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デジカメは旅先のコミュニケーションツール

写真正直、過去に旅行した地域の中で、今回のシルクロード旅行ほど言葉が通じないことはなかった。漢族の人とは、まだ筆談で意味も通じるが、ウイグル族だとそれもちょっと微妙。

ウイグル族にとって、第一言語はウイグル語で、第二言語が漢語。
英語は、数字もわからないという人が大半みたいだ。

「前回の旅行の後も、『絶対に中国語勉強するぞ!』って誓ったんだよなあ・・・」と後悔しても遅い。

でも、せっかくの一人旅。
地元の人ともコミュニケーションしたい。

そんな時、デジカメで撮りためた写真が、会話のきっかけになったりする。今回持っていったデジカメは、モニターとして使わせてもらっている(・・・というか、旅先でどうしても使ってみたくなり、やや強引に一台お借りした)サイバーショット「DSC-T200」だ。

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サイバーショット「DSC-T200」のいいところは、やはりこの圧倒的な液晶の大きさ(大きいというか、背面が全部液晶になってる)。そして鮮やかさ。

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スライドショー機能を使って、写真をムービーのように見ていると、まるで小さな携帯テレビかなにかのようにも見える。

街中の小さな食堂で夕食を食べ終え、お茶を飲みながら、写真整理をかねて再生していると、好奇心いっぱいの店員さんなどが後ろから覗いてくる。ここまで液晶が大きくて鮮やかなデジカメもまず見たことがないだろう。一瞬、それがどういう機械なのか不思議に思うらしい。

「カメラ」

そう言いながらにっこり笑って見せると、向こうも「ああ」という笑顔を向けてくれる。

再生されているのは、街中のいろんな風景だ。

たぶん自分は、異常に写真を撮りすぎる観光客だと思う。

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三輪トラックだったり、

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荷台にかごごとくくりつけられた鶏だったり、

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夜の路地だったり、

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インターネットカフェの看板だったり、

地元の人にとっては、「なぜ、こんなものまで!?」とちょっと驚くような写真群になっている。

そんな写真があると、言葉が通じなくても不思議と会話ははずむ。
ある食堂の女性スタッフは、ある風景写真を見て、「私の家はこのすぐ近くなの!」とジェスチャー交えて話してきた。そのあたりの写真を他にも何枚か撮っていたので、めくると、「そうそうこの先よ!」と、液晶画面を指差した。

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サイバーショット「DSC-T200」は、写真を再生している最中に、写真の一部をタッチすると拡大モードになり、タッチした部分を中心に拡大する。

びっくりする女性。
そりゃそうだろうな。

自分だって、何回もその機能使っているのに、あまりにいいタイミングなもので、びっくりしちゃったもん。

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↑タッチするだけで拡大モードになる

「これは○○○というものだ」

そう名前を教えてくれる人もいる。
ちゃんと書きとめておかないので、結局すぐ忘れちゃうけど、そうした話ができるのも、何人かで一緒に見て楽しめる、液晶が大きなサイバーショットのおかげ。

デジカメも、使い方によっては本当に楽しいコミュニケーションツールになると思う。
特に、まったく言葉が通じない場所を訪れる時にはとっても貴重な存在♪


§この記事は、旅先からMONO-PORTAL運営「ブロガーのためのデジカメスキルアップ講座」に投稿したものを再編集しています


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