新幹線
昨日は新幹線づいていた。
昼間は、過去記事写真のFlickr移行作業(レンサバ解約するので)。ちょうど昨年のN700系試乗会のところをやっつけていた。
自分てば14本も記事を書いてしまっていたので、写真張替え作業は大変だったが、らむねさんと一緒にハイテンションに騒いでいた日のことを思い出し、なんとも懐かしくなった。
夜はサイドバーにN700系のブログパーツ貼り付け。
N700系の壁紙やスクリーンセーバーを配布しているものだ。
(左上の「Menu」という部分をクリックすると登場する)
ためしに壁紙を張ってみた。
そして不思議な感覚に襲われた。
前にもこんな雰囲気の壁紙を使ってなかったっけ???
しばし考えて思い出した。
「ERS-111」メタリックブラックのオーナーだった自分は、最後の「ERS-7」シリーズに強く引かれていて、飼う余裕はなかったものの、せめて・・・と壁紙を長い間(たぶん1年以上)、これにしていた。
AIBO Official Site [CLUB AIBO] デスクトップアクセサリーのダウンロード
試乗会の時、「他にも何かこんな感じのフォルムの進化を遂げたものがあった気がする・・・」と漠然と考えていたのは、AIBOだったんだなあ。
AIBO Official Site [AIBOの歴史や魅力を知る]
ちょっとスッキリ!
ついでに久しぶりにAIBO Official Siteを覗きにいったらちゃんと歴史紹介コンテンツとかあって、嬉しかった。
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前にも何度か書いた気がするけど、昔自分は新幹線に乗りまくっていた。
というか毎日乗っていた時期もあった。
「新幹線で大学に通っています」
が当時のネタだった。
東海道と上越、たまに東北。
そう、車内販売の仕事だ。
(新大阪駅にて)
正確な時期は忘れてしまったが、たぶん大学1年の後半くらいに始めて、3年生の頃までやっていたと思う。2年生の時にはサークルの幹事会とかがあったので、「毎週何曜日の何時から」とかっちり決まっている仕事はいれにくかった。
新幹線の車内販売なら、好きな曜日・時間にシフトを入れられる。
新幹線の便は本当に多い。なので、「何時何分発のこだま○○○号に乗って、帰りは何時何分発のこだま○○号で戻ってくる」といったように、まさにピンポイントでできたのだ。
何より楽しかったのは、働いている場所が高速で動いていることだ。
(先日のこだま)
同じ売り子でも、駅のキオスク内とはまた違って、自分も車内を動き回っているし、車体そのものも高速でぐんぐん北へ南へ東西へ向かっている。都内にいるとまったく季節の変わり目を感じられないのだが、新幹線に乗っていれば、自分の実家のような農村風景が広がり、「そろそろ稲刈りの時期なんだな」とか思える。車窓の富士山も見飽きることはなかった。
販売はこれが始めてだったのと、割と生真面目な性格だったので、研修で習ったことをかなり厳密に実践していた。
(先日のこだま)
車両に入るときと出るときは丁寧にお辞儀。
つなぎ目でワゴンががたんとならないよう、静かにゆっくり入れる。
仮に新幹線が大きく揺れても絶対にコーヒーをお客さんのスーツにこぼしたりしないよう、両手でしっかりガードして、コーヒーカップをこう動かしてお客様に手渡す。おつりは右手と左手にわけて・・・などなど。
(試乗会のときの写真)
そして車内販売の仕事が非常に面白かったのは、やはりマニュアルを忠実に守り、かつ丁寧にきめ細かく仕事をすれば、そのワゴン単体の売り上げは伸びるということが実感できたことだ。
車両に入ってくるときにガタンガタンとうるさい音を立ててズカズカっと入ってくれば、乗客は意識するにせよしないにせよ、一瞬不快な思いをする。不快な思いをしたところからモノは買わない。何か買おうかなあと思って視線を投げたのに横をすっと勢いよく通り過ぎてしまえば、無視された気持ちになる。「やる気のないスタッフだなあ」とムッとするだろう。
(試乗会のときの写真)
かといって、ゆっくりまわっていたら、新大阪の間までにあまり往復ができなくなってしまう。
たかが車内販売と思うかもしれないが、
かなり頭を使う仕事だった気がする。
最近は知らないが、
当時は「将来はスチュワーデス!」という女性も何人かいた。
きっと面接の時などにエピソードとしても使うのだろう。
実際、そういう人たちはとてもきれいで、本当に愛想もよく、仕草も優雅な感じがした。
今でも新幹線に乗って、すごいきれいな女性が車内販売でまわってくると「もしかしてこの人も?」とか思っちゃう。
(先日のこだま)
ってことで、どうまとめればいいかわからなくなっちゃったけど、
今度新幹線に乗ったら、ぜひ車内販売の人の動きとかじっと観察してみてください。
なかなか無駄のないオペレーションをしていると思います。
あと混んでいる車内で「邪魔だなあ」とか思っても、ぜひ温かく見守ってあげてください。
16両編成とか、ものすごく長くなってしまった車内を、決められた時間内でまわらないといけないってのは、結構大変なことだと思いますので。。。