただいた。
炊きたてのご飯の上にまずカレーのスープをまわしがけし、最後にステーキ肉2つを並べ、金粉をちらす。
美味しいものは美しい。
既に賞味して感動の味わいも知っているので、写真を撮りながらもう垂涎。
自分で自分のために6,600円のレトルトカレーを購入することはない。
そのお金があれば別目的に使うだろう。
だけど「贈られたら」どうか。
自分では買わない/買えない贅沢品なだけに、テンションはあがるしワクワクする。
いつ食べようか。
何か必死に頑張った日のご褒美にしようか。
それとも凹んだ時の励ましにするか。
特別な人と半分ずつシェアして食べるのもいいよね。
ご飯はやっぱり炊き立てじゃなくちゃ。
せっかくだから美味しいお米買ってきちゃう?
器はどれがいいだろう。
金粉が映えるダークカラーがいいよね。
・・・。
きっとたくさんのことを考えるはず。
シェアハウス試食会でも、「6,600円のレトルトカレーありかなしか」議論が起こった。
同じ金額なら、スイーツ詰め合わせや和牛すき焼きセットなど、もっと無難な贈り物もあるだろう。
ただ「こんなの二度と食べられないよね」というギフトはなかなかない。
「なにやらインパクト大なレトルトカレーを贈ってきた人」
そう長く記憶に留めてもらえる可能性もある。
「その贈答品は万人受けするか?」
という質問も受けた。
万人受けはしないと思う。ただハマる人にはハマる気がする。
それにしても・・・写真を見るだけで蘇ってくるあの味。
スープ美味しかったなあ。
贈答用のレトルトカレー。
もし自分で食べてみたいということなら、ふるさと納税の返礼品にもなっているのでそれを利用してみるのも手だ。
前代未聞の「贈答用」レトルトカレーだから価値がある
接待での手土産、ちょっとしたプレゼント、バレンタインデーのお返し、お歳暮・お中元など、手軽に渡せるサイズ感と「日本一高級」というもらった人への特別感。 すべてを計算しつくし、宮崎牛のレトルトカレーというかたちで完成させました。