アサヒビール本社から見た世の中は“ビール色”なのか?
浅草から見ると吾妻橋の向こうにそびえたつアサヒビール本社。
黄金のなんちゃらオブジェと、奇抜なビアジョッキ本社の組み合わせは、東京の観光名所化している。
初めてこのビルを目にした時に思ったのは、
「アサヒビールから見た世の中は“ビール色”」
に違いない!ということだった(関連記事)
なかは普通の大企業オフィスフロアなんだろうけど、他社と唯一違うこと。
それは窓の外を見ると・・・
「世界全てがビール色」
青々とした秋空が広がっていても、
雨がしとしと降っていても、
新商品発売の準備で徹夜になってしまった翌朝も、地平線から立ち上る朝日は
「ビール色」
に違いないと。
ああ~、素敵だなあ。
・・・なんて勝手に妄想してたんだけど、
ついに潜入のチャンス到来!
受付は16階。
ソファが並ぶスペースに入ると、そこはぐるり窓。
そこから見たその風景は・・・
普通でした。
(さすがに受付フロアで窓の外を撮影している人はおらず恥ずかしかったので、上記写真はあとで最上階にのぼって撮影したものです)
そっか、あれは都市伝説だったのか・・・。
(いや単に自分がそう思い込んでいただけなんだけど)
都市伝説その2「自販機でビールが売られている」
もうひとつの都市伝説。
(こっちは自分の思い込みではなく、誰かから聞いた)
「アサヒビール本社は、社内の自販機でビールが売られている」
へー!
だとしたら、「昼食後のビールは中ジョッキ一杯まで」とかいう社内規定があったりして。社内の自販機での売れ行きがプロモーション予算獲得に直結するとかいって、部署間で購入競争とかあったら面白いなあ。
でもこれも都市伝説だった。
普通にソフトドリンクだった。
(この写真も、部外者が社内で撮ってたら怪しすぎるので、外にでてから撮りました)
黄金の●●●が目の前に!
念願の「ビール色の世の中」を見ることができず、
やや意気消沈していた自分。
それを察したか、アサヒビールの中の人が「いいものを見せてあげます」といって、エレベーターで12階に連れて行ってくれた。
いいもの。
それは・・・
おおおっ!!!
目の前にあるのは、黄金の・・・じゃなくて、「フラムドール」じゃないですかぁ!!!(詳細はやっぱりこちら)
なんかすごい迫力。
地上から見ても半端じゃない迫力だけど、隅田川や都心高層ビル群を背景にした黄金の●●●は、曇り空なのに輝いていた。
見る角度によっていろいろな形になる。
ああ、これが見れると知っていたなら、別のカメラ持ってきたのになあと大後悔。
年に2回清掃が行われるそうだが、オブジェの上には作業時に使うのか、輪っかがついていた。あそこからロープなどをたらして清掃実施するのだろうか。
しかし、そもそも上部にはどうやって登るんだろう?
見れば見るほど、いろんな疑問が湧いてくる。
でも、あそこに立ってみたいなあ。
そして東京を見下ろしながら缶ビールをぷしゅっ!
ちなみに、
10階からだと、真横にどでかい球体が見えるそうだ。
(というか、窓から見えるのはそれだけなのかも・・・)
ついでに、最上部の「ビアジョッキの泡」も内側から見た。
高級レストランになっているので一般の人でも入れるのだが、
高級レストランゆえに、むしろ入りにくいという話も。
(まだオフィス内とかのほうが潜りこみやすい)
こんな感じ。
切子ガラスのように、三角形の窓が組み合わさっていた。
新東京タワー建設地もよく見える。
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なんにしても、
長年の疑問に決着がついて、なにかすっきりした。
あんな間近に黄金の●●●も見れたし。
機会あったら次は、
夜にあのオブジェをいろんな角度から見てみたい。